ぼく お菓子 だいすき。 だって お花さん みたいに とーっても いい においだし、 いっしょに あそぼう って にっこり わらうんだもの。 いっしょに うたおう って にっこり わらうんだもの。 それにね、 みんなに お菓子を わけて あげたく なるの。 たくさん たくさん わけて あげたく なるの。 きっと、お菓子さんが みんなと いっしょに たべてね って いって いるんだね。 だから ぼく、わけて あげたの。 ありさんたちにも すずめさんたちにも たくさん わけて あげたの。 ぬいぐるみさんにも ちゃーんと あげたよ。 お花の もようの かわいい おさらに いれてね。 お星さまには すきとおった ほうせき みたいな ガラスの おさらで。 お月さまには うつくしい みずうみ みたいな 青い おさらに。 もちろん おともだちの いしころさんにも あげたよ。 ぼくの たからものの クル