通常、0から9までと*・#が使われる。このマトリックスに沿って、低群・高群それぞれから1周波数ずつの正弦波が用いられる。音声伝送回路にて伝送するため、全ての周波数は可聴帯域内に収まっている。耳に聞こえるDTMFは、2種類の正弦音波の合成音である。 その他の規格[編集] 信号周波数偏差 信号周波数の±1.5%以内 信号送出電力 絶対レベルで表した値。Lは、電気通信事業者交換設備から端末設備の接続点までの1,500Hzにおける通信線路伝送損失。 低群周波数 (-16.5+0.8L)dB以上・ (-6.5+0.8L)dB以下で、かつ-3.5dBを超えない信号 高群周波数 (-16.0+L)dB以上・ (-6.5+L)dB以下で、かつ-2.5dBを超えない信号 信号送出時間 50ms以上 ミニマムポーズ 隣接する信号間の休止時間の最小値。30ms以上 周期 信号送出時間とミニマムポーズの和。120