東京オリンピックで大会関係者が宿泊する予定だった都内のホテルでは、大会組織委員会から料金は支払われたものの1部屋しか使われておらず、ホテルからは「スタッフを確保するなど万全な準備をしてきただけに残念だ」と戸惑いの声が聞かれました。 東京 中央区のビジネスホテルでは、客室の半数に当たる18室を組織委員会が指定する大会関係者の宿泊先として確保していて、延べおよそ300人分の利用を見込んでいました。 しかしこれまでのところ、18室のうち1室が連泊で使われている以外利用はなく、組織委員会からキャンセルの連絡もないということです。 料金は支払われているため、ホテルでは予約の人数に対応するためのスタッフを確保したり、近くの飲食店を利用できるよう手配したりして、急な宿泊にも対応できるよう準備しているということです。 「築地ビジネスホテルバン」の潘俊宏取締役は「お金をもらっている以上、万全な準備をするのが