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ブックマーク / c-town.way-nifty.com (13)

  • 図書館の統計は難しい - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    今、ちょっと気になっているのは『貸出冊数を虚偽報告  15年間で89万冊水増しか 横芝光町立図書館の元職員』(http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995)の記事。 私はもちろん部外者なので、この件に関しては憶測の域を出ませんが、15年で89万冊ですか…月平均5000冊? というか、統計をコンスタントにいじるのはなかなか難しいと思うんですが… というか、この記事、これだけ見た人に誤解を与えるような感じがしますけど、何とも言えないけど、なんか変だよね。 話は今の議会中のことのようですが、過去に統計の話がないかと思って、横芝光町の議会会議録を見ると、 ・平成19年12月議会の会議録の記述 4月から11月までの入館者数が17万4,239人、貸出数46万3,959冊 ほぼ前年並み ・平成20年度12月議

    図書館の統計は難しい - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 図書館での複写の<補足> - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    全般的&実務的な図書館においてのコピーについては以前書いた『図書館における複写(コピー)の私的まとめ(著作権法31条1について)』(http://c-town.way-nifty.com/blog/2009/02/post-1aad.html)を参照していただくとして、ここを訪れてくれた人達の検索フレーズから基部分と補足なんかを。 ほとんど、よくある質問は書いているんですけどね。 ◎図書館における複写は著作権法(主に31条1)によります。 なので、全部コピーさせないのは図書館がいじわるしているわけでもない。 でも、図書館が複写の許可しないこともできる。 どうも利用者側に複写する権利があると思われている方が多いようで… ◎基単位は1冊でなく1著作物です。 短篇集はそれぞれの短編で1著作物なので、単純に10ページの短編5つ(仮にA・B・C・D・E)ある50ページのは、 A:5ページまで、

    図書館での複写の<補足> - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 雑多な話題オムニバス1(twitterの使い道・今の図書館員のためのバイブルは?)  - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    <twitterの使い道> カレントアウェアネス・ポータルで『JLAもTwitterを開始』(http://current.ndl.go.jp/node/13423)とあり、「へぇ~」程度でもチェック。 思ったとおりというか、思ったよりひどかったというか…今後に一応、念のため、偶然があるかもしれないし、期待だけはしておいてみる。笑 ただ、団体がtwitterを使うのは、どうなんだろう?確かに、リアルタイムに今何が起きているかの情報発信手段としては良いのでしょうが、企画展示の情報であれば、普通にWebページでも良いでしょうし、速報性的な形だとしても、ブログレベルで大丈夫だと思うんですけど… まぁ、私自身、使い始めて間もないから、一人つぶやきというか、Webメモ的な利用ですから、使い慣れてくると、情報発信手段の一つとして有効という判断になるかもしれないけど、今のところは…う~む。 例えば、この

    雑多な話題オムニバス1(twitterの使い道・今の図書館員のためのバイブルは?)  - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 予約とリクエスト…ようはすぐに手に入らない資料のこと。 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    G.C.W.さんの愚智提衡而立治之至也というブログの『予約』というエントリー(http://jurosodoh.cocolog-nifty.com/memorandum/2009/04/post-9534.html)を読ませていただいて、いくつか思ったことを書こうと思って、その前に用語の整理なぞ。 『予約』と一言で言っても、図書館によっては、『リクエスト』という言葉であったり、ごちゃまぜだったりするので、ようは『現在書架にない資料を用意してもらう』のを『予約』とすると、整理して考えないときっと議論のどこかで平行線になるだろうなぁと。 1.所蔵資料が貸出中のため、返却後すぐ読めるようにする『所蔵資料予約』 2.未所蔵資料で、図書館で用意できたらすぐ読めるようにする『リクエスト予約』 2-1.そのうち発売前の新刊・発売後の既刊で購入するもの『発注待ち予約』 2-2.そのうち発売後の既刊で相互貸

