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ブックマーク / president.jp (10)

  • 「地方を見捨てる」という悪魔の選択が始まった…「能登半島地震」で露呈した日本社会の重苦しい未来 いつの間にか、見捨てたことになっていく

    1月1日に発生した能登半島地震で甚大な被害が出ている。神戸学院大学の鈴木洋仁准教授は「被災地は、以前から大きな地震が頻発しており、一部の専門家から危険性も指摘されていたが、この地域への対策を重視したようには見えない。誰も責任を取らない形で、なし崩しに『地方が見捨てられる』という状況が生まれつつあるのではないか」という――。 新聞が見出しに掲げた「見えぬ全容」とは 能登半島地震から1週間が経った1月8日の朝日新聞は、1面の見出しに「見えぬ全容」と掲げた。 「全容」とは、何を指すのだろうか。 死者や行方不明者の数だろうか。孤立状態にある人数だろうか。 「全容」という言葉の「全容」が見えないのである。それほどまでに今回の災害は把握が難しい。 どこで、どんな被害が生じているのか。誰が、何に苦しんでいるのか。何が、どれぐらい足りないのか。現地だけではなく、情報の中心地であるはずの東京でも、ほとんどわ

    「地方を見捨てる」という悪魔の選択が始まった…「能登半島地震」で露呈した日本社会の重苦しい未来 いつの間にか、見捨てたことになっていく
  • 「藝大に落ち、就職もせず、栄養失調で横たわっていた」75歳の"水彩画おじいちゃん"に170万人が癒されるワケ まわりと自分を比べなくていい

    登録者数が170万人を超えるYouTubeチャンネルで、絵を超絶技巧で仕上げる様子が人気を集めるのは75歳のおじいちゃん先生・柴崎春通さんだ。柴崎さんいわく「まわりと自分を比べなくていいし、それで心配したり、悩んだりしなくてもいい。世間並じゃなくたっていいんです。例えば親が子を信じてさえいれば、子どもは試行錯誤しながら、いつか自分の中にあるゆるぎない芯棒に気づいていく。そうやって、生きる道を発見していくのだと思います」という――。 「うちの坊は偉い」 「笑顔がステキなおじいちゃん先生」としてYouTubeで大人気の画家・絵画講師の柴崎春通さんは、終戦直後、千葉県の農村地帯で米農家の長男として生まれている。実家は必ずしも裕福とは言えなったが、親から叱られたことも手を上げられたこともなく、愛情をたっぷり注がれて育ったという。

    「藝大に落ち、就職もせず、栄養失調で横たわっていた」75歳の"水彩画おじいちゃん"に170万人が癒されるワケ まわりと自分を比べなくていい
  • 「お寿司やパンやパスタを諦めても、健康になれるかわからない」現役内科医が警鐘鳴らす"危険な糖質制限" 食事法の"デメリット"は個人差が極めて大きい

    糖質制限当に健康によいのか。内科医の名取宏さんは「極端な糖質制限はおすすめできない。糖質は多すぎても少なすぎても身体によくないというデータもある」という――。 事法の「デメリット」は個人差が大きい ちまたには、健康によいとされる事の情報があふれています。でも、その情報の質はさまざまで玉石混交です。だいたい事が健康に与える影響は小さく、治療薬の研究に比べて、短期間の研究では明確な結論が出にくいという特徴があります。だから「健康にいい事法」に関しては、言ったもの勝ちという面があります。常識から外れた事法のほうが注目を集めやすいことも忘れてはいけません。よく目や耳にする事法は、十分なエビデンスに支えられているからではなく、目新しいから話題になっているにすぎないかもしれません。 そして、事が健康に与える効果は小さいからこそ、どんなに健康によい事法でも持続できなければ、効果が期

    「お寿司やパンやパスタを諦めても、健康になれるかわからない」現役内科医が警鐘鳴らす"危険な糖質制限" 食事法の"デメリット"は個人差が極めて大きい
  • 何でもやれると勘違いしやすい…「43歳」に多くの冒険家が命を落とすのは偶然ではない それでも私を北極に向かわせた「焦燥感」の正体

