(CNN) 8日午後、米カリフォルニア州南部からアリゾナ州の一部、メキシコの北部に至る一帯で大規模な停電が発生。150万世帯以上が影響を受け、広範囲にわたって交通渋滞が起きたほか、サンディエゴ空港では欠航が相次いだ。 サンディエゴ・ガス電力会社の声明によれば、停電はアリゾナとカリフォルニアをつなぐ高圧電線で送電が止まったために起きた。原因は不明だが、テロの可能性はないという。 8日のうちに一部では電力供給が再開されたが、完全な復旧には現地時間の9日までかかる見込みだ。 サンディエゴのジェリー・サンダース市長はメディアに対し「(復旧は)遅れている。電力を回復するには時間がかかりそうだ」と述べている。また市長は住民に対し、車や携帯電話の使用の自粛を求めた。 サンディエゴ・ガス電力会社によれば、同社と契約する140万戸全ての電力供給がストップした。アリゾナ州ユマでも約5万6000世帯が停電。メキ