震災後、ITを使った被災地支援の動きが加速しています。特に目立っているのはsinsai.infoやbuji.meなどといった「個人によるIT活用支援」で、その動きはソーシャライズ!でもご紹介して参りました(Webに広がる震災被災地支援の動き 2011年は「マイプロジェクト元年」となる)。 こうした個人を中心とした活動が起きてくるのは非常に望ましいことです。しかし、一方で注意しなければならないのは複数のプレーヤーで支援の内容が重複し、「非効率」が発生してしまうことです。 今回の震災においても、特に被災地/震災関連の「情報収集」プロジェクトに関してはかなりの重複が見られたように私は感じます。様々なプレーヤーが情報をまとめており、返ってどこに情報提供していいか分からない、といった経験をした方もいらっしゃるかも知れません。 せっかくの民間の善意とクリエイティビティが、社会のためにフル活用されないの