xkcd - Spirit 1月26日, NASA は数カ月間続けていた火星探査機スピリット (Spirit rover) の砂地からの救出を諦め,今後は「定点調査所」としての運用へと切り替えることを発表した。 今からちょうど6年前の火星着地以来,当初予定していた約90日間の計画を遥かに超える運用を経て,スピリットは遂に終りの場所を見つけたことになる。 人々の予想を超える発見と驚きをもたらしてくれたこの機体に対して,単なる探査機以上の愛着を感じている人は少なくないはずだ。 xkcd のマンガは,その気持ちをよく表していると思う。 スピリットによって撮影された火星地表の写真とCGモデルを合成して作られたイメージ画像。 スピリットが撮影した火星の日没。少し誇張されているものの,実際の見え方に近くなるよう着色されている。 火星のつむじ風。このつむじ風によって太陽電池パネルに積もった塵が払われたと
【ワシントン=勝田敏彦】オバマ米大統領は1日に発表した11会計年度(2010年10月〜11年9月)予算教書で、20年までに月有人探査を目指す航空宇宙局(NASA)の計画を打ち切ることを明らかにした。 アポロ計画以来となる月有人探査は、04年にブッシュ前大統領が発表した新宇宙戦略に基づく「コンステレーション計画」の柱だった。だが、次世代ロケット「アレス」の開発経費が膨らむなどし、実現が危ぶまれていた。 ホワイトハウス行政管理予算局(OMB)のオーザッグ長官は会見で「NASAの研究の軸足を、火星有人探査も視野に入れた長期的な技術開発に移す」と述べた。 月有人探査は、1972年、アポロ17号の2人の飛行士が月面に立ったのが最後。 国際宇宙ステーション(ISS)は運用を延長する。現在、ISSは予算上、15年までしか計画はないが、20年ごろまでは運用の見通し。風船のような構造物を設置して飛行
節分を前に、赤鬼のお面を手にする野口さん=NASA、宇宙機構提供赤鬼のお面をかぶり、「豆まき」をする野口さん=NASA、宇宙機構提供 ひと足早く、宇宙で「鬼は外」――。節分を前に宇宙航空研究開発機構は1日、飛行士の野口聡一さん(44)が、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で豆まきをする写真や動画を公開した。野口さんは赤いシャツに鬼のお面をかぶって、赤鬼に変身。豆に見立てたカラフルなチョコレートを、左手で前に向けてそっとまき、「福は内」を願った。 無重力状態のため、「豆」は落下せずに四方八方へゆっくりと飛び散り、画面の外へ消えていった。宇宙機構は「なぜ鬼自身が豆をまいているのかは聞かないで欲しい」としている。 このほか、野口さんが「きぼう」内に設けられた個室を紹介したり、掃除や散髪をしたりする様子も公開された。宇宙機構のHP(http://iss.jaxa.jp/li
Image credit: NASA アメリカ政府は2月1日、2011年度予算教書を公開し、有人月探査計画であるアメリカ航空宇宙局(NASA)の「コンステレーション計画」について正式に中止すると発表した。 2004年のブッシュ大統領の新宇宙政策を受け、NASAはこれまでコンステレーション計画として、スペースシャトルの後続機となる、次世代有人宇宙船「オリオン」とアレスIロケットの開発を進めてきた。予定ではスペースシャトルを2010年に退役させ、国際宇宙ステーション(ISS)を2015年頃に廃棄し、アレスIとオリオンを2014年に打ち上げ、月面有人探査用のアレスVロケットや月面着陸船を2020年に打ち上げる予定だった。 しかし、オバマ大統領の就任後、アメリカ有人宇宙飛行計画を見直すための外部有識者委員会(通称:オーガスティン委員会)が結成され、「このままでは時間も予算も足りない」という最終報告
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
今月3日の節分を前に国際宇宙ステーションに長期滞在している宇宙飛行士の野口聡一さんから一足早い豆まきの映像が届きました。野口さんは去年12月から国際宇宙ステーションで長期滞在を続けていて、科学実験など、さまざまな業務を行っています。
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