久しぶりに当ブログのメインコンテンツである金融政策について書くことにしたい。Bewaad氏との論戦シリーズも5回目になり、そろそろタイトルをつけるのが苦しくなってきた。 Bewaad氏からの論点は4つ。まず、金融政策の波及経路をどう考えるか、という点について。続いて日銀が銀行から大量の国債を買い上げたとき、銀行の投資行動はどう変わるのか、という点。3点目は、その銀行の投資行動は過小な自己資本の制約を受けているのかどうかということ。最後に、経済政策のもたらすゆがみについて。議論全体の構造は15回、16回を参照していただくとして、今回はこのまま各論を考えていくことにしよう。 インフレ期待の起こし方 ここまで色々と議論をしてきたのは、究極どうやって日本経済にインフレを起こすかということだ。また、人々が近い将来にインフレになると予想すれば(期待インフレ率が上昇すれば)、実際にインフレも起こるという
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