兵庫県淡路市特産の花キンセンカを食用花として使った新たなグルメ「カレンデュラワッフル」が完成し、淡路市尾崎の観光施設「パルシェ香りの館」で販売が始まった。 オレンジ色の花びらをそのまま生地に練り込み、ハーブをブレンドした味と香り。「目にも鮮やかで、香りがさわやか」と評判を呼んでいる。 淡路島のキンセンカ生産量は千葉県に続く国内2位。 日本では仏花として親しまれるが、海外では薬効があるとされハーブや食用として普及している。 島内では生産者が高齢化する中、淡路市釜口の花卉農家が2013年に食用向けの無農薬栽培を開始。昨年9月には「カレンデュラのジェラート」が初の加工食品として商品化され、東浦ターミナルパーク(同市浦)の土産物店で発売された。 ワッフルは、花や香りをテーマに活動する地域おこし協力隊が、来年6月に同市で開かれるハーブサミットに向けた新商品を作ろうとパルシェに協力を依頼した。 ハーブ