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ガンダムに関するhabuakihiroのブックマーク (67)

  • 実写版ガンダム! 押し入れの中の戦争(動画)

    ド迫力です。 ガンプラを使ってストップアニメーションの手法で作られたガンダムの戦闘シーン。エフェクト、効果音と相まってかなり臨場感がありますよ。手書きアニメと違ってプロポーション、パースはバッチリ。バルカン掃射、ビームライフル・ビームサーベルの閃光がカッコイイです。ファンネルも飛んでますよ。 AGEもこれくらい迫力あるといいのにな~。 [YouTube] (野間恒毅)

    実写版ガンダム! 押し入れの中の戦争(動画)
    habuakihiro
    habuakihiro 2012/01/16
    すげー! マジですげー!! かっこいい!!!
  • 調査情報NO.497 10年11月-12月号「アニメーションを次のステージに上げた『ガンダム』の監督は何を見ていたのか」富野由悠季インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ

    いつなぐために駆け抜けた70年代 ——元々は映画志向だったそうですね 「僕の世代観って、完璧に落ちこぼれ世代なんです。僕の2年くらい前までの連中がいわゆる全学連で、映画界で言うと大島渚に代表されるように、戦後の松竹ヌーベルヴァーグに代表されるものを立ち上げました。その直後なので、我々が入る隙がない。でも映画を志向している人間がテレビに行くことは、ものすごく抵抗があったんです。新興の媒体という蔑視もあり、就職試験に受かる学力もなければならない。となれば、僕なんかテレビ漫画仕事しかできなかったんです。レトリックで言うんじゃなくて、最下層なんですよ。そのテレビ漫画の中でも、東映動画にすら入れなかった学生でした」 ——70年代といえば虫プロダクションで『鉄腕アトム』の演出を担当された後に、フリーで活動を始められた時代ですね 「これまで70年代を区切って振り返ったことは、全くなかったんですが、7

    調査情報NO.497 10年11月-12月号「アニメーションを次のステージに上げた『ガンダム』の監督は何を見ていたのか」富野由悠季インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ
  • SPA!91年03月06日号 人類は大量殺人を繰り返す。ニュータイプはそれに対するアンチテーゼだった 富野由悠季 - シャア専用ブログ@アクシズ

    ―― ここ10ぐらいのマンガやアニメで、格的に“戦争”を描いたといえるのは、『機動戦士ガンダム』と『風の谷のナウシカ』くらいだったと思えるんです。『ナウシカ』の場合は、大祖国戦争やオスマントルコ対東欧の十字軍などの戦争でしたね。これに対して『ガンダム』は宇宙へ植民する人類の姿や、そこでの植民地戦争などの未来形の戦争を提示していたと思うんです。その後、イランのホメイニ革命やアフガン問題、イラン・イラク戦争などの局地戦という新しい形の戦争が続きました。これは監督の予告が当たっていたと感じるのですが。 富野 しかし『ガンダム』のテーマの中の戦争の予言性に関して言えば、ぼくは占い師でもないし、預言者でもないんです。なぜあのような作品にしたかというと、戦争の元は何なんだろうと考えたんです。要するに、“人間の質は変わってこなかった”ってことなんですよ。われわれは道具の発達で“文明”を築いたとか、“

    SPA!91年03月06日号 人類は大量殺人を繰り返す。ニュータイプはそれに対するアンチテーゼだった 富野由悠季 - シャア専用ブログ@アクシズ
  • SPA!02年03月12日号 ガンダムを「俺のものだ」と言い張るのはエゴでしょう 富野由悠季インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ

    原作者である富野由悠季総監督は現在のガンダム人気の状況をどう見ているのだろうか。 「現状については何もありません。僕以外の人が手がけたガンダムについては意見を持ちませんし、商品については関係者のビジネスだと割り切っていますから」 そもそも最初の『ガンダム』の原作権は30万円で制作会社に譲渡されたという。それが富野監督の割り切りを生んだのだろう。 「原作権を買い取るというのは、当時のロボットアニメの現場としては、それが普通という状態だったんです。でも、むしろ気分がどん底になったのは続編の『Ζガンダム』のときですね。職業監督ならこういう仕事も引き受けるべきかと思って引き受けましたが、あのとき、既にここで引き受ければ今後10年間ガンダムを作り続けることになるとも思いました。今でこそ“番組提供してもらったおかげでガンダムが続くことができた”ということも言えるのでしょうが、当時としては『子供のため』

