銚子市の「千葉科学大学」。定員割れが続き、市に対して公立大学への移行を要望しています。 しかし、市はきょう、移行に向けた検討を行う委員会の開催を見合わせていることを明らかにしました。 元々は市が多額の公費を投入して誘致した大学。公立大学への移行は実現するのか、大学設置の経緯からひもときます。 銚子市「検討委の開催見合わせ」 千葉科学大学は、岡山県に本部がある学校法人「加計学園」が、市の誘致を受けて2004年に設置した大学です。 長く定員割れの状態が続き、去年10月、「大学存続のため」として、公立大学への移行を求める要望書を市に提出しました。 これを受けて市は、有識者などが検討を行う委員会の設置を定めた条例を制定。1月中にも委員会を開催するとしていました。 銚子市議会での条例案の採決(2023年12月21日) そうした中、越川信一銚子市長は、1月30日のの記者会見で、委員会の開催を見合わせて
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