小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の収支報告書をめぐり、政治資金規正法違反の罪で起訴された元秘書で同党衆院議員石川知裕被告(36)が、地元の北海道第11区総支部から「離党や議員辞職の必要はない」との見解を伝えられ、応じる意向を示したことが7日、分かった。 総支部代表代行の池本柳次道議によると、同日開いた常任幹事会で「石川氏の進退は、裁判の結果を踏まえて判断すべき」との結論が出たことを電話で報告した。その際、石川被告は「地元の意見を受け止める」と答えたという。 池本道議は、石川被告が5日に保釈された直後も「これからもしっかり頑張る」と電話してきたことを明かし、「離党や辞職はないと思う」と話した。