宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)のプロペラ機=写真=が25日、県営松本空港(松本市)に着陸した。実験用航空機で同空港を訪れるのは2~3年に一度。珍しい機体に航空機ファンが熱い視線を送った。 機体に宇宙機構のロゴマーク(JAXA)が入ったプロペラ機は、昼ごろに松本空港に着き2時間近く駐機。ファン数人がフェンス越しに写真を撮影していた。松本市内の60代男性は「宇宙機構という珍しさだけでなく、飛行機自体も国内ではめったに見られない機種」と感激していた。 機長の諸隈(もろくま)慎一さん(54)によると、松本空港は東京都調布市の所属飛行場に戻れない場合の代替空港。今回は操縦士訓練で訪れ「景色が良いのにあまり使われないのはもったいない。機会があれば1週間ぐらい実験で使いたい」と話していた。 10月26日(金)の県内ニュース 衆院長野1区 自民の小松氏が出馬を正式表明(10/26 15:00)技能五