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ブックマーク / xtech.nikkei.com (11)

  • KDDI高橋社長が通信障害を陳謝、原因はコアルーター交換時の不具合とアクセス集中

    今回の通信障害では、音声電話やSMSが一時つながらなくなったほか、データ通信がつながりにくかったり途切れたりといった状態になった。影響を受けた回線数は7月3日午前11時時点の概算で最大約3915万回線。内訳はスマートフォン・携帯電話が同約3580万回線、MVNO(仮想移動体通信事業者)向け回線が同約140万回線、IoT(インターネット・オブ・シングズ)回線が同約150万回線、「ホームプラス電話」回線が同約45万回線。 通信障害のきっかけとなったのは、メンテナンスの一環としてモバイルコア網と全国各地の中継網をつなぐコアルーターのうち、1拠点で旧製品から新製品へ交換する作業。これに伴い通信トラフィックのルート変更を実施している際に「VoLTE交換機でアラームが発生した」(高橋社長)。確認したところ「ルーターのところで何らかの不具合が起き、一部の音声トラフィックが不通になったことが判明した」(同

    KDDI高橋社長が通信障害を陳謝、原因はコアルーター交換時の不具合とアクセス集中
  • あいおいニッセイ米子会社、量子機械学習をIonQの量子コンピューターで検証

    あいおいニッセイ同和損害保険の米子会社である米Aioi Nissay Dowa Insurance Services USAAIS)は2021年5月18日(米国時間)、自動運転車のセンサーデータを使用した機械学習を米IonQ(イオンQ)製の量子コンピューターを使って検証したと明らかにした。イオントラップ方式であるIonQの利用事例が明らかになるのは珍しい。 量子コンピューターを使った機械学習は「量子機械学習」と呼ばれる。AISは米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス、AWS)の量子コンピューターサービス「Amazon Braket」経由でIonQのハードウエアを利用したことから、その詳細をAWSの公式ブログで公表している。AISは今回、レベル1/レベル2の自動運転車のセンサーデータ(テレマティクスによって収集したデータ)を基に、その車が安全か危険かを判定する

    あいおいニッセイ米子会社、量子機械学習をIonQの量子コンピューターで検証
  • 人工知能の発展に量子コンピュータが不可欠な理由

    Googleが2015年12月に「既存のコンピュータに比べて1億倍高速」と発表して以来、カナダD-Wave Systemsが開発する「量子アニーリング型」の量子コンピュータへの注目が高まっている。この量子コンピュータとはどんなもので、何の役に立つのか。なるべく平易に解説したい。 記者は日経コンピュータの2014年4月17日号で「驚愕の量子コンピュータ」という記事を書き(ITproにも転載している)、量子アニーリング型の量子コンピュータの仕組みについて詳しく解説した。ただこの記事に対しては「難しい」という率直な感想も頂いているので、今回は例えなどを交えながら、「中身」ではなく「価値」を理解していただけるような記述を目指したい。 まず最初にお断りをしておくと、「量子アニーリング型」の量子コンピュータは、先に開発が進められていた「量子ゲート型」の量子コンピュータとは全くの別物だ。2013年以前

    人工知能の発展に量子コンピュータが不可欠な理由
  • [量子コンピュータ3]これが量子アニーリングの正体だ

    D-Waveマシンの中で「量子力学の焼きなまし現象」、つまりは量子アニーリングがどのように実行されるのか。実際の実験の様子を説明しよう(図1)。 まず、解きたい組み合わせ最適化問題に合わせて、3次元イジングモデルにおけるスピン間の相互作用を設定する。これは従来型コンピュータにおけるプログラミングに相当する。 次に、スピン間の相互作用の強さをゼロにすると同時に、3次元イジングモデルに「横磁場」を加える。実際の操作としては、超伝導回路に対して特殊な電流を流す(1の状態)。 横磁場を加えると、スピンの向きは上向きと下向きが「重ね合わせて存在する」という状態になる。「重ね合わせ」とは量子力学の現象の一つだ。この場合は、スピンが「上向きか下向きかどちらか分からないが、測定するとどちらかに定まるという状態」(東工大の西森教授)である。 続けて横磁場をゆっくり弱くすると同時に、スピン間の相互作用をゆっく