    SPA!02年03月12日号 ガンダムを「俺のものだ」と言い張るのはエゴでしょう 富野由悠季インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ
  • SPA!98年03月11日号 「ガンダム」という巨大な山脈を越えて… 富野由悠季 - シャア専用ブログ@アクシズ

    ――『ブレンパワード』は『Vガンダム』以来、久しぶりのTVシリーズですね。そのせいか、とても元気そうに見えます。 富野 当に去年の夏ぐらいと気分が全然違うんですよ。 ――体調が良くなかったんですか。 富野 ええ。簡単に言っちゃうと病ですね。一番ひどいときは家を中心にして500m以上外に出られませんでした。理由はわかりませんが怖かったんです。 ――でも、ビデオで『ガーゼィの翼』を制作したり……。 富野 元気が出なかったころの作品は、自分で見るとなんか“間違い”みたいなのが匂ってきて、いまはあまり見直したくないんです。仕事はしているので、外から見たときに僕のことを病気だと信じている人は、ほとんどいませんでした。一昨年ぐらい、当に2階から飛び降りそうになったという話を一生懸命したんだけれど「いやあ、富野さんがそんな馬鹿なことするわけがない」って。俺は生身の人間だぞ(笑)。 ――すると、伊丹

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  • SPA!94年07月27日号 “子供向け”の水準を超えたリアルな設定の戦争アニメ - シャア専用ブログ@アクシズ

    ボクたちは戦争兵器であるガンダムを巡る人間ドラマの中に、それまでの単純なロボットヒーロー物とは違った新しいロボットアニメの方向性を感じ取っていた。しかし、当の富野氏はこれをキッパリ否定する。 「ガンダムは必ずしも理念やテーマ性にこだわって作ったわけじゃありません。反戦や友情、愛といったテーマを織り込んだつもりはないし、個人的にはそれはすべきじゃないと思っていた。たとえば反戦と言った瞬間に、それは一種のプロパガンダになってしまいますから」 富野氏にとって、ガンダムのあらゆる設定は、あくまでエンターテインメントとして成立させるための要件でしかなかったのだ。物語のコアになった“ニュータイプ”の概念にしても、子供がロボットを操縦する非現実感に整合性を与えたかったにすぎないという。 「ただ、子供相手だからこの程度でいいだろうという考え方、それだけは持つまいと思っていました。だから戦争の不条理な部分も

    SPA!94年07月27日号 “子供向け”の水準を超えたリアルな設定の戦争アニメ - シャア専用ブログ@アクシズ
  • 朝日ジャーナル 88年04月20日号 『ガンダム』はハインラインの子孫ではありません 富野由悠季 - シャア専用ブログ@アクシズ

    まずはじめに断っておきたいのは、ガンダムのモビルスーツの概念が『宇宙の戦士』から出ているという話は、嘘だということだ。ぼくは、ハインラインの植民地的嗜好は嫌いで、マシンにスーツという単語を当てはめる英語の使い方を教えられたにすぎない。しかし、以来、英語=語学=学問=それは自分にはできないこと、という図式が少しは緩んだ感じがあって、感謝している。 僕は、他人が作ったものを、読んだり見たりすることが面倒で厭だ、というなまけ者だから、生活をするために仕事をしなければならないなら、見たいものや読みたいものを作ることを仕事にしてしまえば得だ、という発想があってこの仕事をやった気配がある。 しかし、やってみて分かったことは、作りたいものを作るためには、自分の好みだけではできないという発見で、それが、僕に、むかし購入しておいたクラウゼヴィッツの『戦争論』(岩波文庫)に戻ることをさせた。が、そこでも戦闘と

    朝日ジャーナル 88年04月20日号 『ガンダム』はハインラインの子孫ではありません 富野由悠季 - シャア専用ブログ@アクシズ
  • 月刊アドバタイジング81年9月号 阿久悠の活人放談 “疑似イベント”から本当の“楽しみ”へ - シャア専用ブログ@アクシズ

    もはや文化である、というほめ言葉は相当にいかがわしいと思いませんか。 もはやをくっつけるところに、言い手の釈然としない思いがこめられていて、いかがわしくもあり、広告があり、アニメーションがあります。 しかし、富野さん、ぼくらは、この状態を無念と思うことはやめましょう。もはやが取り除かれ、文化のお墨付きをいただいたものの、惨たんたる硬化現象を見るにつけ、永久にもはやの思いの中にいた方がいいのではないかと思うのです。 そして、いつの日か、文化という言葉の意味合いも変えて後、歌謡曲、アニメーションの札を立てようではありませんか。 (阿久 悠) 数字神話をくつがえした中高生パワー 阿久 昨年お会いした時は、まだ『ガンダム』の映画をやるらしいという程度の話でしたが、それから大きな話題になるまで当に短い期間でしたね。 富野 ええ。去年の秋に具体的な映画化の話が出て、今年はもう二目を作りました。 阿

