先日、東大生とお酒を飲む機会があった。 普段、東大に通うような並外れて勉強の出来る人間と接する機会のない私は そのお酒の席をけっこう楽しみにしていたのだけれど、 サークルのノリで不味そうな酒を執拗に勧めたり、馴れ馴れしくボディータッチをしてくるものだから、 私も私で空気も読まずに途中でキレて帰ることとなった。 (同席していた友人も、待ってましたと言わんばかりに帰り支度をしたので、 私の判断はさほど間違っていなかったと思う。) でもまあ、お陰で東大生というものに親近感が沸いた。 (予想はしていたけれど、難関の入学試験をパスしたといっても、 思考回路は私たちとさほど変わらないのかもしれない、と実感出来たから) ところで、彼らは「世の中の全ての人を幸せにしたい」と語っていた。 最初は冗談かと思ったが本気の目をしていたので、 失礼ながらも私は”こんな頭の悪い東大生もいるのか”と思い、 「はいはい、