    [量子コンピュータ3]これが量子アニーリングの正体だ
  • NECが1テラビットで5400キロの長距離リアルタイム通信に成功、世界初

    NECは2013年1月17日、リアルタイム処理による毎秒1テラビット(テラは1兆)の大容量信号で5400キロメートルの長距離通信に成功したことを発表した。100ギガビットのサブキャリア信号を高密度で重ね合わせることで1テラビット分の「スーパーチャネル信号」を生成し、光ケーブルを通して5400キロメートルの距離を伝送。重ね合わせた信号をリアルタイム処理し、エラーなく通信完了できることを実証した。 このクラスの大容量・長距離通信の実験成功は世界初だという。大容量動画配信やクラウドコンピューティングの普及などで、海底ケーブルを使った国際通信ネットワークの需要は急増している。NECはこの分野で世界トップクラスのシェアを握る(写真)。新技術が実用に向けて大きく前進したことを受けて、通信事業者などへの営業活動を強化。今後新たに敷設される海底光ケーブルによる通信ネットワークへの採用を目指す。 NECの実

    NECが1テラビットで5400キロの長距離リアルタイム通信に成功、世界初
    hariiibara
    hariiibara 2013/12/15
    ちょっと古いけど。
  • iPadで270ページの楽譜を“譜めくり”、30年ぶり演奏支えた日本発1人ベンチャー

    国内での全曲演奏は実に約30年ぶり、世界でも10回ほどしか演奏されたことがない。そんなピアノ曲のリサイタルが2013年11月2日に「横浜みなとみらいホール」であった。440席の小ホールで演奏者とともに観客の視線を集めたのは、ピアノの譜面台に置かれたiPad(写真1、2)だった。 演奏されたのは、2013年が生誕200周年となるフランス人のロマン派作曲家アルカンによる「すべての短調による12のエチュード 作品39」。弾き終えるのに2時間以上を要する大作で、リストの「超絶技巧練習曲集」をも量的に上回る。公演パンフレットには「交響楽的色彩を求めた分厚い和音」「非常識なほど半音階の連続」「尋常ならざる体力と柔軟さを必要とする」などと物々しい言葉が並ぶ。

    iPadで270ページの楽譜を“譜めくり”、30年ぶり演奏支えた日本発1人ベンチャー
  • IBMがメインフレームにもOpenStack

    米IBMは、全社的に展開するクラウドファースト、モバイルファーストの戦略をメインフレームにも拡張し始めた。同社は2013年7月24日(日時間)、最小構成価格を790万円に抑えたメインフレームのミッドレンジ新機種「IBM zEnterprise BC12」を発表(写真)。日では9月21日から出荷する。この発表に合わせ、IBMはzEnterpriseのクラウド、モバイル対応を担う二つの施策を明らかにした。 一つは、zEnterpriseのソフトウエア仮想化環境「z/VM」の最新版「6.3」で、IaaS構築のオープンソースソフトであるOpenStackの管理用APIに対応させたことだ。 zEnterpriseの用途には、メインフレーム専用OS「z/OS」上で既存の基幹システムを動かすほかに、z/VM上に大量のLinuxサーバーを構築するプライベートクラウドとしての利用法がある。「zEnter

    IBMがメインフレームにもOpenStack
  • 「パズルを解いて量子コンピューター研究に貢献」、NIIがゲームを公開

    国立情報学研究所(NII)は2013年5月28日、ゲーム形式で量子コンピューターの研究を進めるためのWebアプリケーション「meQuanics」(メカニクス)を公開した。量子コンピューターの回路をパズルで表現。特別な知識を持たないユーザーでも、パズルを解くことで、量子コンピューター研究の重要課題である「量子回路の最適化」に貢献できる。 meQuanicsは、量子コンピューターを積んだ船を操作するという設定のゲーム。量子回路を示すパズルのサイズを小さくできれば、船の速度が向上する。「ゲームは量子力学に基づいて作られているが、ゲームをする人にはそれは見えないような作りになっている」(NII 情報学プリンシプル科学研究系の根香絵教授)。ルールに沿ってパズルを動かす操作が、実はそのまま、量子回路の最適化という難題に取り組んでいることになるという仕掛けだ。 「量子回路を最適化すると、量子コンピュー