    不吉な死の予言 村に来て何日かたったころだった。降りつもる雪を踏みしめて、イラングアが私の家にやってきた。 グリーンランド最北の村シオラパルクには今、四十人ほどしか住んでいない。二十代の男はわずか数人で、他の連中は隣のカナックや南部の都市にうつってゆき、日の山村と同じように過疎化が進んでいる。イラングアは、わずか数人しかいない村の若い男連中のひとりだ。 彼が私の家に来るのは、めずらしいことではない。イヌイット社会には伝統的にプラットという、文字通りぷらっと他人の家を訪問してコーヒーを飲んだり、ぺちゃくちゃ喋しゃべったり、賭け事に興じたりする交流、暇つぶしの習慣がある。私は片言の現地語しか話せないし、客人をうまくもてなせるタイプでもないのでプラットにやってくる人は少ないのだが、人づきあいのいい彼は毎日のようにやってくる。そして誰それが猟に出て海豹あざらしを二頭獲ったとか、今日は天気が悪いか

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  • 「覚せい剤中毒より治療が困難」普通の人を薬物依存に陥らせる"あるクスリ" 精神科医の気軽な処方が根本原因

    精神科医がやってしまいがちな「ドリフ外来」 以前、尊敬するベテラン心理士からこういわれた。 「精神科医は薬を出すから、いつまで経っても心理療法がうまくならないのよ」 彼女はいつも精神科医に手厳しいが、このコメントもその例に漏れなかった。私は、「ですよねえ……」と曖昧あいまいに濁すほかなかった。 たしかにその通りだったからだ。「では、お薬を調整しておきますね」「お薬を追加しておきましょう」――こういった言葉で、出口の見えない診察室でのやりとりを強制終了する。問題は何も解決していない。 医師として前向きな姿勢を失っていないことを患者に示しつつ、ただ時間稼ぎをしているだけだ。そんなやりとりをこれまで何百回、いや何千回も行ってきたことか。 かつて私は、わが国の精神科医療をこう評したことがある。曰く、「ドリフ外来」。つまり、「夜眠れてるか? 飯べてるか? 歯磨いたか? じゃ、また来週……」といった

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  • 「なぜ日本は重症化率が低いのか」新型コロナ"ファクターX"は2つに絞られた 肥満率の低さだけでは説明できない

    アジア諸国と他地域の死者数の差 今回の新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックでは、アジアと欧米で大きく被害状況に差が出ました。欧米諸国の肥満率の高さなど健康水準のちがいが指摘されていますが、それだけでは説明できません。 日では、中国のように強権的なロックダウンを行ったわけでも、台湾のように各国から賞賛される国家レベルの対策を打ったわけでもありません。 2020年4月の緊急事態宣言の発出によって感染の広がりをある程度抑えられたことは確かですが、欧米に比べ1カ月近く中国からの入国制限は遅れ、宣言発出まで満員電車は変わらずに走り続け、すでにかなりの数の国民に感染していることは明白でした。

    「なぜ日本は重症化率が低いのか」新型コロナ"ファクターX"は2つに絞られた 肥満率の低さだけでは説明できない
  • シャトレーゼの口コミ数が2年で8倍になった訳 ツイッターでユーザーの投稿を喚起

    まずは質のいいフォロワーさんにフォローしてもらう 弊社がツイッター運用のお手伝いをしたお菓子メーカー、シャトレーゼを例にあげてお話ししていきましょう。 シャトレーゼは、全国に店舗を持つ洋菓子メーカーです。 2017年7月にツイッターの公式アカウントをスタートさせました。そこから2年ほどで、フォロワーは19万人まで増えました。 注目してほしいのは、フォロワー数の増加ではなく、ツイッター運用前に比べ、テキス トのみのUGC(User Generated Contents=ユーザーの投稿)が1.6倍、画像つきのUGCが11倍になったことです。その結果、リツイートを含めた口コミのツイート数が8倍になり、指名検索も大幅に増えました。 僕は以前、浅野くんに「ユーザーが自分でその情報を拡散してくれるなら、やみくもにフォロワーを増やす必要はあるだろうか?」と聞きました。 シャトレーゼでも、まずは数を追うの

