2011年02月01日 優勝を賭けたまさに決闘 ~日本対オーストラリア~ アジアの頂点と、コンフェデの出場権を賭けたまさに決闘である。オーストラリアの立場からすれば、アジア連盟に移籍してきた正しさを、結果で証明したい。日本は元祖アジアの意地を見せたい。何十年と時が経てば、オーストラリアがアジアにいることに対しての違和感は、なくなっていくのだろう。ACLも含めて、オーストラリアのチームがアジアにいることに、他のアジアの国々がどう考えているかは実に興味深い。 ■豪の防壁 オーストラリアといえば、ロングボール作戦である。闘莉王と中澤を揃えた日本代表は、世界相手にも高さで劣ることはなかった。しかし、この二人は神から与えられた贈り物のようなものである。いつだって、彼らくらいの高さを要する選手が代表に属しているわけではない。ただし、そういう選手を育成していこうとする気概は高まっているようだが。 彼がい