What's HAYABUSA2 「はやぶさ2」は、私たち日本人が自らデザインして作り、自分たちの手で宇宙へと送り出す「船」です。どんな冒険が待ち受けているか誰にも分からないけれど、きっと面白い航海になるはずです。どんな旅をするか、楽しみにしていてください。 詳しくはこちら
個人、家族、グループ(1回の登録で5名まで入力可能です。) >Web登録フォーム(準備中)より入力ください。 団体(学校、職場、地域コミュニティなどまとまった人数で登録を希望される場合) >リストフォーマット(準備中)をダウンロードいただき、記入の上、郵送にて送付ください。 ※登録フォーム、郵送先住所などの詳細は、4月10日(水)12:00(正午)より本ページに掲載いたします。 Ⅱ.「はやぶさ2」と一緒にタイムトラベル 再突入カプセル (写真は「はやぶさ」初号機) 「はやぶさ2」が小惑星の砂を地球に持ち帰る最後の役割を果たす装置が再突入カプセルです。 再突入カプセルは、「はやぶさ2」探査機本体から分離し、地球大気圏突入時の高熱から小惑星の砂を守り、地球上に着陸させるための装置です。 この再突入カプセルに搭載するメモリチップにあなたの名前、メッセージ、寄せ書き・イラストを記録し、20
「IKAROS」とその分離カメラ(子衛星)「DCAM」がこの度、ギネス世界記録TMに認定されました。認定された記録は次の2件です。 最初の惑星間ソーラーセイル宇宙機 「IKAROS」 (First interplanetary solar sail spacecraft) 最小の惑星間子衛星 「DCAM1とDCAM2」 (Smallest interplanetary subsatellite) 「ソーラーセイル」は、宇宙空間で帆を広げて太陽の光の圧力を受けることで、燃料を使わずに航行する夢の宇宙帆船です。このアイデア自体は約100年前からあり、世界中で研究開発が行われているにもかかわらず、これまで実現されていませんでした。 「IKAROS」という名に困難な技術に挑戦する決意を込めて、世界初のソーラーセイルの実証を目指してきた私たちにとって、このギネス世界記録TMの認定は誇りであり、
2012年3月10日[更新] 「イカロス君のうた」を公開します。 2012年3月10日現在、冬眠モードのIKAROSですが、運用再開のための練習も兼ねて月に1回のペースで臼田局のアンテナを予想位置に向けて電波の探索を行っております。解析上、IKAROSの電波が地球に届くようになるのは数か月先と思われますので、しばしお待ち頂ければ幸いです。 お陰様で、最近は映画にまで登場する程、IKAROSのことを広く知って頂くことができました。この度、IKAROSの成果を更に分かりやすく、また応援して下さる皆様に少しでも恩返しができるよう、「イカロス君のうたドリームチーム」が発足し、歌を作成致しました。 ドリームチームのみなさんからのメッセージと共に公開致しますので、お楽しみ頂ければと思います。 【歌詞】 クリックで歌詞カードPDFが開きます。 【イカロス君のうたドリームチームからのメッセージ】 イカロ
私、國中均は米国航空宇宙学会(American Institute of Aeronautics and Astronautics:AIAA)の フェローの称号を授与される旨案内を受けました。これは、これまでの電気ロケットの研究開発、 大学院教育、無人宇宙実験・観測フリーフライヤー(SFU)人工衛星の開発/運用/回収、および マイクロ波放電式イオンエンジンによる「はやぶさ」小惑星探査機の地球~小惑星間往復航行達成に対する 功績が認められたものであり、たいへん光栄に存じます。 AIAAは世界に3万5千人の会員を持つ、最大の宇宙航空技術分野の学会です。 フェローの称号はたいへんに名誉なことで、これまでに日本人はたかだか10名程度しかその栄誉に 与っていません。既に鬼籍に入られた方々も多く、現役はほんの数名です。特筆すべきこととして、 國中の恩師である栗木恭一宇宙科学研究所名誉教授はフェロー会員
2012年1月6日[更新] 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の逆スピン運用実施結果と 冬眠モード移行について 平成23年10月18日に実施したIKAROSの逆スピン運用結果に基づき、解析を進めてきた結果、 今回、逆スピン運用に関する詳細な成果が得られました。 また、現在までの運用状況から、平成24年1月6日までにIKAROSが冬眠モード (発生電力低下による搭載機器シャットダウン)に移行したことが確認されましたのでお知らせいたします。 ◆逆スピン運用実施結果 平成23年10月18日、IKAROSは良好に逆スピン状態に移行しました。 逆スピン運用実施結果は表-1のとおりです。 ◆冬眠モードへの移行について IKAROSは、逆スピン状態に移行した後、次のような挙動が運用にて確認されていました。 (1) 逆スピンのスピンレートが徐々に増加しているため、太陽光圧優位(*1)
