はじめに 前回は重複値抽出に焦点を当て、名寄せ処理は「不要なレコードを削除」という単純な方法を紹介しました。今回は名寄せ処理に重点を置き、「各レコードに泣き別れしたフィールド値を統合」する方法を紹介し、ASP.NETでの実装例を紹介します。 対応可能なRDB MySQL(4.1以上)、SQL Server、Access、PostgreSQL、OracleなどのRDBで可能です。ただし、EXISTS演算子とサブクエリー(第1回参照)が利用できないSQLiteでは不可です。 必要となる前提知識と環境 前半部分はSQL命令の解説になるので、SQLの基礎知識が前提となります。 後半部分は各回を通して、ASP.NET開発の基礎知識(SQL Serverへのアクセス方法、MultiViewコントロールの使い方を含む)、および以下の環境が前提となります。 開発ツール:Visual Web Develop