    シャトレーゼの口コミ数が2年で8倍になった訳 ツイッターでユーザーの投稿を喚起
    harisen8787
    harisen8787 2019/09/20
    チョコバナナのアイスよく食べてたっけなぁ
  • 既得権者に煽られて「日韓断絶」と叫ぶ滑稽さ "反日嫌韓"で得しているのは誰か

    遺伝的ルーツを知るだけで人間は激変する 「おまえらこれからインド人バカにしたら張り倒すからな!」 大学の時、親友のT君がいった言葉を思い出す。T君は近畿出身の日人なのだが、どうやら久しぶりに実家に帰省したところ、父系祖父がインド人船長だったと明かされたそうである。 もともと彼は日人純血主義者だったのだが、それからインド人に関しては見方が一変してしまった。今ではインド出張にいくたびに、「現地のタクシー運転手に現地語で話しかけられた!」と、うれしがる。異国由来の遺伝的ルーツを知るだけでここまで人間変われるものか、と私は感心したものである。 筆者の経営する投資ファンド運営会社「ミッション・キャピタル」では、Genoplan(ジェノプラン)という米国遺伝子ベンチャーに投資している。消費者の唾液を採取するだけで、リスクの高い疾患や生活習慣病の遺伝的傾向を460以上の項目にわたり解析し、パートナー

    既得権者に煽られて「日韓断絶」と叫ぶ滑稽さ "反日嫌韓"で得しているのは誰か
  • 立花孝志に共感する人々が抱く社会への復讐心 NHKではなく、この社会をぶっ壊す

    NHKから国民を守る党の立花孝志党首は9日夕、国会内で記者会見を開き、警視庁から脅迫容疑で事情聴取を受けたと明らかにした。その上で「今直ちに辞めることはしない」と述べる一方、有罪が確定した場合に議員辞職する考えを示した。捜査関係者によると、東京都中央区議の男性に言及した動画を巡り、月島署が立花氏から任意で聴取した。男性が被害届を出していた。 (共同通信「N国党首、任意聴取受ける」2019年9月9日より引用) 「NHKより先にぶっ壊れたのか!」——という、おそらく日で100万回くらいはすでに言われたであろう感想はさておき。 NHKから国民を守る党(以下N国党)立花氏の破天荒なふるまいは、いわば「社会的・政治的な常道に属さないアウトサイダー」だからもてはやされていたようなスタンスである。国会議員という「常道の枠内」の人となってからその方法を継続するのでは評価は一変するし、むしろこれまでとは逆

    立花孝志に共感する人々が抱く社会への復讐心 NHKではなく、この社会をぶっ壊す
  • スピーチが下手な人は「最初の7秒」でスベる 「つかみ」が劇的にアップする4方法

    スピーチをする際、丁寧にしようとしてまわりくどいあいさつをする人がいる。事業戦略コンサルタントのリップシャッツ信元夏代氏は「このようなあいさつは聞き手をうんざりさせる。スピーチの良しあしは、最初の7秒に何を言うかで決まってしまう」と指摘する――。 「こんな名誉をいただき」と恐縮する時間はない さてストーリーの力については実感されたかと思いますが、たとえ同じストーリーであっても人前で話すときには、オープニングとクロージング次第で、印象が激変します。 第一印象という言葉がありますよね。最初にパッと目に入る表情、身なりなどが大きく印象を左右するわけですが、スピーチでは、最初の7秒になにをいうかで決まります。 マイナスに作用するのが、まわりくどい挨拶をすること。スピーチに立つ時に、つい丁寧にしようと思って「このような名誉をいただきまして、まことに恐縮です」といった長たらしい挨拶をする人もいますが、

    スピーチが下手な人は「最初の7秒」でスベる 「つかみ」が劇的にアップする4方法
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