2011年10月18日[更新] 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の逆スピン運用実施結果について(速報) 10/18(火)(※日本時間) に実施した逆スピンの結果(速報)を以下の通りお知らせいたします。 ◆逆スピン実施結果(速報): 逆スピン移行のためのスラスタ噴射を、7時20分頃から約20分間行いました。 膜の挙動としては、からまることもなく、うまく逆スピン状態になりました。 逆スピン移行後のIKAROSの状態は良好であり、スピンレートは運用終了時点で約-0.24rpmです。 なお、更なるミッション継続の可否につきましては現在評価を継続中ですが、詳細な評価には、 1)逆スピン時に蓄積されたデータレコーダの姿勢関連データ取得 2)今後の姿勢状態の遷移予測に必要なデータ取得 が必要であり、これらのデータ取得には、今週末頃までかかる見通しです。 詳細評価結果につきましては
2011年10月17日[更新] 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の逆スピン運用実施について IKAROSでは,2010年12月の定常運用終了以降,後期運用を継続しています.後期運用 での研究テーマの一つに「膜面挙動・膜面形状の変化を積極的に引き出して展張状態の 力学モデルを構築する」ことを掲げていますが,そのための一実験として,IKAROSの スピンを逆方向にする「逆スピン運用」を以下のスケジュールで実施する予定です. 実施スケジュール: 10月18日(火)~10月22日(土) ※日本時間 バックアップスケジュール: 10月25日(火)~10月30日(日) ※日本時間 このスケジュールは,以下2点のIKAROSの状況を踏まえて設定しました.これらの限られた 状況の中で,今回「逆スピン運用」にチャレンジすることが,現状の運用を継続してデータ の価値を高めることと比較して,最も
2010年10月03日[更新] 通信不可帯について 通信不可帯について質問が多く寄せられたので図入りで少し詳しく説明したいと思います.※ただし,このページでの説明は,分かりやすくするため曖昧な表現をしており,事実をきっちりと正確に説明しているわけではないので,その点はご了承ください. IKAROSでは低利得アンテナ(LGA※1)と中利得アンテナ(MGA※2)の2種類のアンテナを使っています.低利得アンテナは太陽側にLGA1,反太陽側にLGA2と2個搭載されていますので,合計で3個になります(VLBI用,DCAM用は除く). (※1)Low Gain Antenna (※2)Middle Gain Antenna 地球を出発してから今までは全てLGAで運用していますが,LGAの特徴を大雑把に図にしますと,次のようになります.図は分かりやすく説明するために大雑把な表現になっていますが
第8回Webクリエーション・アウォードの受賞式が行われました! 2010年9月21日にイカロス君が『気になるWeb人で賞』を受賞した第8回Webクリエーション・アウォードの受賞式が行われました。 授賞式に先立ってツイッター上ではDCAM1ちゃん、DCAM2君によるインタビューが行われました!!イカロス君も急に二人にインタビューをされビックリしたようです。でも、久しぶりの二人との会話が嬉しかったみたいですね。たくさん話してくれました。 では、インタビューの様子をお楽しみください!!!
2010年7月9日[更新] IKAROS、太陽光圧による加速を確認! 6月9日のセイル完全展開後に実施した精密軌道決定により,太陽光圧による光子加速(※1)を確認しました。 太陽光圧による推力は1.12mN(ミリニュートン)(※2)であり,想定通りの光圧を達成していることが確認されました。 これにより,IKAROSは太陽系空間を「ソーラーセイリング!」しており,宇宙ヨットとして予定通りの性能を発揮していることが確認されました. (※1)光子加速とは、太陽の光子の圧力(太陽光圧)により物体が加速されること。 (※2)N(ニュートン)は1キログラムの質量を持つ物体に1メートル毎秒毎秒の加速度を生じさせる力を表す (探査機の推進力を表す)単位。1.12mNは、地球上で0.114gの物体にかかる重力にほぼ等しい。 図1は、6月9日セイル二次展開運用時の、IKAROSの視線方向速度(※3)の実
2010年6月24日更新 ~おかえり、はやぶさ~ 親子でこのイベントに参加して「はやぶさ」からあきらめない強さを子どもたちに伝えませんか? はやぶさも長旅を終え無事カプセルを回収することが出来ました。 みなさんからたくさんのご支援、ご声援を頂き有難うございました。 日程:8月15日(日) 場所:丸の内オアゾOO(おお)広場 東京都千代田区丸の内1-6-4 このイベントをとおして、はやぶさが私たちに教えてくれたもの(科学的・技術的成果やトラブルに見舞われつつも生還に至った研究者等の熱意など)を振り返り、みなさんと一緒に小惑星探査についての思い出を作りたいと思います。 みなさんのご来場をお待ちしております! もっと詳しく (新しいウィンドウが開きます)「はやぶさ」関連情報一覧 (新しいウィンドウが開きます)JAXA (宇宙航空研究開発機構) (新しいウィンドウが開きます)JSPEC
