「母船」と呼ぶには、あまりにも貧しい...。 海賊にイエメン沖で襲われたエジプトの商船「Amira」から救難連絡を受けた米海軍が水曜、現場に急行し、海賊17人が乗る「母船」を制圧した時の映像が木曜公開となりました。アサルトライフル8丁とRPG(携行式ロケット弾)の発射装置も回収する快挙...なんですが... む~、これ母船? あまりの貧富差に米ギズは「重装備の突撃部隊」と「海に浮かぶ外便所」と書いてますよ。海賊も小ぎれいなボートに移されて、「ああ、もうおまんまの心配がない」と安堵してるような...気のせいか? 同じくワイヤードが先月入手した海賊側の貴重なホームビデオもどうぞ。こちらはソマリアの海賊が昨年10月、トルコの船舶「Yasa Neslihan」を乗っ取り、身代金要求目的で撮った船内の動画です。荒らすとお金はもらえないので、「船は制圧したが、まだ無傷で綺麗に残ってる」とオーナーにアピ
ケニアのモンバサ(Mombasa)港に到着したドイツの貨物船「ハンザ・スタバンガー(Hansa Stavanger)」。4月にソマリア沖で海賊に乗っ取られ、8月8日に解放された(2009年8月8日撮影)。(c)AFP 【8月9日 AFP】ドイツ海軍は8日、ドイツの貨物船を4か月間にわたり乗っ取っていた海賊が、貨物船を解放した後、わずか数分の間に逃亡したと発表した。 この貨物船は「ハンザ・スタバンガー(Hansa Stavanger)」(2万トン)。4月にソマリア沖400カイリ付近で海賊に乗っ取られ、乗組員24人が人質になっていた。海賊は3日に貨物船を解放し、270万ドル(約2億6000万円)の身代金と、乗組員の所持品すべてを持って逃亡した。乗組員の歯ブラシまで奪われていた。 ドイツのフリゲート艦が貨物船の解放から12分後に現場に到着し乗組員の健康状態をチェックしたが、乗組員たちはしばらく歯
ソマリアの海賊退治に乗り出している韓国の清海部隊が、今度は海賊船に乗り込み、海賊を制圧した。 合同参謀本部は「4日午後10時15分ごろ(以下、韓国時間)、清海部隊がアデン湾を航行していたバハマ船籍の貨物船“NOTOS SCAN”(3168トン)から救助要請を受け、リンクス・ヘリと高速艇(RIB)を送り、2時間余りで海賊を制圧した」と5日発表した。清海部隊はこれまで6度海賊を追い払ったが、海賊船に乗り込んで作戦を遂行したのは今回が初めてだ。 清海部隊は救助要請を受けてから10分後にリンクス・ヘリを発進させ、続いて午後11時10分ごろ、付近にいたイタリアの軍艦と共に海賊船を追跡した。リンクス・ヘリは、機関銃で警告射撃を行った後、位置を示す煙幕弾2発を発射した。清海部隊は午後11時30分ごろ、高速艇(RIB)3隻を投入して海賊船を取り囲み、5日午前0時1分ごろ、隊員が小さなボート型の海賊船に
国際商工会議所の国際海事局(IMB)が15日に公表した報告によると、今年1~6月のアフリカ東部ソマリア周辺海域での海賊発生件数が、前年同期比で約5・4倍に激増していることが明らかになりました。 それによると、今年上半期の世界全体での海賊件数は240件で、前年同期の114件を大きく上回っています。地域別ではソマリア周辺が最多で、アデン湾で86件(昨年19件)、ソマリア東方沖で44件(同5件)と、いずれも激増しています。(地図) 新しい海域に アデン湾では昨年来、米軍を中心とする多国籍軍やEU(欧州連合)部隊などが民間船舶の警備や海賊取り締まりを強めていますが、結果的には艦船の増加と比例して海賊発生件数も増える形となっています。 IMBの報告は「アデン湾での複数の国の海軍の存在により、海賊の船舶乗っ取りが困難になっているため、海賊をオマーン沖やソマリア東方沖など新しい海域に向かわせている」と述
日中両国が協力して開発することで合意している東シナ海の「白樺」(中国名・春暁)ガス田で、中国船が作業を行っていることが分かり、中曽根弘文外相は中国側に確認を求めた。 中国側は「プラットホームの維持・管理に関する作業だ」と説明しているが、日本はそれを確かめようがない。中曽根外相が「掘削準備のための一部資材が含まれている可能性もある」として、中国側に重大な懸念を伝え、信頼を損なう行為をとらないよう申し入れたのは当然のこととして、それだけでは不十分だ。 日中両国は昨年6月、「翌檜(あすなろ)」(同・龍井)付近の共同開発と「白樺」への日本の出資で合意し、「樫」(同・天外天)、「楠」(同・断橋)は継続協議となった。しかし、今年1月、継続協議対象の「樫」ガス田で中国が新たに掘削を行っていたことが分かり、日本側は抗議した。その後は中国側に目立った動きがなく、合意から1年が経過した。 そのような時期に中国
西アフリカの産油国、ナイジェリアで21日、反政府武装勢力ニジェール・デルタ解放運動(MEND)が、大西洋岸のリバーズ州で国際石油資本ロイヤル・ダッチ・シェルの施設3カ所を襲撃した。MENDは国外の石油会社に対する攻撃姿勢を強めており、この襲撃の前には別の2カ所で、やはりシェルのパイプラインが襲撃された。 事件があった3カ所のうち1カ所について、MENDは海上の沖合施設だとしているが、シェルによれば被害があったのは内陸の湿原にある施設という。 産油地帯ニジェール・デルタでは5月から、ナイジェリア軍によるMEND掃討作戦が行われているが、それに反撃する形でのデルタ東端リバーズ州襲撃は初めてのことだ。 ニジェール・デルタには総計8000キロメートルに及ぶパイプラインが敷設されているが、その大半は地上にむき出しになっており、常に襲撃される危険性がある。だが、襲撃はデルタの奥地で行われるように
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く