ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (6)

  • ドラギが明らかにした欧州危機の主因 - himaginary’s diary

    Social Europe Journalという電子ジャーナルで、アンドリュー・ワット(Andrew Watt)*1が3/14のEUサミットにおけるドラギ講演の問題点を指摘している(H/T Economist's View)。 それによると、ドラギはグラフを用いて以下の点を示したという: 経常黒字国(オーストリア、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルグ、オランダ)における生産性の伸び率は経常赤字国(フランス、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ポルトガル、スペイン)よりも高い。 しかし、賃金の上昇率は後者の方が大きい。 構造改革と賃金の抑制は成功をもたらす。硬直化した構造と貪欲な労働組合は失敗をもたらす。 フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングによると、この講演を聞いていたオランド仏大統領は、財政緊縮策に反対し成長刺激策を求めていたにも関わらず、欧州(ないしその一部の国)の問題点を示す明白

    ドラギが明らかにした欧州危機の主因 - himaginary’s diary
    hanchouyoroshiku
    hanchouyoroshiku 2013/03/28
    名目と実質 単純だけどこれを理解してないととんでもないことになるんだよね
  • 格差拡大は経済成長の減速要因か? - himaginary’s diary

    というスティグリッツとクルーグマン(追加エントリ)の間で軽く論争になったテーマについて、スティーブ・ワルドマンが考察している。 彼はまず、格差拡大が無条件に過少消費につながることは無い、として、その点ではクルーグマンを支持している。 と同時に、富裕層は確かに貯蓄率が高い、ということを示した研究を幾つか挙げ、その点ではクルーグマンはきちんと文献を渉猟していない、と(暗に)批判している。 では、なぜ大平穏期には、格差拡大が続く一方で富裕層が貯蓄を拡大したにも関わらず、需要は強いままだったのだろうか? ワルドマンはその答えを、一般家計の借り入れ拡大に求める。そしてそれを可能ならしめたのは、実質金利の低下傾向にあった、と言う。その上で、そうした実質金利の低下傾向は、需要維持のために中央銀行によってもたらされた、とワルドマンは説明する。他の説明――例えば、技術や人口動態によって実質金利低下がもたらさ

    格差拡大は経済成長の減速要因か? - himaginary’s diary
    hanchouyoroshiku
    hanchouyoroshiku 2013/01/28
    格差が広がっても需要が拡大するのはバブルのおかげだろ アメリカのインチキ住宅バブルが終わったらFRBがジャンク債権を買い取ってなんとか死亡を先伸ばししているだけだろ
  • 日銀は白い呪術師を必要としているか? - himaginary’s diary

    マーク・カーニー・現カナダ銀行総裁が次期イングランド銀行総裁就任の打診を受けたという報道を読んで(ただし後に両者ともその報道を否定)、中央銀行総裁の人事もサッカーの監督みたいになってきたな、と思ったが、同じような感想を抱いた人がThe Atlanticで以下のように書いている(The Big Picture経由)。 Great Britain gets a lot of things wrong, like food and spelling. But here's something they get right: They're willing to poach the best central bankers from around the world for the top spots at the Bank of England. The UK is hardly alone o

    日銀は白い呪術師を必要としているか? - himaginary’s diary
    hanchouyoroshiku
    hanchouyoroshiku 2012/04/28
    まぁ 解決と調整 外人はわかってるよな でもシステム的には老中システムで運営した徳川幕藩体制も同じなんだけどな
  • 格差が金融危機を引き起こすのか? - himaginary’s diary

    格差が金融危機の原因となった、というのは、ここで紹介したようにラジャンが主張し、かつ、各所から反論がなされているところであるが、その反論にMichael Bordoが加わった。 以下はBordoとChristopher M. Meissnerのvoxeu記事で提示された図。 上図は、14カ国における上位1%への所得シェアの変化を横軸、信用供与の変化を縦軸に取ったグラフで、両者がほぼ無相関であることを示している*1。 下図は、比較のため横軸を実質GDPの変化に置き換えたもので、上図よりは強い相関を示している。 また、同記事で彼らは、各国の歴史的なエピソードも幾つか取り上げ、やはり格差と金融危機の因果関係が見られないことを指摘している。具体的には: 1920年代の米国では、確かに所得の上位1%への集中度と、消費者や不動産の信用が並行して上昇した。しかし消費者向け信用の上昇は、自動車や洗濯機やラ

    格差が金融危機を引き起こすのか? - himaginary’s diary
    hanchouyoroshiku
    hanchouyoroshiku 2012/04/08
    金持ち有利のルールで金余りになりその資金が投機になり崩壊したがルール自体の変更はなされないので格差社会は続くと考えるほうが普通だと思うけど
  • マルクスは正しかったか? - himaginary’s diary

    先月、WSJインタビューでのヌリエル・ルービニの以下の言葉が話題になった(例:この記事)。 Karl Marx said it right. At some point capitalism can self-destruct itself because you cannot keep on shifting income from labor to capital without having excess capacity and a lack of aggregate demand. That’s what’s happening. We thought the markets work. They’re not working. (拙訳) カール・マルクスは正しかった。ある点に到達すると、資主義は自らを破壊することがあり得る。というのは、供給能力過剰と総需要不足を伴わずに労働か

    マルクスは正しかったか? - himaginary’s diary
    hanchouyoroshiku
    hanchouyoroshiku 2011/09/22
     基本的に外国人はケツの毛まで抜こうする連中そういうやつらが作ったシステムなんだから
  • 不換紙幣には政府の裏付けは必要無い - himaginary’s diary

    ということを示す興味深い事例を研究した論文をDavid Andolfattoが紹介している。 以下はAndolfattoによる論文からの引用部分*1。 One of the most astounding phenomena of the domestic market is the continued circulation of the old Somali bank notes. The Somali currency has had no central bank to back it up since the bank was destroyed and looted in 1991. Nonetheless,the currency has maintained value, and has floated against other foreign currencies th

    不換紙幣には政府の裏付けは必要無い - himaginary’s diary
    hanchouyoroshiku
    hanchouyoroshiku 2011/09/01
    貨幣というのは血液だと思っているのだが だぶん代替できるものが流通しなかったんだろうと思われます!!
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