2010年6月25日[更新] イカロス君の宇宙での活躍を物語にしました! イカロス君がうちゅうでがんばっているようすをものがたりにしました。 こどもたちにもイカロス君をきっかけに「がんばることのたいせつさ」や「うちゅうのふしぎ」について きょうみをもってもらえると、うれしいです。 それでは”イカロス君のだいこうかい”はじまりま~す! (新しいウィンドウが開きます)JSPEC イカロス (新しいウィンドウが開きます)イカロスキャンペーンサイト (新しいウィンドウが開きます)JAXA イカロス (新しいウィンドウが開きます)JAXAクラブ実験室 (実物大イカロス模型) (新しいウィンドウが開きます)JAXAクラブニュース (ムービー) (新しいウィンドウが開きます)IKAROS紹介ビデオ (Youtube) (新しいウィンドウが開きます)リーフレット (PDF) (新しいウィンドウが開きます
2010年6月21日[更新] 分離カメラ1の撮像実験成功! 一回目の分離カメラ実験後に数日にわたり、スピンダウンを実施しました。 予定の1rpm付近に達することができましたので、6月19日に残っていた分離カメラ1(DCAM1)の実験を実施しました。 目的は2つあります。一つは今後の運用で計画されている1rpm付近でのセイルの様子を撮像すること。 もう一つは、DCAM1が2よりも遅いスピードで分離されるので、より近い距離からIKAROSを撮像し、 セイルの様子を詳しく観察することです。 分離カメラは太陽方向に向かって放出するよう、IKAROSの姿勢データと、 IKAROSまでコマンドが届く伝播遅延を計算して実施されました。 1枚目の画像には分離されたカメラの陰をはっきりと確認することができました。 間接的ではありますが、分離カメラ自身も自分(の影)撮りを成功させました。 下の写真はIKAR
---↑この画像はIKAROS(イカロス)が宇宙で撮影した画像です!--- IKAROS搭載分離カメラについて IKAROSにはセイル(帆)が四角く広がったところを写真で撮るために分離カメラが乗せられています. 分離カメラはIKAROS本体から小さいカメラをヒョイっと飛ばして, 遠くに離れていく途中にIKAROS自身を写真で撮って,電波でIKAROSまで写真を送る無線カメラです. カメラは直径5.5cm,高さ5cmと小さいのですが遠く離れたところからでも電波を送ってくる頑張りやさんです. 残念ながら電池しか持っていないので,電池がなくなってしまうと電波を送れなくなってしまいます. 働ける時間は15分くらいととても短いのですが、頑張って働いた後は世界最小の人工惑星となって太陽の周りをIKAROSと一緒に飛び続けます. 分離カメラは次の絵にあるように太陽電池パネル(SAP)側に2台搭載されて
2010年6月11日[更新] 世界初のソーラー電力セイル展開成功!! 6月8日に一次展開の最後のシーケンスを,6月9日に二次展開を実施しました. 一次展開後の状況についてはブログの方で紹介しています. 二次展開開始のコマンドを送ってから,伝播遅延のため最初のデータが見えるまで46秒 (地球からの距離,約740万km!)もかかるため,運用室では緊張した状態がしばらく続きました. まず,最初にきたスピンレートやIKAROSの姿勢データから正常に展開しているということが分かりました.続いて,モニタカメラで撮像した画像の一部データをダウンリンクしたのですが,画像からもセイルが展開していることが確認できました. 6月10日にはセイルの綺麗に展開している,「展張状態」の画像を取得し,二次展開後の確認作業を終えセイルの展開成功を確認しました. 合わせて実施した薄膜太陽電池の発電も確認し,ミニマムサクセ
2010年5月31日[更新] モニタカメラの動作試験について モニタカメラの動作試験を実施しました。試験として撮像した画像内に、5月28日に分離した先端マスが写っているこも確認できます。 4台のモニタカメラ全てが正常に動作していることが確認できました。 みなさんの応援のお陰で先端マスが無事に分離されました! CAM-Hと先端マス搭載位置 画像を拡大する カメラ視野説明 画像を拡大する ---↓この画像はIKAROS(イカロス)が宇宙で撮影した画像です!---
宇宙航空開発機構(JAXA)は、2010年に種子島宇宙センターから、小型ソーラ電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」を金星探査機「あかつき(PLANET-C)」と相乗りでH-IIAロケットにより打ち上げる予定です。 「イカロス」は、「一辺約14.1mの大きな帆にヨットのように太陽の光を受けて,太陽系を航行する」宇宙船です。「イカロスキャンペーン」では、全世界の人々から応募いただいたお名前とメッセージをアルミプレートやDVDに収録し、「イカロス」に載せ、金星軌道に向かって宇宙の大海に旅立つというものです。 また、「イカロス」と同じく2010年末に打ち上げ予定である米国惑星協会の「Light Sail-1」について、相互にミッション応援キャンペーンを実施します。 「Light Sail-1」は、米国惑星協会が、2010年末に打ち上げて、高度800km上空の地球周回軌道で約5.7mの帆
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