2月14日(月)午後4:05〜<総合> 15日(火)午後4:00〜<BS2>で再放送予定です。 ニュースや特別番組等の影響で、放送時間変更や休止の場合もございます。 ご了承ください。 川口淳一郎(宇宙工学) 去年6月、小惑星に着陸し地球外物質を持ち帰るという人類初の偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」。何度も絶望的なトラブルに見舞われ満身創痍になりながらも、見事帰還を果たした2592日・60億?のドラマは大きな感動を呼んだ。今回は爆笑問題がJAXA相模原キャンパスを訪ね、宇宙から帰還した本物のカプセルと対面。最高2万℃にもなる高温に耐え、焼け焦げた表面に息をのむ。 小惑星への往復は、NASAですら手を出さなかったハイリスク・ハイリターンのプロジェクトだった。その成功を支えたのは、20年がかりで開発した超低燃費のイオンエンジンなどメイド・イン・ジャパンの技術の数々。そして絶望的な状
太陽系外惑星に未知の物質か 1月5日 4時9分 太陽系の外にある惑星に、密度がダイヤモンドの3倍に及ぶ極めて硬い物質が存在する可能性のあることが、愛媛大学の研究で新たに分かりました。こうした研究成果がまとまるのは世界で初めてだということです。 太陽系の外の宇宙には、ガスなどを主体にした500個以上の惑星があることが確認されていますが、このうち地球と同じように岩石を主体とする「スーパーアース」と呼ばれる惑星は、全部で23個見つかっています。愛媛大学の土屋卓久教授の研究グループは、「スーパーアース」のうち、地球の10倍の質量を持つ惑星の内部構造について、自分たちで開発したコンピューターソフトで計算しました。その結果、こうした惑星の内部には、地上の600万倍を超える圧力がかかり、密度がダイヤモンドのおよそ3倍に及ぶ、極めて硬い未知の物質が生み出されている可能性の高いことが分かったということです。
はやぶさ後継機 開発本格化へ 1月1日 17時16分 多くの苦難を乗り越え“奇跡の帰還”を果たした、小惑星探査機「はやぶさ」の快挙を再び目にすることができるかどうか、3年後の打ち上げを目指して後継機の開発がことしから本格的に始まります。 はやぶさの後継機は、小惑星「イトカワ」から砂を持ち帰るという世界で初めての快挙に続き、今度は生命の起源に迫ろうと、有機物や水を多く含む別の小惑星がターゲットです。地球と小惑星との軌道の関係で、2014年と15年に来る、打ち上げのチャンスを逃すと、次は10年近くあとになるため、国は、後継機の開発に着手することを決め、新年度の予算案で要求どおり30億円を盛り込みました。これを受けて、宇宙航空研究開発機構は、3年後の2014年の打ち上げを目指して詳細な設計に入ることになり、ことし後半には機体の製造を始めたい考えです。計画では、はやぶさの後継機は、打ち上げから4年
きょう、東京海洋大学でおこなわれた、さかなクンの記者会見の全文をご紹介します。 さかなクンの真摯で飾り気のないお人柄がよく表れた会見でした。 皆さん、おはようございます。 このたび富士五湖のひとつである西湖で、さかなクンと西湖の周辺の漁協のご協力でクニマスの生存が確認されました。本学は海洋生物、絶滅危惧種をできるだけなくす、できれば復活させたいという思いで研究していますので、そのひとつとしてさかなクンのお仕事は、大変われわれに勇気と教訓を与えてくれたと私は思っております。 田沢湖を教訓にして、是非海域・水域の保全に努める努力をするひとつの教訓を与えてくれました。さかなクンの地道な努力が「ある成果」を見せたと思っています。さかなクンにつきましては、本学の館山にあります水圏教育研究所に彼の研究室を持って研究していただいています。環境汚染の問題や温暖化の問題がございますが、各地で変わった魚、それ
絶滅したと考えられていたクニマスが見つかったきっかけは、東京海洋大学の客員准教授で、テレビなどで活躍している「さかなクン」でした。経緯などについてお話を伺いました。 取材した科学文化部の野町かずみ記者の談: 「インタビュー中、さかなクンは驚きの様子を再現する度に ソファから何度も飛び上がって熱弁をふるい、 見ているこちらも笑顔になる温かい人柄でした。 また話をする度に頭にかぶっているフグの帽子のひれが ゆらゆら揺れるのがおかしくて インタビュー中、笑いをこらえるのに必死でした。 クニマスを丁寧に正確に描きたいと 似た魚のヒメマスを取り寄せようとまでする さかなクンの魚に対する深い敬意と愛情に クニマスが応えてくれたのではと思いました。」 さかなクンのお人柄が伝わってくるインタビューを全文掲載します。 中坊先生の京都大学総合博物館に絶滅してしまった秋田県の田沢湖産のクニマスの液浸標本がありま
