ここ1~2年ほど、低価格ノートパソコンの売れ行きが鈍化しているのを尻目に、タブレットが好調に売れている。「インターネットや動画の閲覧、メールの送受信がしたい」と考えるライトユーザーが、パソコンではなくタブレットを選ぶ傾向が強まっているからだ。 タブレットは、アップルのiPadシリーズが圧倒的なシェアを獲得しており、それに続いてAndroidタブレットが低価格を武器に人気を集めている。だが、昨年後半からパネルの大きさと可搬性の高さを両立した8型クラスのWindows 8.1搭載タブレットが相次いで登場し、注目が高まっている。日本マイクロソフトの「Surface 2」が搭載するWindows RTとは異なり、Windows用のソフトウエアがそのまま動作するのが特徴だ。 現在の売れ筋は、日本エイサーの「ICONIA W4-820」や、レノボ・ジャパンの「Miix 2 8」、デルの「Venue 8