日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星の砂が入ったとみられるカプセルを帰還させるため、地球に向けて飛行を続けていますが、カプセルの分離は帰還のおよそ12時間前、地球から22万キロほどの位置で行うなどの詳しい手順を、JAXA=宇宙航空研究開発機構が公表しました。 JAXAのチームは会見を開き、「はやぶさ2」のカプセルの帰還に向けた詳しい手順を公表しました。 それによりますと「はやぶさ2」は、ことし11月25日ごろからオーストラリアに向かう軌道に調整され、12月5日の日本時間の午後2時から午後3時の間、地球から22万キロほどの位置でカプセルを分離します。 そして、カプセルはおよそ12時間後の、12月6日午前2時から午前3時にオーストラリア南部の砂漠地帯に、落下する計画だということです。 探査機はカプセル分離後、再びエンジンを噴射して別の小惑星に向けて飛行を続け、大気圏に突入するカプセルの様子をカ
