敵対的買収という言葉をニュースで耳にしなくなってから久しい。 かつてはほぼ毎日のように敵対的買収に関するニュースが報じられていた。特に、ライブドアがニッポン放送に対して敵対的買収を仕掛けた2005年以降、リーマン・ショックが起こり、その結果海外ファンドが日本から撤退した2008年までの間のことである。その頃、私自身も弁護士として複数の敵対的買収案件に関与してきたことから、特に印象に残っているのかもしれない。 かつては盛んであったかのように思われている敵対的買収であるが、実は、世間を騒がせていた割に、最終的に成立した数は多くはない。M&A情報・データサイトのMARR Onlineによれば、買収側によるTOBが公告された時点で、買収の対象となっていた会社が買収に反対の意向を表明していた事例は全部で20件存在するが、そのうち、買収対象会社が買収成立まで反対の意向を維持していた事例は、わずか2件に
ヒガシトゥエンティワンが11月27日、ユートランスシステムの株式を取得し、子会社化すると発表した。 株式譲渡実行日は2016年1月4日予定。 ユートランスシステムは、金融機関向けATM機器の輸送・設置を中心として運送事業と倉庫事業を展開している。 買収によりユートランスシステムは、ヒガシ21の車両、倉庫等の共同利用を通じた効率的な事業運営や営業網を利用した事業拡大が可能となる。 ヒガシ21でも、ユートランスシステムがATMの輸送・配送を通じ培ってきた信用やノウハウを吸収・融合することで、新たな分野での事業展開が可能となると判断し、ユートランスシステムの全株式取得を決議したもの。 ■異動する子会社(ユートランスシステム)の概要 名称:ユートランスシステム 所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-11-9 事業内容:貨物自動車運送事業、倉庫事業等 資本金:2800万円 設立年月日:1967年12月
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く