大山市長リコールに向け署名集めをする「中津川一新の会」のメンバーと市議ら=岐阜県中津川市内で2011年8月26日午前11時、小林哲夫撮影 岐阜県中津川市が建設計画を進めている新図書館とし尿・下水道汚泥処理施設に反対する市民団体「中津川一新の会」(菅井陽一代表)が26日、大山耕二市長(2期目)の解職請求(リコール)に向けた署名活動を始めた。請求には1カ月で有権者の3分の1(6月2日現在で2万2512人)以上の署名を集める必要があり、2万7000人を目標にしている。反市長派市議らの「新図書館建設に反対する超党派議員の会」(楯公夫会長)も参加し、署名を集める受任者はすでに約700人集まったという。 市長が推進してきた新図書館の建設をめぐり対立が激化し、市議24人中10人と元市議3人がリコール協力を表明している。市議会は関連予算案などを可決したが、いずれも小差で、反市長会派が独自にアンケートで「8