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2013年5月9日のブックマーク (2件)

  • 多数決で決まらない国会 - 『さらばガラパゴス政治』

    さらばガラパゴス政治―決められる日に作り直す [単行] 著者:野中 尚人 出版:日経済新聞出版社 ★★★★★ 「決められない政治」が批判されて久しい。最大の問題は衆議院の優越が不十分な二院制など憲法の欠陥にあるが、これを改正することは不可能に近い。小選挙区制が悪いという批判もあるが、首相が毎年代わるようになったのは2000年代に入ってからだ。最大の問題は、国会至上主義によって議院内閣制が機能していないことだ、というのが著者の見立てである。 日では、閣僚が国会に1日中しばりつけられる。野田首相は、就任中に130日間も国会に出席し、その間は国際会議も出られない。このため、国会以外のスケジュールが異常に過密で、会議や面会も15分ぐらいしかない。これでは「内閣を統括する」という首相の役割が果たせず、官僚の時間も大部分が国会の答弁づくりや待機といった非生産的な業務に費やされる。 日人は、国

    多数決で決まらない国会 - 『さらばガラパゴス政治』
    h_nak
    h_nak 2013/05/09
    "ヨーロッパでは、首相が議会に出てくるのは党首討論のときだけ""日本では閣僚が国会にずっと拘束されているため、日常業務は事務次官が仕切り、閣議はそれに「花押」を推すだけ"
  • 内田樹教授の寄稿「壊れゆく日本という国」について一言 - Tsugami Toshiya's Blog

    十分に推敲できていませんが、これはちょっと一言言わせてもらいたい。 5月8日付けの朝日新聞オピニオン欄に神戸女学院大学の内田樹名誉教授が「(寄稿 政治を話そう)壊れゆく日という国」と題する寄稿をしている。内田氏の文章は嫌いではないが、この寄稿についてだけは、一言言いたい。 グローバリゼーションへの評価が一方的すぎる 貿易や投資の障壁を多角的に削減する自由貿易の取り組みが世界経済を成長させてきたことは事実である。その障壁の除去、冷戦の終結に伴う国際貿易投資参加国の拡大、製造業、輸送、通信、金融面の技術革新などがグローバリゼーションの現象を生んだ。そのおかげで、世界中の途上国で何億人もが貧困や病気、無就学といった悲惨から解放されている「正の側面」はいっさい評価されないのだろうか? 或いは、内田氏はグローバリゼーションというより、その根底にある自由貿易や市場経済原理を信じられないのかもしれな

    h_nak
    h_nak 2013/05/09
    "途上国で何億人もが貧困や病気,無就学といった悲惨から解放されている「正の側面」""何が正しいのか,苦しくても守らなければいけないプリンシプルなのかをはっきりさせずに,目に映る不幸を呪ってだけいること"