Scala関西サミット2018 「実践GraphQL on Scala」の発表資料 - https://github.com/petitviolet/graphql_on_scala
テストをしようとすると、現在時刻を変更したくなることがよくある。現在のプロジェクトではjoda-timeを使っているので、joda-timeのDateTime.nowが返す時刻を変更したい。ということで、それを簡単にできるjoda-time-fakeというライブラリを作りました。 https://github.com/shibayu36/joda-time-fake-scala https://mvnrepository.com/artifact/com.github.shibayu36/joda-time-fake インストール sbtの場合はlibraryDependenciesに入れる。 libraryDependencies ++= Seq( "com.github.shibayu36" %% "joda-time-fake" % "0.0.2" ) 使い方 README.mdに書
scala.connpass.com Scala福岡で登壇機会をいただき、お話してきました。 ぼくたちが運用・開発しているMackerel というプロダクトで、2度実施したPlay Frameworkのバージョンアップで得た知見を元に、アプリケーションフレームワークの更新をどうすれば安全にやれるだろうか、という観点でのお話でした。 あえて技術的な側面にはあまりフォーカスせずに、プロジェクトマネジメントの視座からお話することで、ScalaやPlayにかぎらず参考になるような発表になればいいな、ということを意識しました。他の言語の世界をあまり詳しく知らないので、意図通りの発表になったかどうかはわかりませんが…。 Twitterを見たところ、おおむね好評なようでよかったです。 サービスに機能追加しながら運用しつつ、フレームワークやライブラリのバージョンアップについて行くのまじで大変なので、このセ
Scala関西 Summit2016の翌日、京都のはてなさんオフィスに伺わせていただき弊社とはてなさんの合同Scala勉強会を開催しました。 今回はクローズドな勉強会ということで普段あまり外には出せないようなリアルな悩みなどもご相談させていただいたのですが、当日の内容を可能な範囲でまとめてみたいと思います。 Scalaの利用状況について はてなさんでScalaを採用しているのは3プロジェクト、社内でScalaを書けるエンジニアは10人ほど、フレームワークはPlay + SlickもしくはScalatra + Slickとのことですが、最近のプロジェクトではSlickはDSLを使わず生SQLを書いているそうです。WebフレームワークはFinchも検討されたそうなのですが、生産性に問題があるという判断で採用には至らなかったとのことでした。 弊社でScalaを使っているのは2プロジェクトですが、
akka-httpベースでS3を実装することを完全に断念した私は今, finchの勉強をしている. この記事では, finchというのは一体何なのか?ということをすごくざっくりと説明する. finchはfinagle-httpの上に作られた, RESTを関数的に書くことを助けるフレームワークである. finagle-httpとは? まずfinagle(発音: ふぃねーごー)は, protocol-agnosticな非同期RPCフレームワークである. protocol-agnosticというのは日本語でいうと, 「通信プロトコルがどういうものであるかは抽象化されている」ということである. agnosticというのは, コンピュータシステムの世界ではよく使われる言葉である. もっと簡単な言葉でいうと, unwareである. 従ってfinagle-httpとは, protocol=HTTPとなっ
ScalaのWebフレームワーク事情 2015年版 - たけぞう瀕死ブログ Scala界隈のWebフレームワークやJsonライブラリは良くも悪くも混沌を極めている(?)わけですが、それにしても竹添さんが紹介してるやつだけでは個人的に不公平感というか、混沌としている感が全然伝わらないと思ったので、全部に詳しい訳ではいですが、自分なりに現状を書きたくなったので紹介しようと思います。 どうせ全部を本当に知り尽くしている人なんでいないので、これはこれで不公平というか偏った見方にもなってるかもしれませんが、そんなこと言ってたらこういう記事をいつまで経っても書けないので、思い切って書くことにしました。 いつもの注意書きですが、あくまでこれ書いてる2015年10月現在の状況であり、1年程度経過しただけで状況は劇的に変化する可能性あるので、ご了承ください。 そもそも、あまりこういうの書きたくないのは、わり
こんにちは、アプリケーションエンジニアの id:pokutuna です。 「はてな教科書」は、はてなで Web 開発に携わるエンジニアのために作られた1週間で Web アプリケーション開発の基本を身につけるための教科書です。はてなサマーインターンシップや、入社時研修に利用されています。2012年から GitHub 上で公開しており、どなたでも読むことができます。 はてなでは継続的に教科書を更新していますが、特に毎年のインターンの講義内容をフィードバックしています。今回の更新では、新しくはじまったScalaとSwiftのコースで利用した教科書を追加しました。アプリケーションの学習や研修題材としてどうぞご利用ください。 Scala の教科書を追加しました 今年のインターンでは Mackerel の開発に取り組む 「クラウドサーバ管理システムコース」コースが開催されました。去年までのインターンで
We got liftoff! The Dotty compiler for Scala bootstraps. We got liftoff! The Dotty project is a platform to develop new technology for Scala tooling and to try out concepts of future Scala language versions. Its compiler is a new design intended to reflect the lessons we learned from work with the Scala compiler. A clean redesign today will let us iterate faster with new ideas in the future. Today