    予約とリクエスト…ようはすぐに手に入らない資料のこと。 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    hanemimi
    hanemimi 2009/05/07
  • 都道府県立図書館の行方 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    徳島新聞Webの2009年4月14日の記事『先細る書籍購入費 県立図書館、今後の展望開けず』(http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/04/2009_123967184969.html)という記事、徳島県立図書館の図書購入費(資料充実費)が〇九年度には三千二百三十万円まで減り、徳島市立図書館が指定管理者にしたときに「三千三百万を下回らない」という条件付きだったので、逆転したとのことなのですが… いや、そんなにビックリすることでもないんじゃ? 普通に、県と市の単位だと、分館の多い市などで、資料費が県立より多いってことはあるし、政令指定都市とかでも県立を越えているのは普通なんじゃないかなぁ…詳しい比較はまだしていないけど。 都道府県立図書館で個人利用(個人貸出)ってしていないって10年数年ほど前の感覚(北海道図書館はその頃普通に個人利用が閲覧以

    都道府県立図書館の行方 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 雑誌の価値は? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    図書館で収集される雑誌について思うことをつらつらと相変わらず取りとめもなく書く予定。笑 まず、受入れ関係。 多くの図書館は書店から素のままで納品され、図書館で装備し、登録するって手順だと思うのですが、どうでしょう? うちの場合は、そうなので、他もそうだと思っている時点で、間違いなのかもしれませんが… ひとまず、うちの館の流れ。 1.書店から当日発売分の雑誌が届く。 2.タトルテープやバーコードなどを貼って装備。 3.記事のうち特集記事だけ目次入力し、書誌データ登録。 4.最新号って書いてあるブックカバーを前号から取替え終了。 って感じで普通だと思っていたのですが、特集記事も目次も入っていない図書館もあるんだなぁと最近気付いた。笑 で、私としては目次全部入力してあるといいかなぁと思っていたのですが、当館の雑誌受入れ量とパートさん・職員の負担を考えると、まぁ、「特集記事くらいで」って妥協するこ

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  • 図書館における重み付け<その2> - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    <常連と未利用者> 前振りで、1年ぶりくらいに、先月初めに再び話題にのぼった『みんなの図書館2008年2月号』の田中敦司氏(名古屋市緑図書館)の記事より『日常的によく利用する利用者、いわゆる常連のかたと、今日カードを作って初めて利用する利用者の間に、対応の差があってはならない。してはいけないことである。』って話からスタート。 この論文、平等性の履き違えだなぁとスルーしていたので、あまり記憶になかったのですが、改めて読み直し。 『購入した図書館に入ってきたときに、想定していた常連のかたに「こんなが入りましたよ」とは言えないことである。』 う~ん、どうだろ?そもそも常連だから、チェック済みのような気もしますし、新着をOPAC端末で見たりしないといけないならば、初利用者だとわからないでしょうが、言える言えないというより、新着を入り口近くの目立つところに置いて、『新しく入ったリスト』を

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  • 図書館における複写(コピー)の私的まとめ(著作権法31条1について) - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    時々アクセスログを見ていると、統計的に『いじわるな複写~著作権法の解釈の間で~』(http://c-town.way-nifty.com/blog/2008/09/post-057e.html)が(拙ブログの中では)一番読まれているらしい… ということで、私なりの見解をちょっとまとめてみようかと…もちろん、私の解釈が絶対ってわけではありません。(あくまで図書館司書の一人の立場ということで) まず、著作権法の図書館の複写に関する条項を改めて確認。 著作権法31条 図書、記録その他の資料を公衆の利用に供することを目的とする図書館その他の施設で政令で定めるもの(以下この条において「図書館等」という。)においては、次に掲げる場合には、その営利を目的としない事業として、図書館等の図書、記録その他の資料(以下この条において「図書館資料」という。)を用いて著作物を複製することができる。 一  図書館等の

    図書館における複写(コピー)の私的まとめ(著作権法31条1について) - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 『図書館の自由に関する宣言』って… - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    まぁ、たぶん拙ブログを読まれている方々はご存知だろう千葉県東金市立東金図書館の例の件の話。 もちろん、私も外部の人間ですから、内情はわかりませんが、47NEWSによると『容疑者と被害者情報漏らす 報道機関に東金市立図書館』(http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012401000452.html)ということで、容疑者と被害者の図書館の利用状況を令状もない報道機関の一記者に漏らしたという記事。 記事によると、図書館長は不在で、図書館を所管する市生涯学習課が漏らしたことになっているのですが、検索端末などを部外者がいじることもないでしょうから、図書館の誰かが操作したことになるんでしょうね。 先に書いておきますが、内山誠一郎館長がちょっと可哀想な気もしないでもないです。記事をそのまま信用すると、当時、館長は不在で、図書館サイドは館長不在を理由に断ったのに、市の生

