指導者論の続き--。 ここ数年、新年を迎えるたびに、 「転機の年になる」 と予測してきたが、本格的な転機がやってこない。 なぜか。理由は一つではないが、時代の変化に果敢に挑む重厚、鋭利なリーダーに欠けたことが大きい。 現リーダーの野田佳彦首相は、年頭記者会見(4日)で、消費税増税を柱とする税と社会保障の一体改革への決意を、 「大義があることを諦めず、しっかり伝えれば、局面は変わると確信している」 と語った。キーワードは、諦めず、だ。諦めやすいリーダーが、これまで多かった。後見役の藤井裕久・民主党税制調査会長も、9月の党代表選について、 「退いたら(野田再選は)ない。貫いたら再選だ」 と後押しする。貫くは、諦めないと同義だ。 13日の内閣改造、党役員人事も、諦めないで進むための新布陣である。しかし、しぶとく進んだからといって、道が開けるとは限らない。 いずれ立ち往生して衆院解散、と野党と与党
野田佳彦首相は13日、内閣改造を行って再スタートを切りました。しかし、私は30%台まで落ち込んだ内閣支持率は大きく回復することはないとみています。それはなぜかといえば、国民は単に野田内閣に対してではなく、民主党政権そのものに不信感を抱いているからです。 民主党政権は平成21年8月の総選挙の結果、政権交代を果たして発足しましたが、それから2年余りたって、民主党政権がマニフェスト(政権公約)のほとんどをほごにし、国民の期待を裏切ってきたからです。 それで今後、民主党が生まれ変わってきちんと政権運営できればいいですが、私はもはや無理だと判断しています。したがって「政権交代」という名のもとの「民主党」という“大実験”は失敗に終わったのです。 そうである以上、その実験はもうやめて次のステップに早く進んだ方がいい、つまり民主党はもう壊して、政界を再編した方が日本の政治のためだと思います。 もともと民主
印刷 岩手県大槌町の大槌町漁業協同組合(倉沢重司組合長)が約10億円の債務超過に陥り、事実上経営破綻(はたん)したことが分かった。漁協は13日、理事会を開き、組合の存続断念と、新たに設立される組合に事業や従業員を移す方針を承認した。東日本大震災を受けて漁協が破綻するのは初めて。 同漁協は震災で事務所が被災したうえ、融資をしている県信用漁業協同組合連合会が経理状況を調べたところ、過去の設備投資などで十数億円の負債を抱えていることが発覚した。 被災地の漁協には、国や県から、貸し付けや補助金など様々な支援策が講じられている。しかし、岩手県などは、多額の負債を抱えたままでは新たな補助金などの受け皿にはできないとの考えを大槌町漁協側に伝えていた。 この日の理事会で組合は経営改善は困難と判断。新組合の発起人会を今月半ばに開く方向で調整を進めており、新組合立ち上げのめどは6月とした。復旧・復興事
年末に取材を受けたプレジデント誌 2012年 1/2号 で「今年のキーワード」を教えてくださいと言われ、ちきりんは「見限る」と答えました。 昨年来、多くの人がいろんなものを“見限り始めた”と感じたからです。 日本人は世界で稀なほど“お上”や“権威あるメディア”への信頼度が高い国民ですが、昨年起こった福島の原発事故を経て、いよいよそれらを「見限った」人も多いでしょう。 将来、他の原発で何か起こった時、政府やNHKが「爆発はしません!」「メルトダウンなんてありえません!」、「直ちに健康に影響はありません!」と連呼しても、それを素直に信じる人は相当少なくなりそうです。 原発事故は、霞ヶ関、永田町、そして経団連を含めた既存の政治体制、日本の権力当事者に対する不信感も大きく増幅させました。 それにしても、原発事故が起こった時、リーダーシップの“リの字”も見せなかった監督官庁、経済産業省にはあきれまし
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欧州社会党のメルケル・サルコジ路線に対する批判の文の中にも、 http://www.pes.org/en/politicalinitiative/economy/rescue-plan-for-eurozone(A rescue plan for the eurozone) >The measures outlined so far in the economic governance package focus mostly on bringing national deficits down, with no regards to growth and jobs. While there is a need to keep national budgets under control, this cannot be the only objective of economic poli
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