運命 vs. 革命 鳴り響けムジーク!!
NASA=アメリカ航空宇宙局は、冥王星に今月、最接近する予定の無人探査機が撮影した冥王星の最新の画像を公開し、より鮮明になっていく姿に、研究者の間では冥王星の実態解明に期待が高まっています。 NASAが今回公開したのは、「ニューホライズンズ」が5月下旬から先月下旬にかけて撮影した画像を加工したもので、中央に見える冥王星と、周回する冥王星最大の衛星「カロン」の姿が、前回公開された画像よりも鮮明に写し出されています。また、別のカラー画像では、冥王星が、全体に茶色で、下の半球に黒い部分が広がっていることが分かります。 これについて研究チームの1人は、「黒い部分が何かまだ分からないが、今後が楽しみだ」と述べ、冥王星の実態解明に期待を示しました。「ニューホライズンズ」は、冥王星に最接近する際に、地表の詳細な画像の撮影や大気の成分調査などを行う計画で、太陽系の起源の解明につながるデータも得られるのでは
米航空宇宙局(NASA)は1日、7月中旬に冥王星に最接近する無人探査機「ニューホライズンズ」が撮影した最新の画像を公開した。探査機による冥王星の観測は史上初。今回は過去に公表した画像より詳細で、冥王星の表面に黒っぽい点のような部分が並んでいる様子が初めて明らかになった。 6月下旬に撮影された画像2枚を公開した。明るい茶色の冥王星のそばに、暗い灰色の衛星カロンも写っている。冥王星の赤道付近には、直径500キロほどの黒っぽい点が等間隔で並んでいた。今後、探査機が冥王星に近づき、より詳細な画像データが得られれば、正体がわかる可能性が高いという。 ニューホライズンズは現在、冥王星から1300万キロほど離れた空間を、冥王星から見て秒速14キロで移動中。2006年に打ち上げられ、9年以上かけて観測目的の冥王星付近にたどり着いた。(ワシントン=小林哲)
野口聡一宇宙飛行士や土井隆雄宇宙飛行士のゆかりの地である茅ヶ崎市。この茅ヶ崎市でかつて日本初のロケット火薬実験が行われたとの証言をもとに、宇宙開発の幕開けを告げた記念碑建立計画が進められている。 日本の宇宙開発の第一歩は、1955(昭和30)年の4月に東京の国分寺市で公開試射された東京大学の糸川英夫教授のペンシルロケットとされている。このペンシルロケットに火薬を提供したのは、その第一人者といわれた村田勉博士であった。 JAXAの的川泰宣名誉教授によると、この村田博士による日本で最初のロケットの打ち上げ(火薬実験)が1934(昭和9)年に横須賀海軍砲術学校辻堂演習場であった汐見台で行われ、以後、海岸一帯で終戦まで繰り返されたという。 加山雄三さんの証言も 記念碑の建立計画は、「ちがさき宇宙記念日(8月9日)」創設に尽力したちがさき宇宙フォーラムのメンバーが、的川名誉教授からこの話を聞き及んだ
6月21日未明、北海道内の複数の施設や天文台で夜光雲が観測された。複数のカメラ画像データを使用し夜光雲を検出・同定したのは日本国内では初のことだ。 【2015年7月3日 名古屋大学 太陽地球環境研究所】 6月21日朝2時から3時にかけて、北海道で、夜空に青白く輝く雲が観測された。名古屋大学太陽地球環境研究所陸別観測所短波ドップラーレーダー観測施設(陸別町)、同研究所母子里観測所(幌加内町)、なよろ市立天文台(名寄市)、オホーツクスカイタワー(紋別市)で撮影された画像をもとに、北海道大学低温科学研究所、名古屋大学太陽地球環境研究所、駒澤大学、明治大学、国立極地研究所、情報通信研究機構の研究グループが解析を行い、この雲が夜光雲であると同定された。 陸別観測所短波ドップラーレーダー観測施設で撮影された夜光雲。夜光雲特有の筋状の構造がレーダーのタワーの向こうに写っている(撮影:名古屋大学太陽地球環
TOP > NEWS > HUMAN SPACE FLIGHT > ISS > 星出宇宙飛行士「宇宙開発は難しいことだが、ロシアはしっかりやってくれると思います」 Image credit: sorae.jp 今年4月のプログレスM-27M補給船の打ち上げ失敗、5月のプロトンMロケットの打ち上げ失敗など、ロシアの宇宙開発で失敗が続いていることについて、宇宙航空研究機構(JAXA)に所属する宇宙飛行士の星出彰彦さんが、ロシアの宇宙開発の現状や今後への期待について語った。 これは6月22日に開催された、筑波宇宙センター展示館のリニューアル内覧会後の、記者会見の中で語られたもので、「最近ロシアの宇宙開発で事故が相次いでいる。国際宇宙ステーション計画では日本もロシアの宇宙船を使うなど関係が深い。今回の事故や、今後についてどう思うか」という旨の質問に対して、星出飛行士は次のように述べた。 「宇宙開発
Image credit: Roskosmos ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は7月3日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する「プログレスM-28M」補給船を載せた、「ソユーズU」ロケットの打ち上げに成功した。プログレス補給船の打ち上げは、今年4月に失敗して以来初のこととなった。 また、ISSへの物資補給をめぐっては、昨年10月と今年6月にも、米国の補給船がロケットの打ち上げ失敗によって失われており、今回のプログレス補給船の打ち上げは、普段以上に重要なものとなった。 ロケットはカザフスタン時間2015年7月3日10時55分50秒(日本時間2015年7月3日13時55分50秒)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地の1/5発射台、通称「ガガーリン発射台」から離昇した。ロケットは第1段、第2段などを分離しつつ順調に飛行し、打ち上げから約9分後にプログレスM-28Mを分離、計
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