    「パズルを解いて量子コンピューター研究に貢献」、NIIがゲームを公開
  • NII、電流励起ボーズ・アインシュタイン凝縮体を生成、低消費電力コヒーレント光源に応用も

    国立情報学研究所は2013年5月15日、同研究所と米スタンフォード大学、独ウルツブルグ大学の研究チームが、半導体デバイスに電流を流すことでボーズ・アインシュタイン凝縮体を生成することに初めて成功したと発表した。この成果は5月16日付の科学誌「Nature」に掲載される。 光トラップや光励起といった現象を組み合わせる従来の方法と比べ、より単純な装置でボーズ・アインシュタイン凝縮体を生成できる。消費電力が低いコヒーレント光(位相のそろった光)の光源への応用が期待できるほか、量子コンピュータや量子シミュレーション、量子計測といった分野に応用できる可能性があるという。 研究チームは今回、電流励起で「ポラリトン」と呼ばれる粒子を連続生成できる、特殊なpn接合を持つ半導体マイクロ共振器を開発した(写真)。そのポラリトンが共振器の中でボーズ・アインシュタイン凝縮を起こしていることを、実験で確認した。 ポ

    NII、電流励起ボーズ・アインシュタイン凝縮体を生成、低消費電力コヒーレント光源に応用も
    hariiibara
    hariiibara 2013/05/18
    よく知らないけどすごい。
  • [続報]spモード障害、なぜ処理能力オーバーで「メールアドレスの置き換え」が起きたのか

    2011年12月20日に発生したNTTドコモのspモード障害(関連記事)。一部のサーバーが処理能力不足に陥ったことが、なぜ「自分のメールアドレスが他人のものに置き換わる」という通信の秘密にかかわる事故に発展したのか。大きな理由の1つは、メールアドレスが端末固有のIDでなく、端末に振り出されたIPアドレスとひも付いていた点にある。 Android OS端末がいったん3G網に接続したら、3G網から切断しない限り、端末のIPアドレスは変わらない。端末を再起動したり、あるいは3G網からWiFi網に切り替えたりしない限り、IPアドレスが再度割り振られることはない。家庭の固定網に接続したパソコンに近い仕様といえる。 この仕組みによって、Android OSにおけるIPアドレスは、一時的には端末を識別するIDとして使える。NTTドコモのspモードシステムの場合、3G網に接続して電話番号とIPアドレスをひ

    [続報]spモード障害、なぜ処理能力オーバーで「メールアドレスの置き換え」が起きたのか
  • あらゆる帯域でLTE化を加速するNTTドコモ、100Mbps超LTEも

    NTTドコモは、2GHz帯、1.7GHz帯、1.5GHz帯、800MHz帯と豊富な周波数帯を保有する。同社のメインバンドは2GHz帯と800MHz帯であり、2GHz帯の5MHz幅×2(一部屋内では10MHz幅×2)からLTE(Long Term Evolution)導入をスタートしている。 同社の尾上誠蔵執行役員研究開発推進部長は、インフラ戦略の基方針として、「各帯域でできるだけ早く周波数利用効率の良いLTEに変更し、トラフィックの収容能力を上げたい」と語る。HSPA(High Speed Packet Access)と比べて3倍広い“道路”であるLTEの導入を加速し、伸び続けるモバイルトラフィックを支える考えだ。 尾上部長は、2GHz帯に加えて1.5GHz帯でも2012年度の第3四半期にLTEを開始したいと話す。1.5GHz帯は一部地域で15MHz幅×2を利用できるため、最大100Mビ

    あらゆる帯域でLTE化を加速するNTTドコモ、100Mbps超LTEも
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