米航空宇宙局(NASA)のチャールズ・ボールデン長官が9日、川端文部科学相を訪問し、国際宇宙ステーション(ISS)の使用延長などへの協力を求めた。 ボールデン長官は、11日に東京都内で行われる宇宙機関長会議について「国際宇宙ステーションの2020年以降までの延長について各国で合意することが重要だ」と語り、日本の賛同を求めた。また、日本の無人輸送機「HTV」を、地球帰還や有人技術にも使えるよう改良することへの期待も表明した。
Image credit: SNS 北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)は3月9日、小型ロケットの開発を促進するため、「火薬を推進薬として使用しない」小型ロケットを対象に、打ち上げサービス業務の受託を開始すると発表し、堀江貴文元ライブドア社長が所有するSNS株式会社が2010年内にも委託し、小型ロケットを打ち上げる計画があることを明らかにした。 SNS社は2003年に設立され、アルコール(エタノール)と液体酸素の組合せを推進剤とする小型液体ロケットを開発している。2007年に千葉県でロケットエンジンの開発と試験を進めていたが、試験規模の拡大により、2009年春にCAMUI型ハイブリッドロケットの研究開発で知られている株式会社植松電機の協力を得て、開発拠点を北海道に移した。北海道に移った後、燃焼試験を繰り返し、現在では第三号ロケットエンジン(500kgf級)の開発も開始しているとい
イントロダクション 2006年ノーベル物理学賞受賞のGeorge Smoot氏(米国カリフォルニア大学バークレー校)が宇宙の観測による結果からその誕生と歴史のストーリーを分かりやすく解説いたします。同時通訳はありませんが、杉山直氏(名古屋大学)が解説を行います。 世界的な研究者を身近に感じていただけるこの機会、是非ご参加ください。 概要 タイトル: 日本学術振興会 先端学術研究人材養成事業 特別一般講演会「The Creation and History of the Universe(宇宙の始まりと歴史)」 日時: 2010年4月3日(土)14:00 - 16:00(開場13:15) 場所: 東京大学 本郷キャンパス 弥生講堂 一条ホール 定員: 300名(当日先着順) 参加費:無料 対象: 高校生以上 講師: George Smoot (ジョージ スムート) 米国カリフォルニア大学
ロボットアームによる機体検査の訓練を受ける山崎直子飛行士=8日午前、米テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センター、勝田写す 【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)=勝田敏彦】4月5日打ち上げ予定の米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーで国際宇宙ステーションに(ISS)に向かう宇宙飛行士・山崎直子さん(39)の訓練が、8日公開された。初飛行となる山崎さんは「打ち上げまで1カ月を切ったので、いよいよです」と話した。 この日の訓練は、打ち上げ後に帰還に影響する損傷が機体にないかどうかを、シャトルのロボットアームで検査する準備作業の確認。山崎さんはシャトルの模型の中に入り、スイッチの位置や操作手順などを確かめた。 1999年に宇宙飛行士候補に選ばれてから11年間、訓練を重ねてきた山崎さんだが、シャトルのロボットアーム操作の訓練はこの日が最後。「教官から『次は軌道上。
【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)=山田哲朗】米スペースシャトル「ディスカバリー」に搭乗する宇宙飛行士・山崎直子さん(39)の訓練を、米航空宇宙局(NASA)が8日、日本の報道陣に公開した。 4月5日の打ち上げが目前に迫り、山崎さんは「飛行士になって11年待ったが、いよいよ秒読み段階」と話した。 訓練では、コンピューターグラフィックスで映し出された宇宙の光景を見ながら、ロボットアームでシャトルの船体を点検する作業などを確認した。 シャトルは年内に退役予定で、日本人の搭乗は山崎さんが最後。行き先の国際宇宙ステーションには野口聡一さん(44)が長期滞在中で、日本人2人が初めて宇宙で対面する。
