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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (6)

  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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  • POLAR BEAR BLOG: 「よみうり寸評」でTwitterが語られていた件で、ちょっとだけ。

    先週の土曜日。実家にいた僕は、何気なく読んでいた読売新聞の夕刊に、こんな記事があるのに気づきました: ■ 3月6日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) あえて全文引用してみましょう。句読点や区切り記号も含め、全417字の記事です: なぜ、こんなものが流行るのか。インターネットの世界で利用者が急速に増えている「ツイッター」にそう首を傾げている人は多かろう◆140字以内の短文を誰でもネットに発信できる。読んでもらう相手を決めておく必要はない。いわば「つぶやき」だ。「腹減った」「もう寝る」もある。政治経済や国際情勢、宇宙を語っている人もいる◆最近は政治家もよく「つぶやく」。国会議員など300人以上が利用中という推計もある。このうち今週話題になったのが原口総務相だ◆1週間前のチリ地震で自ら津波情報をつぶやいて発信。水曜日は国会予算委に遅刻したが、その間も

  • Twitter という疑似パブリック空間

    Twitter を因数分解して、構成要素に成功の秘密を探るというエントリは既に数多く存在していますが。今朝の Techmeme に載っていた次のエントリもそんな中の1つ。ちょっと面白い内容なのでご紹介します: ■ How Twitter works in theory (Epeus' epigone) "in theory"というだけあって理論が先行気味で、理解不能な部分もあるのですが、要素だけ箇条書きにしてみるとこんな感じ: Twitter質は「フロー」。(一部のクライアントは例外だけど)メールのように未読数が表示されず、未読と既読を視覚的に分かるようにもしないため、「全部読まなきゃ」という精神的負担が少ない。 メッセージの横にアイコンが表示されることで、情報に信頼性が付与される。 つぶやきと言いつつ、他人との交流が中心。 フォロー/被フォローの関係を非対称にする(ある人物を一方的

    h_i
    h_i 2009/08/16
  • せっかくイベントが開きやすい時代になったので、スポンサーも探しやすい時代になればいいのに、という話。

    今日はぶっ壊れた Windows XP に振り回された後、こんなイベントに参加してきました: ■ インターネット視聴率の裏側勉強会 (Reason to be cheerful, part 2) で、その話はおいおいするとして(すみません)。最近……っていうほど最近の話でもないけど、勉強会的なイベントが多かったりします。背景にはおそらくソーシャルテクノロジーの進歩っていう要因があって、その辺は最近話題にしているクレイ・シャーキー氏も「集団形成が容易に、低コストになった」という指摘をしているのですが、とにかく「つい数日前まで他人同士だった人々が集まってイベントを運営してしまう」ということが非常にしやすくなったと。いい時代になったなぁと思います。 そんなことを考えていたら、今日の日経産業新聞(2009年7月8日号)にこんな話が載っていました。ご存知の方も多いと思いますが、米国に Brown P

  • 新型インフルエンザが、教育改革の発端となったりして。

    「売名だ!」と言われてしまうかもしれないけど、個人的には良い話だと思います: ■ 新型インフルエンザで休校の生徒にWebで無料学習支援 (ITmedia News) がくげい(大阪市北区)は5月18日、新型インフルエンザで休校措置を実施している地域の小中学生に対し、Webを利用した学習支援サービスをスタートした。料金は無料。 がくげいが通常は有料で提供しているサービスを、休校措置が実施されている地域の小中学生に限り無料で提供しますよ、という話。以下のリンクが、実際に無料提供されるサービスとなります: ■ 新型インフルエンザによる休校で自宅待機になる小・中学生への学習支援コーナー (Yahoo!学習) 実際、大阪の方では1週間程度休校になる小中学校が出ていますから、こういったEラーニングの提供は大きな価値があるでしょう。まぁ実際にやるかどうかは子供たちに任されているのですが、これがEラーニン

    h_i
    h_i 2009/05/19
    "「Eラーニングによる生徒毎にカスタマイズされた授業」が教育改革のカギ " "破壊的イノベーションの場合と同様、最初に新しいことが受け入れられるのは「無消費」の世界"
  • 発言すればするほど友人が増える。それがTwitter?

    SNS型サービスを見ると分析してみたくなるのが人の常、なのかもしれませんが、Twitter もその例に漏れないようです。既に様々な分析が行われていますが、この度 Hewlett-Packard Laboratories と Cornell University が協力して、約31万人分の Twitter ユーザーの関係が分析されたとのこと: ■ Exploring Twitter Ties (Wall Street Journal) ちなみに元論文へのリンクはこちら: ■ Social Networks that Matter: Twitter Under the Microscope (Social Science Research Network) で、どんな事実が見つかったのかという点ですが、まずは投稿数とフォロワー数などの平均について(元論文から引用しています): Our data

    発言すればするほど友人が増える。それがTwitter?
    h_i
    h_i 2009/03/05
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