アベノミクス(安倍晋三政権の経済政策)によって国内株式市場に投入されている公的資金の時価総額が6月末時点で66兆5000億円に達していることが7日までにわかりました。東証1部の時価総額に占める比率も3月末時点の10・0%程度から10・3%程度に増えています。国内株の1割を公的資金が占め、株価をつり上げる異常事態です。本紙の集計でわかりました。 株式を買い入れている公的資金は、日銀と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)です。 日銀は年6兆円のペースで株価指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れています。4月は株価が上昇基調だったため、日銀のETF購入はそれほど多くありませんでしたが、6月には株価が低迷。これを買い支えるために6月後半の2週間では10営業日のうち9営業日で日銀が買いに入るなど、大量のETF購入が行われました。この結果、6月末時点で26兆円以上の水準に達したと推計されます
ロシア、北方領土の軍備強化加速=戦闘機配備か、抗議にも反発 2018年08月08日14時45分 【モスクワ時事】ロシアが北方領土の軍備強化を加速する姿勢を鮮明にしている。ロシア極東サハリン州のメディア「サハリン・インフォ」は3日、択捉島にロシア空軍のスホイ35S戦闘機が試験配備されたと報道。日本政府は抗議したが、ロシア側は「(北方領土は)ロシア領だ。いかなる抗議も根拠がない」(上院議員)と反発している。 【特集】日露平和条約の新たな障害となる千島列島「要塞化」 サハリン・インフォによると、戦闘機が試験配備されたのは択捉のヤースヌィ空港。記事とともに掲載された写真には戦闘機3機が駐機する様子が写っている。 ロシア軍のスホイ35S戦闘機=2017年7月、モスクワ近郊(EPA時事) ロシア政府は今年1月、同空港を軍民共用とする政令を出しており、サハリン・インフォは「試験配備は本格的な配備に向けた
◇ 原爆犠牲者の御霊(みたま)に、広島県民を代表して、謹んで哀悼の誠を捧げますとともに、今なお、後遺症で苦しんでおられる被爆者や、ご遺族の方々に、心からお見舞い申し上げます。 草木も生えないと言われた被爆75年をあと2年後に控え、私たちは今大きな波にさらされています。 一筋の光明は、広島と長崎で我々がくぐり抜けた筆舌に尽くし難い非人道的な経験が、本当は口にしたくもない被爆者の長年にわたる証言によって多くの国に共有され、核兵器の非人道性に軸足を置いた核兵器禁止条約が国際的に合意されたことです。 他方、世界では各地で国際的緊張が高まり、核兵器国は競って核兵器の更新や能力向上、さらには「使える核兵器」の開発にまで進もうとしています。これは、いまだに核兵器国を中心とする国々が、核抑止力による力の均衡を信じているからです。 では、核抑止力の本質は何か。簡単に子供に説明するとすれば、このようなものでは
平和宣言に向かう翁長雄志知事(手前右)に視線を向ける政府関係者ら。安倍晋三首相は目線を落としたままだった=6月23日午後、糸満市摩文仁の平和祈念公園(下地広也撮影) 先月29日、中国、韓国の歴訪を終えた帰途、東京に立ち寄ったマティス米国防長官は、小野寺防衛大臣との会談を行った。マティス長官の今回の歴訪の目的は、主に北朝鮮情勢についての意見調整だったが、その後の記者会見で、小野寺大臣は、2年前、うるま市で起きた元米軍属による女性暴行殺人死体遺棄事件について、被害者の遺族への賠償金を日米両政府が共同で支払うことで合意したことを明らかにした。刑事責任については、去年の12月に元米軍属の被告に対して無期懲役の判決が出ているが、民事責任についても今年1月、那覇地裁がこの元軍属に対して遺族への損害賠償を命じていた。ところが元軍属に「支払い能力がない」ことから、米側が賠償金を支払うかどうかが注目されてい
