テコンドーの歴史も2千年? 空手の親? 消された創始者(1/3)の続き。 空手道や柔道、合気道、華道、茶道など道とは、戦うのは相手ではなく自分自身。己と向き合い、鍛錬、稽古を積み重ねることで日々成長することを目的とし一生涯終わるものではない。 また、創始者からの教えを受け継ぎ、正しく後輩や弟子へ伝え、創始者のそのまた先生や先達たちへも最大限の敬意を払うことも道とされる。 その1で紹介した大山倍達氏の直弟子の1人で、今も多くの弟子たちを指導する会長は、稽古中はもちろん、極真会館創始者である大山倍達氏の歴史、朝鮮半島出身者である大山氏がどのように空手と出会い、極真空手を作ったのかなどもよく話して聞かせる。 さらに空手自体の歴史にも言及し、現在のミャンマーあたりの山岳拳法を起源とし、中国大陸へ伝わり中国拳法へと発展。その後、中国南部拳法が沖縄へ伝わり、琉球唐手となり、それが空手へとつながっている