はじめに Rustでグラフィクスプログラムをクロスプラットフォームに書く環境が、wgpuというクレート中心に揃っていて大変素晴らしいので、それについてメモします。 記事の後半では実際にwgpuを使って三角形の描画までを試してみます。 バージョン Rust: 1.62.0 wgpu: 0.13.1 グラフィクスAPI この記事ではグラフィクスプログラミングを、グラフィクスAPIを利用したプログラミングを指すものとします。 まずはグラフィクスAPIについて最初に説明をします。 グラフィクスAPI グラフィクスのAPIとは、具体例をあげるとOpenGLやDirctX的なやつです。 現代においてリアルタイムグラフィクスを利用するプログラムを書く場合、CPUだけで実行される普通のプログラムとは違い、GPUを使うプログラムを書くことになります。 GPUを使うプログラムを書くとはどういうことかというと、
A Comparison of Modern Graphics APIsAlain Galvan ·1/30/2021 @ 8:54 PM · Updated 4 months ago Low level Graphics APIs such as DirectX 12, Vulkan, Metal, and WebGPU are converging to a model similar to the way GPUs are currently built. In this article we'll review modern graphics APIs and how they compare with older graphics APIs such as OpenGL in their design and data structures. Tags: blogshadervu
WebGPU仕様 https://www.w3.org/TR/webgpu/ https://www.w3.org/TR/WGSL/ WebGPUはブラウザに搭載される、GPU(とHTML canvas要素)を使用するためのJavaScript API。 WGSL(WebGPU Shader Language)は、WebGPU APIで直接渡せる標準のシェーダー言語仕様。 現状活発に仕様更新がなされているので、各実装配布が最新仕様に追いついていないことが多いので注意。 WebGPU Shader Language Rust風の構文を採用したWebGPU標準のシェーダープログラム記述言語。仕様上にはRustの名前は一切出てこない。 あくまで構文をRustに似せてあるだけで、Rustの意味論までは採用されていない。 たとえば現時点では、ifは文の一つであり、Rustのように三項演算子用途での右
WebGPU is an upcoming Web API that gives you low-level, general-purpose access GPUs. I am not very experienced with graphics. I picked up bits and bobs of WebGL by reading through tutorials on how to build game engines with OpenGL and learned more about shaders by watching Inigo Quilez do amazing things on ShaderToy by just using shaders, without any 3D meshes or models. This got me far enough to
This specification was published by the GPU for the Web Community Group. It is not a W3C Standard nor is it on the W3C Standards Track. Please note that under the W3C Community Contributor License Agreement (CLA) there is a limited opt-out and other conditions apply. Learn more about W3C Community and Business Groups. Set up cross-linking into the WebGPU and WGSL specs. [Issue #tabatkins/bikeshed#
ウェブの3Dグラフィックスを扱う新しい仕様として提案されているWebGPU。前回の記事ではGPGPU(GPUによる汎用計算)用の機能、「コンピュートシェーダー」について紹介しました。 一方、WebGPUの描画機能については何ができるのでしょうか? WebKitの実験ページ「WebGPU demos」にWebGPUを使用したデモが示されていますが、これだけではいまいちWebGPUのポテンシャルを量ることができませんでした。そこで、WebGPUの描画機能について可能性を探るべく、WebGPUとWebGLを比較するデモを作ってみました。 WebGPUについて詳しくは以前の記事「次世代仕様のWebGPUとは? 」をご覧ください。 WebGPUの描画デモ 3Dモデルを読み込んで、canvas要素にWebGPUのレンダリングで表示するデモです。それぞれのモデルは独立に回転しており、いわゆるドローコール
This article is introducing a new graphics shading language for the Web named Web High Level Shading Language (WHLSL, pronounced “whistle”). The language is insprired by HLSL, the dominant shading language for graphics app developers. It extends HLSL for the Web platform to be safe and secure. It’s easy to read and write, and is well-specified using formal techniques. Background Over the past few
ここ数年、Qiita上ではもっぱらポエムを生業としつつあります。@emadurandalです。こんにちは。 本記事ではWebGPUのWeb3Dにもたらす意味や効果について語っていこうと思います。とってもポエミーです。よろしくお願いします。 (なお、現時点でのWebGPUでは未対応で、将来的なサポートが議論されている未来の機能を前提にした話もしています) なぜWebGPUが必要とされているのか そもそもなぜ、WebGPUなのでしょうか。別にWebGLのままではいけないのでしょうか。 OpenGLは4.x世代が引き続きアップデートを続けていますし、OpenGL ESも3.x世代がコンピュートシェーダーを獲得するなど進化を続けています。それをベースにWebGL2とかWebGL3とかで順当にアップデートしていけば良いのではないでしょうか? そう思う方も多いでしょう。 しかし世の中を見渡すと、Web
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