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ブックマーク / mattune.hatenadiary.org (6)

  • 「何をやるか⇔どうやるか」と「マッチング⇔ギャップ」 - まっつねのアニメとか作画とか

    例えば、イノセンスだ。 イノセンスの「絵が気持ち悪い」という意見があったとする。 リアルさが気持ち悪いレベルまで来てしまっている、と。 しかし、その一方でイノセンスという作品と「気持ち悪いほどリアルな絵」はマッチングしている。 「義体」という設定的な面でもそうだし、押井監督のテーマである「虚構と現実」にも合っている。 つまり、イノセンスの「絵」は「どうやるか」という点においては、 まったくもって理に適ったものなのだ。 これは同じことが今敏監督作品にも言える。 作品のやりたいことと、その表現方法がマッチングしている。 もし「気持ち悪い絵」を問題があるとするならば、 一つとしては、それは絵自体に問題があるというよりも、 「作品」がやろうとしていること自体に問題があるということになる。 そんな気持ち悪い絵を要求するような作品を作るな、と。 でも、それは言っても仕方のないことのような気もする。 一

    「何をやるか⇔どうやるか」と「マッチング⇔ギャップ」 - まっつねのアニメとか作画とか
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2012/08/06
    絵柄が内包する性質に自覚的か否かは、大切だよね
  • 今期は豊作である〜「1話が一番面白い」モデルの弊害〜 - まっつねのアニメとか作画とか

    「1話で切った」 この言葉を頻繁に目にするようになったのはいつからだろうか。 「アニメバブルと言われるアニメ乱造時代においては、 すべてのアニメを見続けることは不可能であり、 1話でそのアニメを見るか否かを判断する必要がある。 つまり、1話がつまらないアニメは見てもらえさえしない」 というような事が当たり前のように言われている。 実際、このような見方をしている人が、 「濃いオタク」も含めてほとんどであろう。 その結果どうなかったといえば。 ・1話で一番おいしいところを見せるシャッフル構成 ・1話から負担なく楽しめる、設定も目的も物語もない空気系 ・高い原作再現度で原作ファンを脱落させない ・最初からクライマックス と言ったようなアニメが成功をおさめ、 成功モデルとなっていった。 ただ、これらのモデルは「1話が一番面白くなる」モデルであって、 その後は1話よりも劣るものが続いていくことになる

    今期は豊作である〜「1話が一番面白い」モデルの弊害〜 - まっつねのアニメとか作画とか
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/11/26
    強く同感。
  • 色とアニメ - まっつねのアニメとか作画とか

    この間の記事にコメントしてくれたiketomoさんがブログを始めていた。 その中の色とキャラクターの記事 (http://d.hatena.ne.jp/ike_tomo/20091011) にインスパイアーされて書いてみる 色とキャラクターと言われて何を思い出すかは世代によると思いますが、 俺なんかはもう完全に「セーラームーン」なんですよw アニメに捕らわれなければ、戦隊モノですよね。 ガンダム直撃世代だと赤い彗星と白い悪魔と緑のザクと青のグフとかかもしれん。 まあ色によるキャラ設定というのは ガンダムやセラムンに限らず、割とアニメでは一般的な手法だと思うんですが、 これが一度廃れた時期がある(あるいは続いている)。 というのも「アニメは原色ばかりで気持ち悪い」という言説が流行った時期が 90年代くらいにありました。 アニメキャラのコスプレとか見ると分かりやすいですけど、 アニメの派手な色

    色とアニメ - まっつねのアニメとか作画とか
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/10/12
    淡い色づかいはオシャレでもあるし、まだ流行なんじゃないかなぁとか思ったり。/って流行だからオシャレなのかwと自己完結。
  • サマウォにも新エヴァにも足りないもの - まっつねのアニメとか作画とか

    tokigawaさんの http://d.hatena.ne.jp/tokigawa/20090822 からインスパイア つまりね、 >目的を成し遂げるためのプロセスに「痛み」や「代償」 って考え方がすでに『段取り』 なんだよ。 「痛み」とか「代償」があったから、成功したんですよ〜 みたいな。 でもさ、エヴァの原点に戻るとさ、 ナディアで、「痛み」も限界まで受けて「代償」も極限まで払って でも巧くいかなくて凹んで庵野なわけじゃん。 その凹んだ庵野が 『「痛み」とか「代償」とか有ってもダメなのが現実だよな。 しょうがないことなんだ。それでもいいんだ。』 ってなったのがエヴァの最後。 というのが、当時エヴァ厨だった俺の認識だった。 そこからすると 『「痛み」とか「代償」を払えば、成功するんだ!頑張れ!』 みたいな映画を作られても、もうそれは作り物なんだよね。 成功者の作品というかね 出崎が劇ク

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  • 何度も言うけど、エンドレスエイトは - まっつねのアニメとか作画とか

    企画としては悪くない。 ただ、京都アニメーションという制作会社とはこの上ないほど相性がよろしくない。 京アニにはグロス回がない。 つまり、どの回も京アニで作るしかない。 京アニ内部は今のところ、少なくとも演出には 京アニたたき上げの人間しかいないので、 多かれ少なかれ似た様なものになる。 例えば、これがグロス出しをしていたらどうだったか。 多分、もっと多様なループを見れただろう。 8回もやるなら、作画がボロボロの回が一回くらいあったって良いし、 ナベシンが出てくる回があったって良い。 背景が小林プロの回があったっていいし、 劇メーションの回があったっていいし、 全編SDキャラ(ハルヒちゃん)でやっても良いかもしれない。 同じ脚を少女漫画風に演出したり、ホラー風味にしたりも出来る。 BGMをもっと劇的に変えるのも良いかも知れない。 演劇の世界では同じ脚が違った演出で公演されて 新作の様に

    何度も言うけど、エンドレスエイトは - まっつねのアニメとか作画とか
    hapze-23_45
    hapze-23_45 2009/07/20
    京アニを逸したエンドレスエイトを造ってしまうと、それは『ハルヒ』という作品から逸脱してしまうから、京アニびびったんだな。覚悟が中途半端なんだよ
  • 解答:アニメが総合芸術だから - まっつねのアニメとか作画とか

    グダさんの http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20090504/1241368489#c を経由して 設問;アニメ感想はなぜ批評に近くなるのか (http://d.hatena.ne.jp/zsphere/20090501/1241145763) に応えてみた。 (ちなみにこの問題についてグダさんを例にあげるのは不適当です。 なぜならグダさんはガンダムの専門家みたいなものだから。 富野に対してグダさんよりシンクロしてる人はそういないでしょう。 だから「ガンダム周辺」に限ってはまさしく評論家レベルなので、評論して普通) さて、答えはタイトルの通り、 「アニメが総合芸術だから」 です。 これにはポジティブな面とネガティブな面とがあります。 まずポジティブな方から ★アニメは話題にすべき要素が多すぎる。 まあそのまんまです。 ラノベならストーリーについてだけの感想

    解答:アニメが総合芸術だから - まっつねのアニメとか作画とか
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