東京都内で開かれている「宇宙と芸術」をテーマにした展覧会の会場で、詩人の谷川俊太郎さんが朗読会を開き、半世紀以上前のデビュー作「二十億光年の孤独」を読み上げるとともに宇宙への思いを語りました。 谷川俊太郎さんは現代を代表する詩人の1人で、デビュー作として昭和27年に発表した詩集『二十億光年の孤独』など、宇宙を題材にした作品を数多く発表しています。 29日の朗読会は「宇宙と芸術」をテーマにした展覧会を開催している東京・江東区の東京都現代美術館が企画したもので、谷川さんの作品のファンなど100人余りが参加しました。 この中で谷川さんは、宇宙をテーマに詩を作ってきた理由について「天文学にも星空にも興味があったわけではないが、宇宙の中で自分が生きている座標を決めたかった。決めないと前に進めないと思った」と述べました。 そして、デビュー作の『二十億光年の孤独』を朗読したうえで「この詩を作った頃は宇宙
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