お気に入りの光景がある 2010年3月9日 01:54 カテゴリー:コラム > デスク日記 お気に入りの光景がある。通勤で使うJR鹿児島線、博多駅への下り列車が多々良川を渡る時だ。車窓に広がる川面が太陽の光にキラキラと輝く。「今日も頑張ろう」。そんな気になる。 昨年はいろいろな「光」に出合った。夏の皆既日食の日は、福岡市近郊で初体験の天体ショーに感激。秋のオリオン座流星群は帰宅して「30分だけ」と外に立ったら、午前2時ごろ二つ目撃。「ヤッター」の声は深夜の静寂の中でぐっとこらえた。 今年は日本が金星探査機の打ち上げを計画。九州の大学などが開発した衛星も初めて宇宙へ旅立ちそう。引き続き空の上の話題は夢がありかまびすしい。 不況の出口の光は見えない。寒風に(?)街行く人の背筋は伸びず、パソコンや携帯電話を見る目線は下がり気味。だからこそ「上を向いて歩きたくなる原稿を」。寝坊で読み損ねた新聞を
リサイクルショップで900円で手に入れたコンバースの布製スニーカーをずっと履き続けた。少しサイズが小さく、履いているとつま先が痛くなる。それでも、「これなら良いものだし、普通の大学生に見えるはず」と自分に言い聞かせ、涼しい顔をして過ごした。 関西の国立大大学院で教育学を研究する春川さなさん(24)
向井千秋記念科学館で上映のアニメ、論文盗用の助教監修 向井千秋記念子ども科学館(館林市城町)で上映中のアニメ作品について、監修者の東大トルコ人助教が博士論文を盗用していたとして学位を取り消され、同館が困惑している。助教は以前から数多くの経歴・業績の詐称疑惑が取りざたされ、作品中にも、疑いが持たれている「宇宙飛行士候補」との肩書で登場する。ただ、同館は上映日程に穴が空くとして、配給元から修正版が届くまで上映を継続するという。 問題の作品は「宇宙エレベータ 科学者の夢みる未来」。宇宙へ行く少女の物語を描きながら、地上と宇宙をつなぐ宇宙エレベーターの原理を紹介している。 監修者として名を連ねているのが、東大大学院工学系研究科のアニリール・セルカン助教(36)。本編のエンディングで「東京大学助教(建築学)/宇宙飛行士候補」のクレジット入りで本人の映像が挿入され、観客に語りかけている。 同館は昨年5
ライブドアの堀江貴文元社長(37)が所有する事業会社「SNS」(東京)が小型ロケットを開発し、道内で打ち上げる計画を進めている。打ち上げはNPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)に委託し、早ければ年内にも行う予定。 堀江元社長はライブドア社長当時の2005年、小型ロケットの開発を検討していたエンジニアらと出会い、開発のスポンサーになった。社長辞任後は、新たに設立したSNSで、安全で安価なロケットエンジン開発を進めていた。 エンジンの燃料は液体酸素とエタノール。燃焼試験は、ロケット開発を手掛ける赤平市の植松電機で09年5月から本格的に行い、同社の助言も得てエンジンの改良を重ねた。 打ち上げ場所はHASTICが小型ロケット「カムイ」を10回以上打ち上げた十勝管内大樹町を希望している。 経済記事一覧 9日 道内NPOとロケット打ち上げ計画 ホリエモン、年内にも (07:12) も
塩屋天体観測所の雑記帳はhttp://stelo.sblo.jp/に移転しました。 今後はこちらの旧サイトを更新しません。引き続き移転先でよろしくお願い致します。 はりま宇宙講座の2009年度の認定式があったので、覗いてきました。 西はりま・姫路・加古川・明石の天文施設が連携して星空案内人の講座を開講しているもので、2009年度が3期目になります。 2008年度は明石会場のお手伝いなどさせていただいたのですが、今年度は天文科学館が休館中ということもあり、また世界天文年でいろいろイベントも多くて、ご縁のないままでした。 今年の認定式は、森本おじさんと星の和名の研究家として知られる北尾浩一さんの講演会があり、会場の姫路科学館も昨夏リニューアルされたあと見学したことがなかったので、いろいろセットで参加してきました。 さて、はりま宇宙講座の認定式。 認定式そのものは今年度の受講生が主役なので、出欠
宇宙のガスのほか光をも吸い込む巨大ブラックホールが、光速の約5分の1の速さで自転していることを宇宙航空研究開発機構などの研究グループが世界で初めて確認した。 従来考えられていた半分の速さで、残りのエネルギーは、ブラックホール中心からの高速ガス噴出に使われている可能性があるという。近く発行の英学会誌に掲載される。 研究グループが観測したのは、天の川銀河の中心にあり、太陽の約400万倍の質量を持つ「いて座Aスター」。ブラックホールは光をほとんど出さないため観測は難しかったが、吸い込まれるガス円盤(降着円盤)を赤外線などで観測したデータを分析する新手法を考案、回転速度を算出した。 その結果、自転速度は光速の22%で、「巨大ブラックホールは光速の45%以上の速さで回転」という通説を覆した。質量の割に回転速度が遅いのは、回転エネルギーが、銀河の中で星の形成を促す、高速のガス噴射(宇宙ジェット)のエネ
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