JR東日本は23日、同社が管理する約120の無人駅に「名誉駅長」を置くと発表した。駅と地域のつながりを深めるきっかけにしたいと初めて企画。同社OBに委嘱し、4月1日以降順次配置していく予定だ。長野支社(長野市)によると、長野県内では4路線10駅に配置する計画でOBに打診中という。 名誉駅長はボランティアで、各駅に常勤はしない。自宅から駅に通える範囲に住むOBが、不定期に清掃や草木の植栽、自転車の整備など、駅の環境整備をする。県内では飯山線、小海線、大糸線、中央東線の無人駅に配置する予定。どの駅にするかは現在調整中という。 JR東日本広報部は「鉄道に関する知識や経験が豊富な人が名誉駅長になるので、駅で出会ったら気軽に声を掛けてほしい」としている。 03月24日(土)の県内ニュース 長野以北にしなの鉄道前向き 対策協が経営引き継ぎ要請(3/24 07:54)「市田柿」地域振興の柱に サンプ