Caplio R1Vは、昨年秋に発売された「Caplio R1」の本体デザインはそのままに、CCDを有効400万画素から有効502万画素に高画素化した製品。35mm判換算で28mmからの光学4.8倍ズームや、起動約0.8秒の高速動作など、R1のよき伝統は受け継いでいる。実勢価格は37,000円前後。すでに2.5型液晶モニター搭載の「Caplio R2」も発表されているが、今回はシリーズの基調モデルとして併売されるR1Vを取り上げたい。 ■ 外観 本体色は「ゴールド」と「ブラック」の2種類。貸出機はゴールドの方で、ゴールドとシルバーの中間的な色合いだ。フォルムは直線基調のスクエアなデザインである。 ボディ前面のスライド型スイッチで電動のレンズカバーが開き、起動する。このスイッチはしっかりした動きで気持ちよいが、カメラバッグの中でほかのものと接触し、知らないうちに起動していることがあった。レン