漫画用の背景素材(線画)を販売するWEBサイト「漫画家本舗」が話題になっています。背景素材は、山口県美祢(みね)市の刑務所・美祢社会復帰促進センターの受刑者が刑務の一環として制作しています。運営する同市出身の漫画家・苑場凌(そのば・りょう)さんこと、株式会社みね友善塾の渋谷巧代表に経緯を伺いました。民間運営の刑務所が協力同センターは、日本初の民間委託で運営する刑務所です。初犯で再犯の可能性が低いと判断された受刑者が、他の刑務所に比べて行動の自由度が高い環境で、刑務や職業訓練を通して社会復帰を目指します。 背景素材は、センター側が選んだ人材に、渋谷さんや現地のスタッフが描き方を指導。受刑者は写真を基にパソコンで線画を制作し、チェックを経て公開されます。作品は現在約100点がアップされ、おおむね1枚324~540円で販売。購入者本人による改変は自由で、何度でも使用できます。一部はレイヤー(多層
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