    月刊アドバタイジング81年9月号 阿久悠の活人放談 “疑似イベント”から本当の“楽しみ”へ - シャア専用ブログ@アクシズ
    habuakihiro
    habuakihiro 2011/10/29
    「みんな不機嫌なエンターテイナー」<何も変わらないなぁ。ちょうど30年前の対談。
  • 「ガンダムは今、何のために戦うのか!? | ひびのたわごと

    habuakihiro
    habuakihiro 2011/09/27
    F91公開直前インタビュー。こういうのを見ると∀が評価されるには後10年必要な気がする。
  • ∀ガンダムの到達点 | ひびのたわごと

    今回ご紹介するのはアニメージュ2000年5月号に掲載された富野インタビュー。 ∀ガンダム放送終了直後のインタビューで、特に演出上の事柄について語っている。 『∀ガンダム』の放送が終了した。 『∀』はとてもオーソドックスで、それ故に、孤高の雰囲気を持っていた。 富野由悠季監督インタビューを通じて、その稀有な作品の到達点を探る。    「君は、アニメって結局、どういう表現方法だと思う?」。  AMを読んでいるあなたは、こんな質問をされたり、自分で考えたことはあるだろうか。ずいぶん漠然とした質問だけれど、それだけにこの質問はロールシャッハ・テストのように、あなたの持っている「アニメ観」を浮かび上がらせるだろう。  もちろん、ロールシャッハ・テストと同様、この質問にも正解などない。だが、『∀ガンダム』の最終回「黄金の秋」のラスト5分間は、間違いなくこの曖昧で、その分だけ質的な質問を考えるための

    habuakihiro
    habuakihiro 2011/09/19
    今から10年以上前の製作終了時のインタビュー。今月のグレートメカニックでもそうだけど、基本お気に入りなんだろうなぁ。ここまでぶれずに自作を肯定し続けてるのは、いちファンとして嬉しい。
  • ニュータイプエース Vol.1 コードネーム『Gレコ』に迫る - シャア専用ブログ@アクシズ

    微妙に改行やら誤字脱字、句読点を直してあります。 ――監督が構想中の新作のコード名は「Gレコ」というんですよね? それには、宇宙エレベータが舞台になっていると聞きましたが? 富野:いや、メインの舞台に考えているけど、それだけの話ではないんですよ。でも、ガンダム系の企画を考えるのがぼくの宿命になっていると思い込みがあるので……(笑)。ずっと考えていたことがあるんです。つまり、「∀ガンダム」以後、何をどう考えてもパッとしない。それで苦し紛れに、宇宙エレベータのことを調べてみたら、物事の根的な問題を考えなければならなくなった。たとえば、 「宇宙移民は液体ロケットであり得るのか?」 「なぜ、宇宙移民をするのか?」 といったような問題です。 30年以上前のアニメの設定なら“人口が増えすぎたから宇宙に移民した”で済んだ。けど、基的なことを考えると、人が遠くに行くことができるようになるには、行く先に

    ニュータイプエース Vol.1 コードネーム『Gレコ』に迫る - シャア専用ブログ@アクシズ
  • 落ちるアクシズ、右から見るか?左から見るか?<『逆襲のシャア』にみる『映像の原則』>

    宇宙に浮かぶ、ひとつの小惑星。 ただいま地球方面へ向かって進んでおります。地球に激突するかどうかはまだわかりません。 このとき、小惑星は画面の右・左どちらの方向へ向かって進んでいるでしょうか? また、If もしも、地球にこの小惑星が落下してしまうとしたら、小惑星は画面の右下・左下どの方向へ落ちていくでしょうか? 何かの心理テストのようですが、この先の話がより楽しくなると思いますので、ここで少しイメージしてみてください。 ……脳内の宇宙に、小惑星が横切りました? では、いきましょう。 富野由悠季監督の映像技術書『映像の原則』が、『映像の原則 改訂版』として発売されることになりました。『映像の原則』は2002年出版だそうなので、10年後での改訂ということになるようです。 内容は当に「原則」の話なので、読んでから実際に映像を扱ったりしないと、当の体感として自分のものにならない類のものだと思い

