どんなに経験を積んだところで、ビジネスにおいて全勝はあり得ない。 ビジネスとは、一定の割合で失敗するものでもあるからだ。ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正社長も言うように、「一勝九敗」の世界である。 柳井社長の著書『一勝九敗』に、子会社をつくって野菜ビジネスをはじめたときのエピソードが紹介されている。 野菜ビジネスへの進出については、メディアの報道でも、なぜユニクロが野菜かという声が多く聞かれた。社内でも反対があったという。 だが、やってみなければわからない。 結果的には、1年半で野菜事業から撤退することとなったが、これを失敗と思うか、それとも、さらなる成功の原点になったと考えるか。あなたはどう思うだろうか。 私は、失敗を成功の原点と思える人は、失敗を糧にできる人だと思っている。 失敗は、自分が変わるためのチャンスである。これまでのやり方では越えられない壁にぶちあたり、それを
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