はやぶさ講演会 初公開映像も 12月11日 22時21分 小惑星からサンプルを持ち帰ることに世界で初めて成功した、日本の小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトチームのメンバーがさいたま市で講演し、初公開となる開発段階の映像を見せながら、開発の苦労話を語りました。 講演を行ったのは、「はやぶさ」のプロジェクトチームのメンバーで、宇宙航空研究開発機構の久保田孝教授です。「はやぶさ」は、数々のトラブルを乗り越えてことし6月に7年ぶりに地球に帰還し、地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」からサンプルを持ち帰ることに世界で初めて成功しました。講演で久保田教授は、無重力状態を再現した部屋で、小惑星に見立てた台の上に「はやぶさ」が着地する際の目標となる目印を取り付ける実験を行った映像を初めて公開しながら、重力がないために目印がはね返されてしまうなど、失敗を重ねたと説明しました。そのうえで、久保田教授は
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2010年12月08日 (水)時論公論 「あかつき失敗と日本の宇宙開発」 日本初の金星探査機「あかつき」は、きのう行われたエンジンの噴射中にトラブルが発生、金星の軌道に載ることに失敗。「あかつき」は金星の気象を調べることで、大きさがほぼ同じで兄弟星といわれる地球の将来の気象を予測する手掛かりが得られると期待されていただけに、関係者の落胆は大きい。これで日本は7年前の火星探査機「のぞみ」に続いて惑星探査では2回連続の失敗。 今夜の時論公論は予定を変更して、日本が宇宙開発を進めていく上であかつきの失敗をどうとらえればよいのか水野倫之解説委員。 そしてきょうになって宇宙航空機構で探査機からのデータを詳しく解析したところ、12分間噴かなければならないエンジンの逆噴射が2分から3分程度しか行われていなかったことが分かった。あかつきは十分スピードを
130万部を超えるベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のアニメ化が決定しました! 放送予定 総合テレビ 平成23年3月中旬 午後10:55分~ (全10話) 制作情報など随時発表していきます。 どうぞ、お楽しみに!!
ことし没後20年を迎えたレナード・バーンスタイン。 華やかで躍動感あふれる その響きは今も世界の音楽ファンを魅了し続けている。 バーンスタインの愛弟子、指揮者・佐渡裕がNHKのスタジオにこもり、師とすごした足かけ4年の体験を、丸1日語り尽くした。 英語が苦手だった佐渡の殻を破ってくれた最初のレッスン、ウィーンフィルと衝突したリハーサル、作曲家としての複雑な思い、そして教育に命を燃やした最後の日々、、、さらに、第1回では、佐渡はバーンスタインから受けた最初のレッスンをとらえたホームビデオを初公開! 佐渡裕が絶妙のトークで描き出したバーンスタインの素顔を4回にわたって送る。 ・ 【出演】佐渡裕(指揮者) 1961年5月、京都市に生まれる。京都市立芸術大学フルート科卒業。87年、タングルウッド音楽祭でレナード・バーンスタイン、小沢征爾らに師事。89年、新進指揮者の登竜門として権威あるブザンソン国
GPS衛星 2機目以降開発へ 9月8日 4時34分 GPSのような位置を特定する機能を持つ、日本で初めての人工衛星が、今月11日に打ち上げられますが、能力を十分に発揮するには、少なくとも3機の衛星が必要なことから、政府のプロジェクトチームは、まだ決まっていない2機目以降について、来年8月までに具体的な開発計画をとりまとめることになりました。 これは、7日に開かれた政府のプロジェクトチームの初会合で決まったものです。日本が利用しているアメリカのGPSは、ビルの谷間や山あいで衛星が見えなくなると位置を特定する精度が落ちるという問題があり、日本は、新たに開発した衛星を3機以上打ち上げて機能を補完する計画です。その最初となる「みちびき」が、今月11日に打ち上げられますが、2機目以降の衛星については多額の開発費が見込まれることなどから、まだ具体的な計画が決まっていません。これについて、政府のプロジェ
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