  • 供養と解放 - ものかきの倉庫

    安彦良和にとっての『ガンダム THE ORIGIN』は、富野由悠季にとっての『∀ガンダム』だったのか? なんて事を思いついたのだけど、特に根拠はありません。単なる思いつきです。 検証するほどには、安彦良和というパーソナリティに対する思い入れもない。 好きとか嫌いとかではなく、単純に、思い入れがない。 勿論、富野由悠季と安彦良和は立場的にも思想的にも違うので、あくまで位置づけの問題であって、その意味は違ってくるとは思うのですが。 ちなみに、2009年の「ガンダムエース」誌上での「富野由悠季×安彦良和対談」で、安彦良和は『∀ガンダム』についてはこんな風に述べています。 当然僕は∀を見てません。ぶっとんだデザインで、月を掘ったらいろいろとモビルスーツが出てくる……大変な設定だな、これはついていけないやってパスしちゃった。その後福井晴敏君と対談することになって、彼がノベライズした∀を読んだら、すご

    供養と解放 - ものかきの倉庫
    habuakihiro
    habuakihiro 2011/06/28
    これは心底同意する>安彦さんは、『THE ORIGIN』連載終了を機に、『∀』を見るべきだと思うのです。そして富野は、『THE ORIGIN』を読む。その上でもう一度、誌上対談をセッティングすると、また面白いかもしれない。
  • ガンダム THE ORIGIN 最終回が悲しかった。 - 玖足手帖-アニメブログ-

    機動戦士ガンダム ジ・オリジンを全部読み終わった。 今までは月刊ガンダムエースの発売日にはORIGINを読んで無かったし感想も書いてなかったが、今日は屋に寄って珍しく当日購入したので、最終回まで読んで、後半とアニメ化発表をまとめて感想する。 機動戦士ガンダムTHE ORIGINのアニメ化やガンダムAGEや庵野秀明編集の安彦良和原画集も気になったしね。 安彦良和さんの漫画ならではの新要素と、達者な絵心で、「最初」のアニメのガンダムでは、安彦さんの言うように描写が不足していた所を付け足し、つじつまを合わせようとした意図は分かる。が、コアブロックやニュータイプや挿入歌は漫画ならではの付け足しを自分で無視してアニメのそのままをツギハギで入れている。各キャラクターの感情や、作劇としてのリズムやコンティニュイティがブツ切れで、コミカライズとしては充分なレベルとして絵は綺麗だが、「最初」のアニメのガン

    ガンダム THE ORIGIN 最終回が悲しかった。 - 玖足手帖-アニメブログ-
    habuakihiro
    habuakihiro 2011/06/27
    コメントもさせて頂いたけど改めてブクマ。ほんと、終わりの始まりという気がする。
  • 『オリジン』アニメ化について | ガンダム30周年でなんか書こうと思ったらもう師走だよ

    以前にも書いたと思うが、安彦良和はこどもから若者までの主人公の主観視点で描いた作品ならじゅうぶんに普遍的な面白さをもっていると考えている。しかしそれ以外を描くとなるととたんに破綻する。 その破綻もまた味なのだが、あれだけ魅力的な絵が描けるのに、それほど売れるマンガ家になれなかったのは、そこに理由があるのだろうと思っている。 安彦良和の世界観は、TV時代劇のそれだ。悪代官と可哀想な大衆でできた世界観である。そのなかでヒーロー未満の青年が奮闘するという話が多いように思う。重いテーマを扱うこともあるのだが、世界観の単純さが読みやすさにもなっている。 TVや映画の『ガンダム』は原作者富野やメインライター星山たちによって文芸性が吹きこまれていたが、安彦版では見事に文芸性が消えてしまっているのは同じ構造的問題である。表層は『七人の侍』をなぞうろうとも、内容が『水戸黄門』の世界観では、破綻するわけだ。

    habuakihiro
    habuakihiro 2011/06/27
    強く同感。そう、どこからどう見ても終わりの始まりにしか見えないのがオリジンのアニメ化。
  • 逆襲のシャア友の会 富野インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ

    映画 <長々と「Ζ」「Vガンダム」の話をした後> 庵野 あの、僕、「逆襲のシャア」って凄く好きなんですよ。 富野 (戸惑い)ああ、ありがとうございます。 庵野 スタッフとして参加していたんですけど、コンテをある程度見ていたにも関わらず、最初に見たときには全然わからなかったんですよ。その後、富野さんと同じ監督という業種を経験して、ようやくわかったような気がしたんです。いや、馬鹿でしたね。 小黒 アニメ業界に目をやると、多いんですよ。「逆襲のシャア」が好きだっていう人が。その人達の意見をまとめられないかと思って、このを作ってます。 富野 (笑)好きだなァ、とも思うし、お世辞じゃなくて、ありがたいとも思うし………そうですか? 逆に、そこまで好かれているなんて全然聞こえてこなかったし、ひとりで、ヒネていたんですよ。 庵野 全然、聞こえてこないっていうのも不思議なんですよね。公開当時は、山賀くんと

