社会保障・税番号要綱、プライバシー専門家の影で政府は笑うに対して、読者の方からいくつかご質問をいただきました。良い機会なので、もう少し詳しく説明しておきたいと思います。 ●「識別番号連携」と「アイデンティティ連携」が混在してしまった経緯 現在のように、「識別番号連携」と「アイデンティティ連携」がゴチャゴチャのまま、制度設計が進められることは、あまり好ましくないと考えています。順番で言えば、「識別番号連携」を済ませてから、「アイデンティティ連携」について検討すれば良いと思います。 ただ、「将来的には民間との連携も視野に入れる」としたので、プライバシー保護等の観点から「アイデンティティ連携」が同時進行で検討されることになったのは、致し方ないとも思います。官民連携サービスを考えた場合、「アイデンティティ連携」の活用は特に有効だからです。 過去に実施された電子政府事業の流れを受けたことも、番号制度
―昨今、ノンコア領域からコア領域へとクラウドが活躍の場を広げていますが、その代表的な例として自治体クラウドが注目を集めていますね。 一番の動機は、やはりコスト削減ですね。どこの自治体も財政が厳しい状況ですから、運用やメンテナンスに掛かるコストの削減を期待できるクラウドに期待を寄せている自治体が多いようです。現時点で実際に利用している自治体は少数ですが、5年以内に10倍程度にふくれあがると予測するベンダーもいます。当面は、都道府県、政令指定都市など、ある程度の人口と予算を持った自治体から普及が進んでいくと予想しています。 ―勝手なイメージではあるのですが、なんとなく自治体とクラウドの間にはギャップも感じます。 業務内容こそ異なりますが、効率化を目的としてシステム導入が進んできた点では、一般企業と同じです。自治体によってシステム化の度合いは様々ですが、1万人程度の都市にもシステムは入っています
・カラー版 机も頭もすっきり! デジタル化情報整理術 友人のいしたにまさきさんと松田ぱこむさんの共著。 デジタル化情報整理術というタイトルですが、実は内容の8割は「自炊」の本です。もちろん独り暮らしのお料理レシピではなくて、積み上がった書籍を自らの手でスキャナーにかけてデジタル化する方の自炊です。 持っている本、雑誌、名刺、書類のすべてをデジタル化して、PCやケータイからいつでもアクセスできるようにしたいと思う人におすすめの本です。自炊に取り組む人にとって、非常に実践的で、ノウハウの詰まった内容になっています。 本や雑誌の綴じ部分を断裁して、スキャナーでデジタル化する。おすすめのスキャナー、断裁機の紹介や、スキャナー付属ソフトの使い方、作業を円滑に進めるためのポイントなど、極めて具体的です。 実は、具体的過ぎて何のことかわからない記述もいっぱいありました。製本によって異なる断裁方法、スキャ
写真●IPAが公開した日本語TrueTypeフォント「IPAmj明朝フォント」(検証版)に含まれる異体字の例 斉藤の「斉」の字の異体字が30種類も収録されている。 情報処理推進機構(IPA)は2011年5月18日、約6万文字に上る膨大な数の漢字を収録した日本語TrueTypeフォント「IPAmj明朝フォント」および同フォントに収録した文字の一覧表「文字情報基盤文字情報一覧表」(ともに検証版)を公開したことを発表した。 同フォントは、IPAが運営するオープンソース情報データベース「OSS iPedia」の特設Webページから無償でダウンロードできる。フォントサイズは29.6Mバイトで、独自の「IPAフォントライセンス v.1.0」に基づき提供される。 住民基本台帳ネットワークシステム統一文字および戸籍統一文字に含まれる約6万文字の漢字を、既存のIPAex明朝フォントのデザインポリシーに基づい
今回の連載で何度か繰り返しているが、情報システム部門の使命は、ビジネスに役立つ情報システムを構築し、運用することである。しかし、“ビジネスに役立つ”ことにこだわりすぎると、自社の実力以上のシステムを構築しようとして、失敗してしまうことがある。自社の能力、リソース、資金力などに適した情報システムを企画することが必要である。 この「ビジネスに役立つ」と「身の丈にあったシステムを作る」ということのバランスを保つことが難しい。ほとんどの会社で、一度はシステム開発プロジェクトの失敗を経験しているのではないだろうか。その大きな原因として、バランスの取れた企画がなされていないことがある。 例えば、既にメインフレームやオフコンといった古いIT基盤でシステムを構築している会社で、再構築をする場合、以下のような理由で、特に難易度が増す。 (1)既にシステムが存在しているため、事業部門から見れば、再構築すること
現行のiPhone 4 台湾Digitimesが5月18日(現地時間)、米Appleの次世代携帯電話「iPhone 4S」の製造出荷を8月にも開始し、その発売が9月になる見込みだと報じている。なおサプライチェーンの情報によれば、Appleは2011年第2四半期におけるiPhone 4の出荷目標を2,000万台から1,750〜1,800万台のレベルへと引き下げており、こうした新製品ローンチに向けた準備を整えている様子がうかがえる。 なお、Digitimesではこの次世代iPhoneを「iPhone 4S」と呼んでいるが、これは正式名称ではなく、Apple自身がそうした位置付けで新製品をリリースする意向であるかは不明だという点に注意したい。この名称はJefferies & Co.のアナリストPeter Misek氏のレポートに由来するもので、同氏は周辺情報から、次世代iPhoneはプロセッサと
/.Jでもたびたび取り上げてきたフリーな日本語漢字フォントの花園明朝が5月16日リリース版にて、現時点でUnicodeに収録されているすべてのCJK統合漢字・互換漢字に対応した。TrueTypeフォントには1ファイルにグリフを65,535個までしか含められないという制限があるため、このバージョンからはBMPの全文字+JIS X 0213:2004の文字+IVDのAdobe-Japan1コレクションの文字をすべて含んだ花園明朝Aと、Unicodeの2面(SIP)のすべての漢字を含んだ花園明朝Bに分割されている。ライセンスは独自のフリーライセンスとSIL OFLのデュアルライセンス。 一方、経産省が昨年から公募していた文字情報基盤構築に関する研究開発事業の成果物として、IPAmj明朝(検証版)も5月18日に公開されている(Impress Watch)。こちらは日本の戸籍行政などで必要とされる文
2011年05月18日13:00 ただ薄いだけじゃない!ThinkPad X1は米軍規格をクリア カテゴリ レノボ・ジャパンは、ThinkPad史上最薄を実現し、デザインや機能を一新した新しい高性能モバイルノートブックPC「ThinkPad X1」を2011年5月17日より発売した。 「ThinkPad X1」は、ビジネス用途に適した13.3型のディスプレイを搭載したノートパソコンだ。ThinkPad史上最薄を実現しながらも標準電圧CPUを搭載し、パフォーマンスに妥協はない。 また、従来のThinkPadと一線を画すデザインとして、ベゼル部とLCDの境をなくし、全体をガラスで覆うデザインを採用した。 ■ThinkPadの中でも最高レベルの堅牢性 「ThinkPad X1」のディスプレイ部を覆うガラスには、コーニング社の極めて優れた耐傷性を誇るCorning Gorilla Glassが採用
HP Pre 3 listed for pre-order on Amazon.de: €449 for the best of webOS We're not dealing with price estimates anymore, here's an honest-to-goodness pre-order for the HP Pre 3. Amazon Germany, a traditionally quick retailer to put device listings up, has added the webOS 2.2 QWERTY slider to its online catalog at a price of €449 ($640) -- though availability is predictably undefined for now. Lest yo
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