2014年の知事選への出馬会見以降、名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て承認の撤回を巡る、翁長雄志知事の主な発言をまとめた。 ◇ ◇ ◇ 「知事選に勝ち、みんなで相談する中で(前知事の埋め立て承認の)取り消し、撤回のあり方を力を合わせてやれるよう頑張りたい」(2014年9月13日、知事選への出馬会見で) 「私たちは心を一つにして包容力を持ち、新辺野古基地は絶対に造らせないとやっていきたい。私はあらゆる手法を持って、撤回を力強く、必ずやる」(17年3月25日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前での新基地建設に反対する県民集会で、撤回を初めて明言) 「どのような事由が撤回の根拠になるのか、法的な観点、国の日々の動き、全体の流れを勘案しながら、あらゆる状況を想定して弁護団と議論している」(同年4月25日、辺野古沖の護岸工事着手を受けた記者会見で) 「撤回については法的なもの、しっ
カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ(撮影/写真部・小原雄輝)この記事の写真をすべて見る ネット上の言論は偏りすぎているとカンニング竹山さんは考える(※写真はイメージ) どんなニュースにコメントするかだけで政治的な思想でグループ分けされてしまうネット言論に、お笑い芸人のカンニング竹山さんは違和感を持つという。 * * * みなさん、僕のこと反安倍政権派の左翼だと思っていませんか? そう思っている人って多いんですが、一方で左翼側の人は僕を「安倍のケツなめ人間」だと思っているんですよ。僕自身はそんなこと宣言したこともないし
◆個人の無条件の肯定を 「役に立つ(utile)人間であるということが、私には常に、何かしらひどく醜悪なことに思われた。」 急速に資本主義が発展してゆく十九世紀のフランスにあって、詩人のボードレールは、こんな呟(つぶや)きを残している。 この言葉は、躊躇(ためら)いがちな真情の吐露故に魅力がある。 人の役に立ちたいという気持ち自体は否定出来ない。誰かの役に立っているという実感は、自己肯定の上で非常に大きな意味を有している。ところが、その誰かに面と向かって、「あなたは役に立ちますね。」と言われると、素直に喜びきれないところがある。もし目上の人にそう言ったなら、常識的な感覚では、失礼と取られるだろう。 役に立つというのは、そんなふうに、自ら願っているにも拘らず、直接、人から言われると、道具扱いされているかのように、自尊心を傷つけられるものである。 なぜだろうか? 一つにそれは、逆に「役に立たな
4月に膵臓(すいぞう)がんの手術を受け、治療を続けてきた翁長雄志知事(67)が、病状が回復するめどがつかず、近く辞職することが8日、関係者の話で分かった。県は8日午後5時から記者会見を開き、謝花喜一郎副知事が職務代理者を務めることを発表する。 会見を前に県政与党に近い県選出国会議員に謝花副知事から電話で連絡があり、知事の状態について「意識混濁(こんだく)」と説明されたという。 公職選挙法では、県知事は県議会議長に退職を申し出る。議長は5日間以内に県選挙管理委員会に通知し、この通知から50日以内に選挙が行われる。翁長知事の任期満了に伴う知事選は11月1日告示、11月18日投開票が決まっていたが、前倒しで実施される公算が大きい。 翁長知事は辺野古埋め立て承認の撤回を表明した7月27日の会見を最後に登庁せず、公の場に姿を見せていなかった。数日前から浦添市内の病院に緊急入院している。 翁長知事は最
先日、小中学生の全国学力テストで、大阪市が政令指定都市の中で2年連続となる最下位だったことを受け、大阪維新の会の政調会長にして大阪市長の吉村洋文さんが吠えました。「万年最下位でいいと思うなよ!」。この言葉は明らかに大阪の教職員に向けられたものです。大阪維新の会は橋下徹市長の時代から「聖域なき教育改革」なるものを続け、民間から校長先生を公募しまくり、連れてきた校長がだいたいポンコツという地獄に陥り、教職員は疲弊してきました。自らの失策を棚に上げ、子供の学力が上がらない責任を教職員に押しつけている。残念ながら、吉村洋文さんは世の中に蔓延る典型的な失敗する上司なのです。 これは今年4月、大阪市の中学生の英語力が全国5位だったという喜ばしいニュースを受け、吉村洋文さんがツイートしたものです。どうして中学生の英語力が上がったのか。もちろん、教えている先生方の創意工夫が素晴らしく、子どもたちの能力を伸
