論文というと硬い読み物だというイメージのある人が多いのではないでしょうか。 たしかに一見、タイトルも回りくどいし、文章もなかなか、なにがわかったか断言してくれなくて、わかりにくそうに見えます。 しかし、長年おもしろ論文ハンターとして活動している私からすると、それらすべてが「わかりやすい」。 タイトルが長いのは、「どういう状況・条件下で」「なにを」「どうしたのか」が全部書かれているので、タイトルを読めばなにをやったか一発でわかる。「かもしれない」とか「だと思われる」を「だ」「だと思う」と言わないのは、100%ではない以上断言しないという「真実」へのリスペクト。 世の中の「まだわからないこと」をなんとかして「わかるところまで調べよう」としている人たちがいます。「ここまでわかった」あるいは「これではないことがわかった」ことも論文になるんです。 もっとも知られていないことは、どんな身近なことでも研
![世の中には「おっぱいの揺れ」を研究している人がいた…(サンキュータツオ) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ccae128b279c0ba79e68a7f3a4f481cce905c229/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2Fb%2F1200m%2Fimg_3bea5d9e8c93267f23ddddf664d22771105814.jpg)