4D2Uドームシアター内で、平松正顕 国立天文台天文情報センター講師から星図の説明を受ける宇宙飛行士候補者の諏訪理さんと米田あゆさん(Credit: JAXA/NAOJ/JAMSS) 星の世界へ行ってみたい。そんな人類の夢が初めてかなえられたのは1961年のことでした。以来、さまざまな国のたくさんの宇宙飛行士が宇宙に飛び出しています。地球周回軌道へ、月へ。そしてさらに遠くへ。宇宙は果てしなく広く、それに比べれば人類は小さな存在かもしれませんが、それでも確かに一歩ずつ星の世界への道を歩んでいます。 観光として宇宙に行く人たちもいる現代ですが、それでも宇宙に行く前にはほとんどの場合に特別な訓練が求められます。宇宙船の操縦訓練や体力トレーニング、語学の学習などのたくさんの項目の中に、宇宙そのものについて学ぶ訓練もあります。宇宙航空研究開発機構(JAXA)で新しく宇宙飛行士候補者に選ばれた諏訪理(