“毎月最終金曜日は「プレミアムフライデー」ということで、みんなで早く退社して、お金をたくさん使いましょう。” そんな計画が発表された時、多くの人が「何言ってんだ、コイツ?」と思ったに違いありません。 給料日後の金曜日の夜に早く仕事を終わらせれば、遊びに行ったり、飲みに行ったりして、もっとお金を使ってくれるはずだと言い出し、強引に「プレミアムフライデー」を流行らせようとしたのですが、多くの企業にとって月末の金曜日は一番忙しい時期なので、「早く仕事を終わらせて飲みに行きましょう!」とか言い出したら、「空気読めよ、バカ!」と、とんでもなく冷たい目で見られるだけ。結果、「プレミアムフライデー」に早く退社できる会社はほとんどなく、公文書改竄がウリの経済産業省が発表しているアンケート結果でさえ、実行しているのは1割という結果に終わったのです。 このままでは国民が消費してくれない。「プレミアムフライデー
「切迫感は無かった」の虚しさ 4月27日の第9回公判は、前回に引き続いて、津波評価を担当する本店原子力設備管理部土木グループ(2008年7月からは土木調査グループ)を統括していた酒井俊朗氏が証人だった。 裁判官とこんなやりとりがあった。 裁判官「早急に対策を取らないといけない雰囲気ではなかったのか」 酒井「東海、東南海、南海地震のように切迫感のある公表内容ではなかったので、切迫感を持って考えていたわけではない」 裁判官「15.7mが現実的な数字と考えていたわけではないのか」 酒井「原子力の場合、普通は起こり得ないと思うような、あまりに保守的なことも考えさせられている。本当は、起きても15mも無いんじゃないかとも考えていた」 高い津波は、切迫感がある現実的なものとは認識していなかった。だから罪はない、と主張しているように聞こえた。 東電幹部が乗用車の運転をしていて、それによる事故の責任を問わ
国の特別天然記念物となっている山口県美祢市の鍾乳洞、「秋芳洞」で、乳白色の鍾乳石が、至るところで緑色に変わっていることがわかり、市が原因の調査に乗り出すことになりました。 美祢市によりますと、このところ鍾乳石の一部が、緑に変色しているのが至るところで確認されたということです。 このため市は、本来の鍾乳洞の姿をまもる必要があるとして、専門家による委員会を設置し、原因調査に乗り出すことになりました。 市によりますと鍾乳石が変色しているのは藻類などの繁殖によるものと見られています。 秋芳洞では7年前に洞窟内を照らす照明を省エネ対策のために蛍光灯からLEDにかえており、専門家によりますと光の波長が藻類などの繁殖に影響している可能性もあるということです。 美祢市文化財保護課の篠田健二係長は「秋芳洞は国民の財産なので、丁寧に調査し、対策を進めていきたい」と話しています。 国の特別天然記念物で、国内最大
安倍晋三首相(63)は7日、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策などを含め、国全体の時間を夏の間だけ2時間早めるサマータイム(夏時間)制度について検討するよう自民党に指示した。当初は19、20年の2年に限る案もあったが、五輪を契機に恒久的に夏時間を運用する方針であることも党幹部らへの取材で分かった。安倍首相と官邸で会談した大会組織委員会の森喜朗会長(81)によると、安倍首相は「国民の関心は高い。やるならば国民生活に影響する」などと語ったという。 猛暑対策の一つとして、2年後に開催される東京五輪・パラリンピックを契機に「夏時間」が制度化される可能性が出てきた。 自民党幹部によると、秋の臨時国会で制度・設計に向けた議論を行い、議員立法による成立を目指す。当初は夏時間を19、20年に限る案も浮上していたが、その都度、必要になるIT関係のシステム変更に伴う負担などが大きいとして、東京五輪後
先週、シリアで拘束されている、フリージャーナリストの安田純平さんの新たな映像がネット上に公開されたことは、既に多くのメディアで報道されている通りだ。安田さんが3年もの間、拘束され続けていること、またネット上で安田さんへの心無い誹謗中傷が溢れていることを心苦しく思う。なぜ、安田さんはシリアへと向かったのか、なぜ、未だ解放されないのか。安田さんと多少なりとも縁のある者として、同業者として、現時点で公開可能な情報をまとめた。 〇報道されない戦争の現場に迫り続けた安田さん なぜ、安田さんは、危険なシリアへ自ら向かったか。シリア内戦についての雑誌記事をまとめていた筆者に、安田さんが現地の惨状を伝えてくれた時のことを思い出す。「凄まじい空爆、砲撃だよ、シバレイ。毎日、無差別攻撃だ」。2012年春、シリア北部ホムスで取材を行っていた安田さんは、アサド政権の圧政に蜂起した自由シリア軍に密着。正に激戦の最前
