本日、サンフランシスコ講和条約発効日である4月28日を主権回復記念日として祝日とする議員立法を総務会で承認し、衆議院に提出いたしました。祝日が多すぎるというなら、借り物の憲法記念日5月3日を祝日から外します。 #JNSC
著者から直接、書評をアップしてください、とご指示(?)をいただいたm(__)m。 著者 二木立先生の著作の「書評」は、実は簡単とも、難しいとも、言える。 それは、著作のはしがきに、その全体の要旨が、あとがきに、著者の研究者としての近況、前作から本作までの経過、そして次作に向けたお約束(?)が丁寧に書かれてあるからだ。(各章頭にも、たいてい要約が述べられている。) たとえば本書あとがきには、2006年以降大きな社会問題になっている医師不足の医療経済・政策学的分析に本書出版後すぐに取り組みたいと述べられている。次作にはこの点が盛り込まれるであろう、と小学生でも(?)予測が立つ。 さらに、本書全体のほぼ半分を占める第2章 後期小泉政権の医療改革では、各節ごとに要約が付けられている。 本書は、医療改革を扱っているために、この領域に強い関心のある読者にはもちろん読まれるべき著作である。門外漢であって
公民教科書で育鵬社が選ばれた経緯の不透明さを報じる記事に、気になる記述があった。歴史教科書の選考についての記述だ。あまりのひどさに、続報が出るまで留保したいと思うほどだ。 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-180843-storytopic-238.html 「摩文仁の丘では自分で飛び降りた人もいるのに、なぜ『集団自決』の軍命にこだわるのか」と崎原用能与那国町教育長はまくしたてた。それに対し竹富町の大田綾子教育委員らは「歴史の事実をしっかり教えないで子供が正しい歴史認識を持てるのか」などと反論。議論が深まる中、採決が始まり「帝国書院4票、育鵬社3票、東京書籍1票」と結果が出た。 この簡単な記述を見る限りでは、議論は深まってない。投票結果からわかるように、さすがに歴史教科書では育鵬社は落選したものの、わずか一票差という危ない状況だった。 自分で飛び降りた
もちろん、一般的には、あるいは世界共通に、新自由主義と社会民主主義は対立関係にあります。 それでは、なぜ、具体的な労働政策論において、 >八代先生は新自由主義、濱口先生は欧州型社会民主主義の立場と基本的な思想の違いはあるが、労働経済分野での意見についてはかなりの部分合致するのではないかと思っている。 ということになるのか、まあ、わたくしが欧州型社会民主主義の代表みたいな顔をすると、怒り心頭に発する人もいるかも知れませんが、それはとりあえずおいておいて、対立する思想が政策論でなぜ接近するのかを説明せよ、と詰め寄る人が出てくるかも知れません。 実は、本書自体がそれをよく説明しています。まえがきの文章から引用すると、 >問題なのは市場競争の行き過ぎではなく、それと対になるべき、政府による生活の安全網(セーフティネット)の構築が不十分だったことである。企業が従業員とその家族の生活を守り、その企業を
レヴィ=ストロースの構造主義 はじめに 構造主義といわれているもののキモの部分をつかむ必要を感じて作業を始め、2つの入門書に目を通してみた。が、いま1つ得心がいかない。2つはともに震源地としてレヴィ=ストロースを挙げ、多くの紙幅を割いていた。しかし、肝心のレヴィ=ストロースの構造主義とその余のものとの区別がどこにあるのかについてふれていない点でも共通していた。どうやらそのあたりにことをわかりにくしている原因があるのではないか。そう直感した。結果、この直感は的を射ていた(と思う)。「全く」とまではいわないが、両者は別もの(少なくとも明確に区別して扱うべきもの)なのである。2つに分けて考えると、レヴィ=ストロース以外(フーコーやバルトなど)が成功しなかった理由が浮き彫りになる。構造主義の登場ときびすを接する形でポスト構造主義が喧伝された根拠も、見えてくる。ひとことでいうと、わかりやすくなる
掲示板で smtz8 さんから情報提供をいただいた件についてです。 asahi.com 2011年8月14日 「「日本軍性暴力パネル展」始まる 北京郊外で日中共催」(魚拓) このパネル展をとりあげた卑しい記事は次のような論法を用いています。 (……)しかし、中国ウオッチャーの宮崎正弘氏はこういう。 「日本の市民団体が中国側をけしかけて、こうした展示会をやらせているのが問題。市民団体としては日本の新聞に掲載されるのが目的でしょうね。また、彼女たちは日本で裁判をするためにも、被害者を集めたい。裁判に負けようが、それを通じて支持者を広げようと考えているのでしょう」 かくして中国の若者たちに、日本人への憎しみが植えつけられていく。 強調は引用者。戦争責任なり戦争犯罪についてはまず事実を否定したい、しかしそれが常に通用するとは限らない……ということで登場するのが「自虐」というレトリックであるわけです
菅野完 @noiehoie 至言。“@kotono8: 「子供は社会で育てる」という考え方に対して「無責任な親を増やす」というコメントがBLOGOSで罵声の如く浴びせる人たちが続々湧いてきてうんざり。親にだけ責任を押しつけるから逆に百ゼロで無責任な親もしくは「親にならない」選択が急増してるんじゃないか。” AntiSeptic @AntiSeptic 「子供は社会で育てる」って具体的には何をどーすんだ!? RT @noiehoie: 至言。“@kotono8: 「子供は社会で育てる」という考え方に対して「無責任な親を増やす」というコメントがBLOGOSで罵声の如く浴び… (cont) http://t.co/7W0B1R0
著者:篠山紀信(しのやま きしん)+中平卓馬(なかひら たくま) 朝日文庫、1995、 ¥1、200- 著者の略歴-篠山紀信:写真家。1940年東京生まれ。1963年日大芸術学部写真学料卒。1961年日大在学中ライトパブリンティ写真部入社。1968年退社後フリー。主な受賞歴、日本写真批評家協会新人賞、講談社出版文化賞、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞など。主な写真集に「NUDE 篠山紀信」「オレレ・オララ」「スター106人」「激写・135人の女ともだち」「シルクロード」全8巻、「建築行脚」「シノラマ・ニューヨーク」「Water Frui」「Santa Fe」「Tokyo Nude」「Tokyo未来世紀」「少女革命」「篠山紀信二ユース」全4巻、「アンナ愛の日記」など多数。 中平卓馬(なかひら たくま):写真家、写真評論家。1938年東京生まれ。1963年、東京外語大スペイン語料卒。「現代
両大戦間期のフランスで活動したクロワ・ド・フー(火の十字団)については、野田宣雄『ヒトラーの時代 上・下』(講談社学術文庫)にちょこっと出てくるので、名前だけは知っていた。 要は、フランスのファシズム団体なんでしょ、という理解であった。 しかし、退役軍人ラロック中佐に率いられたこの組織は、実際は共和政体支持・合法路線の尊重・対独宥和政策への反対・反ユダヤ主義の拒絶などを特徴とする、保守中道志向の穏健な結社であり、他の右翼団体とはかなり多くの面で区別され得るものであった。 その実態を詳説し、ファシズム・イメージがなぜ塗り付けられたかを考察する本。 本書の主人公、フランソワ・ド・ラロックは熱心な王党派の人物を父にして生まれ、第一次大戦に従軍、戦後ソヴィエト・ポーランド戦争に派遣されたフランス軍事使節団の一員としてピウスツキ将軍と協力し、後にモロッコでアブデル・クリム率いるリーフ共和国の鎮圧に従
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