class: center, middle # Scalaにおける<br>関数型並列並行<br>プログラミング [![クリエイティブ・コモンズ・ライセンス](http://i.creativecommons.org/l/by/2.1/jp/88x31.png)](http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/) --- class: middle <img src="image/xuwei.gif" alt="アイコン" width="100" height="100" /> - twitter [@xuwei_k](https://twitter.com/xuwei_k) - github [@xuwei-k](https://github.com/xuwei-k) - blog <http://xuwei-k.hatenablog.com>
追記 間違っていないことを示していただけました → 「Scalaに存在演算子を求めるのは間違っているだろうか」の解答例 - scalaとか・・・ さらにLensでも → 「Scalaに存在演算子を求めるのは間違っているだろうか」をLens/Prismで解いてみる - 独学大学情報学部 (間違っていないけど、そういう抽象化が適切とは言っていない) 精進せねば・・(´・_・`) 追記終わり。 あなたはそこにいますか CoffeeScriptには存在演算子?. があります。 これは、JSONのようなネストした構造で、かつ値が途中でnullになってるかもしれないけど一番内側の値が欲しい! ときに便利な仕組みです。 コードとしては obj = { e : { d : { c: { b: { a: { value: 1 } } } } } } # 存在演算子を使ってvalueにアクセス! obj?.e
TypesafeのPlayチームがWebフレームワーク“Damiya”のバージョン2.4をリリースした。前回のメジャーリリースPlay 2.3からは,およそ1年ぶりになる。今回のリリースは,PlayのコントリビュータであったKate von Roeder氏を追悼して,Damiyaと命名されている。 2.3から依存性注入(DI)を採用して開始されたリファクタリングによるモジュール性の向上は,今回のリリースでも継続されている。その方針によって,Anormデータアクセス層やEbeanといったモジュールが別プロジェクトとして切り出された。また今回のPlayではJava 8が必須となり,ラムダやデフォルトメソッドがJava-APIで使用されている。 依存性注入はこれまでのバージョンでもサポートされていたが,今回からは初期状態で使用可能になるとともに,利用が推奨されるようになった – グローバルステー
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新しい言語をさわったらとりあえずラムダ計算のインタプリタを実装するよね! Scalaでふつうにラムダ計算のインタプリタを実装するのはあまりに簡単*1なので, 型レベルでやってみた. まじめな話をしておくと, C++のテンプレートがチューリング完全なのは有名な話だけど, Scalaではどうなのか気になった. 以前C++のテンプレートでラムダ計算のインタプリタを実装したのと同様のことができるか思考実験してみると, だいたいできそうに思えたのでやってみた. できたもの 例 import lambda._ case class Equals[A >: B <: B, B]() // 型レベルの同値性チェック用 type S = x ->: y ->: z ->: ( x @@ z @@ (y @@ z) ) type K = x ->: y ->: x type result = ( S @@ K
ScalaでSQLを書くのにSlickで便利にやる話. Slickでは生SQLを補間子(sql"...")で書けるけれど, リストが渡せなくてWHERE column IN ($list)できなかったり, 他にもいくつか不便なところがあったのでなんとかした. 最近になってScalaを書き始めたのでScala力を上げるための練習も兼ねている. なぜ生SQLか 社内では既にMackerelでSlickを使っていて, liftedな書き方をしているけれど, これはぱっと思いつくだけでも以下のような実運用上の課題があった. そもそもどの部分がクエリを表しているのかぱっと見わかりづらい 意図せず複雑なクエリになることがある 非Scalaエンジニアが読めない とくに最後のは, たとえばインフラ系のエンジニアが(クエリログを精査した結果などから)やばいクエリの出所を探そうと思ったときに全く手がつけられな
『Scala関数型デザイン & プログラミング - Scalazコントリビュータによる関数型徹底ガイド』(タイトル長い)を読んでいる。まだ読み終わっていないが、現時点での感想としては「最高の本だ!」という感じ。 Scala関数型デザイン&プログラミング ―Scalazコントリビューターによる関数型徹底ガイド (impress top gear) 作者: Paul Chiusano,Rúnar Bjarnason,株式会社クイープ出版社/メーカー: インプレス発売日: 2015/03/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る 書名からはまったくうかがい知ることはできないが、こちらは『Functional Programming in Scala(以下FPinScala)』という書籍の日本語訳本である。 Functional Programming in S
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