    逆襲のシャア友の会 富野インタビュー - シャア専用ブログ@アクシズ
  • ニュータイプとはよき家族を持つこと(2/2) | ひびのたわごと

    辻谷耕史,冬馬由美,池元小百合,富野由悠季 バンダイビジュアル (2011-06-24) 売り上げランキング: 71 AM そんな問題意識をおもちになっている富野さんの具体的な家庭についての考えをお聞きしたいんですが。やはり、家庭というのは、むずかしいものですか。 富野 むずかしいですね。ぼく自身、結婚して娘をもったからわかるんだけど、女房は当然、他人だし、子供は血のつながりはあるとはいえやっぱり他人だし。 AM 娘さんを他人だと感じることってありますか。 富野 ありますよ。他人というよりも、厳然として別のものということは認めざるをえないもの。精神的にひとつの共同体意識をもてるのか、というむずかしさはあります。なんでこんなにデキの悪い娘なんだろうと思ったときに、やっぱりそれは親のデキの悪さがうつっちゃってるんだよねっていうのが遺伝的にもみえてるしね。現象面でもみえるし、感情面でもみえるし

  • ニュータイプとはよき家族を持つこと(1/2) | ひびのたわごと

    よき家族をもつことこそニュータイプへの道なんです ―富野由悠季ロングインタビュー―  前号でお知らせしたとおり、富野由悠季監督は、新作「機動戦士ガンダムF-91」におて、い親子の関係などをテーマに、それらを子供たちに伝えられる作品にしたいと語っている。  いままで、たとえそれが子供を対象にしたロボットアニメであっても決して手加減することなく、人間の生と死、業、人類の限界と希望などの重いテーマを設定し、それについての自分の考えを作品に反映させてきた富野さんだけに、今回も、いろいろな自分の考えを作品に込めているようだ。  富野さんが、現在、どんな問題意識や考えをもって新作に臨んでいるのか、じっくりうかがってみた。 AM 今回の映画では、家庭、母と子、父と子などの関係をテーマとしてうち出していくということですが、資料を拝見しますと、主人公であるシーブックとセシリーは複雑な家庭環境で育ったという設

  • ガンダム美術展「来るべき未来のために」を見て

    ガンダム美術展「来るべき未来のために」を見て *ガンダム美術展「来るべき未来のために」を見て(2005年10月17日にブログに書いたものです) 先日、ガンダム美術展「GUNDAM -来たるべき未来のために」に行ってきました。 もともとは大阪でやっていて、現在は上野の森美術館でやっているものです。(〜12/25)詳細はこちら 見ていて、正直複雑な気持ちになりました。 美術展の趣旨はわからなくはないのですが、どうもガンダムとのリンクが中途半端というか、踏み込みが甘いというか・・ いろいろ考えさせられる展示会ではありました。 @テーマ設定について 現代美術でどうガンダムを表現するかというのがテーマなわけで、 ・戦争 ・進化 ・生命 という3つの角度からガンダムを表現しています。 そして、戦争ということについては、「戦争の悲惨さ」という角度からガンダムを捉えた作品が目立ちました。 骸骨、戦場に人を

  • Ring of Gundam 設定資料集 - シャア専用ブログ@アクシズ

    『リングオブガンダム』の企画に向けて 原作・総監督 富野由悠季 まず『リアルG』 時代が変わるということは、人の気質が変わるということだ。当事者は生まれたときから変わっていないつもりでも、人は、それぞれの時代性による違いというものを背負っている。 30年といえば、二世代である。その時代の波にのって存在しつづけるタイトルは珍しくはないが、だからといって当たり前というものでもない。 2009年にガンダム生誕30周年にあたって、シリーズに新たな物語がないか、という提案を若い世代からいただいたときに、時代はめぐると実感した。 しかし、リングオブガンダムにたどりつく前は、実写版のガンダムを制作したいという意味で『リアルG』というコードネームで企画作業にはいったのは、ぼくに欲があったからにすぎない。 ガンダムの実写映画 かつての子供たちが親になって、次の子供たちが夢とロマンを抱いてもらう作品は、デジタ

    Ring of Gundam 設定資料集 - シャア専用ブログ@アクシズ