安倍晋三首相は六日、広島市で行われた平和記念式典に出席した後、被爆者団体の代表者らと面会した。代表者らは核兵器開発や使用を全面的に禁じた核兵器禁止条約について「私たち被爆者をはじめ、市民の努力が実った」として、日本政府も参加するよう求めた。首相は参加しないと明言した。これまでも首相との面会で、集団的自衛権の行使容認撤回などを求めてきた被爆者たち。この日も平和を求める思いは首相に届かず、怒りと失望が広がった。 (山口哲人、川田篤志) 首相に条約への参加を求めたのは、広島被爆者団体連絡会議の吉岡幸雄事務局長。「日本政府は禁止条約に反対し、署名も批准も拒否している。国民多数の意思に背き続けることはできない。条約に署名し、批准への努力を強く求める」と迫った。さらに「私はこれまでもこの席で、安倍内閣の集団的自衛権の容認や憲法改悪の主張に対し、抗議して撤回を求めた」と強調した。 首相との面会後、吉岡氏
自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌で、子どもを産まない同性カップルなどを念頭に「生産性がない」と主張した問題で、障害者や難病患者らが7日、「出産できない障害者や患者の人権をも踏みにじるもの」とし、抗議声明を発表した。杉田氏に対して謝罪を、安倍晋三首相には、党総裁として杉田氏に対して「相当な処分」をすることを求めている。 声明を発表したのは、障害者や難病患者らでつくる「生きてく会」。杉田氏の寄稿内容について、「出産を巡り思い悩んでいる障害者の心を深く傷つけた」と声明で指摘。「生産性」を理由に性的少数者への行政支援に否定的な見解を示していることに対し、「出産の可否を行政による支援の根拠とする価値観は、偏見や差別によるものであることは、火を見るよりも明らか」と訴えている。 同日の記者会見で、神経障害によって手足に力が入らなくなる症状などが出る難病「ギラン・バレー症候群」を抱える内山裕子さん
南京の真実国民運動 河村たかし名古屋市長の中国南京市委員への「通常の戦闘行為はあったが、いわゆる南京事件はなかったのではないか」「互いに言うべきことを言って仲良くしていきたい」という発言を支持し、「南京事件」の真実を究明していく「南京の真実国民運動」のブログです。 下記のとおり、南京戦の真実を追及する会の講演会が開催されます。 是非ご参加下さい。 講師/登壇者 杉田水脈(衆議院議員・自民党):国際社会は南京事件をどう見ているか 中山成彬(衆議院議員・希望の党):第六師団は軍紀厳正だった 原田義昭(衆議院議員・自民党):カナダはなぜ南京記念日を作ろうとしているか 渡辺 周(衆議院議員・国民民主党):松井石根大将が建立した興亜観音とは 日時 9月19日(水) 午後6時30分開場 6時45分開演 8時45分閉演 場所 文京シビックセンター 小ホール
「先祖様が伝えてきたことを、忘れられんうちに後世にしっかり伝えんといかん。今はそう思っとります」。「かくれキリシタン」の信徒は、長崎県に400人ほどいるという。江戸幕府の禁教令により「潜伏」せざるを得なかった信徒たちは、仏教や神道を隠れ蓑にしながら、信仰を守り抜いてきた。禁教が解かれた明治以降も続いた独特の風習が注目を集めるが、実際に信仰を守っているのはどんな人たちなのか。平戸島と生月(いきつき)島を取材した。(写真・文 田川基成/Yahoo!ニュース 特集編集部)
東京医科大が7日公表した調査報告書は、同大が長年行ってきた「裏口入学」の経緯も明らかにした。 報告書によると、同大の合格者の調整は、臼井正彦前理事長(77)が入試委員会のメンバーを務めていた1996年頃に始まった。 当初、調整は合否判定に関わる教授会にも非公開だったが、2008年に同大の「入試疑惑」が週刊誌で報じられ、1次試験の得点などが教授会に開示されることになり、同窓生の子弟の合格が難しくなった。一時は2次試験の小論文で得点操作を試みたが、小論文はあまり点数に差がなく、また、複数で採点することから操作が発覚してしまう可能性もあり、依頼を受けた受験生を思うように合格させられない事態が生じた。 そこで、同大が新たに採用した手法が、1次試験の結果が教授会に開示される前に、事前に関係者リストなどで指定された特定の受験生の得点を、秘密裏に不正加点する得点操作だった。
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