14日から熊本県などで続いている地震で、死者は44人、重軽傷者は1千人以上にのぼっています。震度1以上の地震は580回を超えました。NHKの集計では熊本県を中心に12万5千人余りが避難しています。熊本市の集積所には、全国各地から水や食料などの救援物資が届き、市の職員、陸上自衛隊員、ボランティアの人たちが対応に追われているとのことです。 熊本市内の避難所では食料や水が不足していますが、17日に大量の救援物資が一度に届いたため、速やかに避難所に届けることができなくなったそうです。物資を振り分ける人手が不足しているうえ、どの避難所で何が必要とされているかをリアルタイムで把握するのが難しいからです。 大規模な災害が発生すると、善意から大量の救援物資が被災地に届けられますが、無用の混乱を現場で引き起こすことがあります。 国連開発計画(UNDP)、セーブ・ザ・チルドレンなどを通じ中東・北アフリカで子供