そもそも膠(にかわ)とは一体何なのでしょう? その話に入る前に、 絵具の原料について知る必要があります。 皆さんも使ったことがあるチューブの絵具、 一体何で出来ているか知っていますか? 正解は 色の素である「顔料」 と 接着剤である「展色材」 です。 色々入っていそうな絵具ですが、 主な材料はこの二つなのです! 意外とシンプルでしょ? そこで思い出して欲しいのですが、 皆さんが使う水彩絵具のチューブだと ブニュッと出すと ベタっと色が出てきますよね。 ですが実は色の素である顔料は 砂のようにサラサラで、 そのままでは紙にくっつきません。 つまり色の素である顔料だけでは 色が紙に付かないのです。 ちなみに↓写真が、日本画絵具の色の素 「岩絵具」です。 サラサラの粉末が、 色別に瓶に入れられています。 出典:Pixabay そのままではくっつかない顔料を 紙に付ける役割を持つのが、 接着剤であ
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