『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』の著者に聞く! 7年間、60億キロにもおよぶ宇宙の旅。地球の技術者たちとの強い絆に引かれるかのように、小惑星探査機「はやぶさ」は孤独な宇宙空間から地球圏へ帰還し、その任務を全うした。2010年6月13日の大気圏再突入は記憶に新しい出来事だろう。『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』(マガジンハウス)は、そんな「はやぶさ」の旅立ちから終着までを追った一冊だ。2003年5月9日の打ち上げから「はやぶさ」の動向を取材し続けた、ノンフィクション作家・山根一眞氏による渾身の記録書である。「はやぶさ」が意味するものとは何だったのだろうか。そこに思いを馳せた日本人の姿、宇宙へ進出することの意味について山根氏に話を伺った。 ノンフィクション作家・山根一眞氏。獨協大学経済学部特任教授。7年間にわたり「はやぶさ」の動向を取材し続けた。作家や"元祖モバイラー"として新聞、雑誌で活躍
もっとも生命に適した系外惑星を発見 グリーゼ581g 【2010年10月1日 NASA】 地球から20光年の距離にある恒星グリーゼ581の周りに、新たに2つの惑星が発見された。そのうちの1つが、液体の水と大気を持つことが可能な環境にあり、これまでに見つかっている系外惑星のうちでもっとも生命の生存に適したものであることがわかった。 グリーゼ581の惑星軌道を、太陽系の図と重ねたもの(提供:National Science Foundation/Zina Deretsky) グリーゼ581惑星系の想像図。クリックで拡大(提供:Lynette Cook) 米・カリフォルニア大学サンタクルーズ校と同・カーネギー研究所の共同研究チームがハワイのケック天文台を用いて行った11年にも及ぶ観測から、てんびん座の方向20光年の距離にある赤色矮星グリーゼ581の周囲に、新たに2つの惑星を発見した。グリーゼ58
【ワシントン=勝田敏彦】米下院は9月29日夜、航空宇宙局(NASA)の2011〜13会計年度の実施計画を定める予算関連法案を304対118の賛成多数で可決した。法案にはスペースシャトルの飛行を1回追加して退役させることや、国際宇宙ステーション(ISS)を少なくとも20年まで運用することなどが盛り込まれている。 従来の計画ではシャトルの打ち上げは来年2月のエンデバーが最後だった。今回、来年6月ごろにアトランティスの打ち上げが追加された。アトランティスにはNASAの飛行士4人が乗り組む。上院は同内容の法案を可決済みで、大統領の署名で法律が成立する。
Image credit: NASA 米下院は9月29日夜、スペースシャトルの追加ミッションなどを含む米航空宇宙局(NASA)の予算案を承認し、2011年6月にスペースシャトル・アトランティスによる追加ミッション「STS-135」がほぼ確実となった。 予算案の投票は304対118の賛成多数で可決し、米上院も8月5日に同予算案を承認しており、オバマ大統領の署名を残すのみとなっている。オバマ大統領の署名が終われば、スペースシャトルの退役は2011年6月に延期されることになる。 「STS-135」は国際宇宙ステーション(ISS)に科学機器や水再生システムの部品などを運ぶ予定となっており、クリストファー・ファーガソン宇宙飛行士、ダグ・ハーリー宇宙飛行士、サンディー・マグヌス宇宙飛行士、レックス・ウォルハイム宇宙飛行士の計4名が搭乗する。 アトランティスの打ち上げ日時について、NASAは現在2011
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