    『図書館の自由に関する宣言』って… - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 選書と検閲 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    一昔前、船橋市西図書館蔵書廃棄事件では、図書館職員の思想によって一部蔵書が廃棄されたというのが問題になりました。最近では堺市立図書館のBL蔵書問題で圧力によって開架にあったものが書庫行き、そして当初は除籍・廃棄されそうな気配でした(結局、書庫行きで収まったようですが)。 もちろん思想的な図書や宗教的な図書をはじめ、裁判になった出版物など、多くの図書が図書館には保存されています。図書館は情報や資料を『収集』し、『保存』し、『提供』する場所ですからね… まず、図書館は ・図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設(図書館法より) ・知る権利を保障する機関(図書館の自由に関する宣言より) ・社会教育のための機関(社会教育法より) となっており、 『図書館法』は『社会教育法(昭和二十四年法律第二百七

    選書と検閲 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 図書館は間職?? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    間違っても図書館は『閑職』ではありません。笑(一般的見解として「閑職」だと思っている人もやっぱりいますが。笑) 『間職』(はざましょくorあいだしょく)と私の勝手な造語(?)です。 図書館は情報を必要とする利用者と求められる情報を結びつける場所であり、そのために、古いものから新しいものまで資料を収集・保存し、整理して提供するような機関であり、利用者と情報・著者と利用者を結びつけるような「間」にある機関のような感じがするので、私の少ないボキャブラリーで適当な言葉がなかったので、『間職』って勝手に作ってしまいました。パッと見、「閑職」で嫌ですが。笑 さて、『図書館からの情報発信』と言われて久しいですけど、発信される情報ってどんなものでしょう? 一般的な図書館では、Webページで所在地、お知らせ、利用案内、入荷した新刊のリスト、開館日カレンダーなどの基情報から、利用統計、図書館要覧、蔵書検索、

    図書館は間職?? - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 借りたものを返すのは難しい? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    図書館に勤務していて、大変だなぁと思う業務の一つに、延滞資料の督促業務があります。 電話するにしても、通常開館時間中だと仕事などで相手はいないし、土日もなかなか連絡取れず、同時登録してある携帯電話にかけると「お客様の…」とか違う人にかかったり… 相手と連絡をつけるのだけでも何度もやらなきゃいけないのに、連絡付いてからも、「あ、いついつ返すつもりで…」とか「友達に貸しちゃって…」とか「返しに行ってくれると言ってたけど…」とか、何ヶ月も直接話ができなかった挙句に「いや、見つからないんですよ」と…。 電話を何度もしようとも、督促状を何度も送ろうとも、「返さなきゃ」と思ってくれない利用者… 借りに来れるのだから、返しにも来れると思うのですけどね。 じゃあ、督促を他の図書館はどうやっているんだろう?と疑問を持っていたら、以前ちょうど良い資料を入手。 中にある50数館の対応を見てみると、だいたい似たり

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  • 所蔵の少ないものを知る権利 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    文学、絵などの児童書、病気に関する、コンピュータの関連、ビジネスに関する…など、特定分野などに力を入れている図書館は多々ありますが、占いを積極的に収集したり、蔵書のほとんどがコミックという図書館ってまず見ません。アイドルの写真集だって、県内のどこも所蔵していない資料もありますし、新進気鋭のアーティストの作品集だってあまり所蔵していないのが公立図書館って感じです。 もちろん、蔵書構成だの予算などがあるので、実際にコミックが他よりたくさん置いてある図書館もありますし、某占い師の著作を購入している(たぶんリクエストなんだろうなぁ…)図書館だってあります。 例えば、有名な漫画家がその自治体の出身者だったりすると、コーナーとしてそのコミックを堂々と住民の理解のもとに収集できますし、作者から生原稿をいただいたりもできるのですけどねぇ… ただ、コミックのうち、連載ものであると何十巻時には

    所蔵の少ないものを知る権利 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
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