福島・布引高原 7月 結局、NaI (Tl) シンチレーションスペクトロメータを各家庭に普及させる以外にないのでしょう 9月30日、政府は「緊急時避難準備区域」指定を解除しました。 これで対象となる福島県内の市町村で、除染活動が本格化します。 特に土壌の汚染の酷い南相馬市では、住民に高圧洗浄機の貸し出しなどを行い、除染活動を奨励しているようです。 住民は早速、自宅周りを洗浄しています。 テレビのニュース映像で、その様子が報じられているのですが、どうもマスクすら着けていない人が多いようです。 風のない日に土の表面を削り取る作業ならまだしも(それでも危険はある)、ブロック塀やカーポートのコンクリート表面に高圧の水を吹きかければ、放射性物質を含んだミストが舞い上がってしまうのですから、かえって何倍も危険です。 これでは、予備知識のない視聴者は、マスクを着けなくてもいいんだと思い込んでしまいます。