社内などのPCをリモートから操作する際に、ディスプレイで快適な入力ができるよう配慮したというユーザーインタフェースを搭載する。 NECは10月5日、Androidのタブレット端末やスマートフォンからオフィス内などのPCを利用するためのリモートデスクトップソフト製品を発売した。価格は年間保守サービス費用を含め、100ライセンスあたり30万円(税別)からとなる。 新製品は画面転送型を採用し、端末の紛失や盗難でも情報が漏えいする心配が無いという。端末にインストールして、VPNなどネットワーク環境を設定すれば15分程度で利用できるという。オフィス内などにリモートデスクトップ用のサーバを設置する必要が無い。 ユーザーインタフェースは、日本語入力の操作性、タップやピンチなどによる画面操作性を考慮したという。アプリケーションの画面サイズを変更できる専用ボタンや、画面の四隅の操作などの細かな操作を簡単に行
米Appleの故スティーブ・ジョブズ氏が1983年にコロラド州アスペンで開催された国際デザイン会議で行った講演の音源を、ブロガーのマーセル・ブラウン氏が自身のブログで公開した。 知人から入手したカセットテープの音源をデジタル化して公開したブラウン氏によると、この講演の音源は以前にも投稿されたことがあるが、質疑応答部分まで含まれるものではなかったという。この質疑応答で、ジョブズ氏は未来のコンピューティングについてさまざまな予測を披露している。 例えば、音声認識について尋ねられたジョブズ氏は、実現には10年かかるだろうと答えている。AppleはSiriで音声認識技術を採用した。 また、iPadのような端末について、「われわれが目指しているのは、どこにでも持ち歩け、20分で使い方を習得できる、本のようなコンピュータだ。このコンピュータは無線を搭載しており、データベースや他のコンピュータと接続でき
映像の中に人間が知覚できない方式でデジタルデータを埋め込んでおき、スマートフォンのカメラでその映像を撮影するとそのデータを受け取れるという技術である。例えばテレビに流れるCMに視聴者がカメラを向けると、クーポンを取得できるといった応用を想定する。 富士通研究所は、テレビやデジタルサイネージ(電子看板)などに表示する映像を媒体として使う新方式の情報通信技術を開発し、「CEATEC JAPAN 2012」(2012年10月2~6日、幕張メッセ)でデモを実演した。映像の明るさに、人間の目が認識できない程度の変調をかけることで情報を埋め込む。その映像を専用アプリを搭載したスマートフォンのカメラで撮影すると、情報を取り出せるという仕組みだ。2012年6月に発表済みの技術だが、一般公開は今回が初めてだという。 例えば、テレビCMに広告主があらかじめ情報を埋め込んでおき、視聴者がテレビの画面にカメラを向
富士通研究所は、「CEATEC JAPAN 2012」(2012年10月2~6日、千葉市、幕張メッセ)で、テレビやディスプレイの映像の中に情報を埋め込んで送信する技術を参考出展した。スマートフォンのカメラでこの情報を読み取ることを想定している。 例えば、広告主がテレビやデジタル・サイネージのCMにID情報などを埋め込んでおき、視聴者がこの画面をスマートフォンの専用アプリで撮影すると、CMに関連したクーポンやサイトが表示される、といった用途を想定している。2次元バーコードでも似たようなことを実現できるが、2次元バーコードの場合は意識的にバーコードを撮影する必要があるが、富士通研究所の新技術は、テレビの映像を撮影するだけで情報を取得できる。 富士通研究所の新技術は、人の目には認識できない微小な明かりを映像の中に埋め込み、この明かりを2段階の明暗で数十ミリ秒ごとに切り替えることにで「0」「1」と
IHS iSuppliが現地時間2012年10月1日に公表した市場予測によると、2012年におけるUltrabookの出荷台数は1030万台にとどまり、 同社の事前予測値、2200万台から半減する見込み。これに伴い同社は2013年の出荷台数予測を従来の6100万台から4400万台に引き下げた。 同社によると、これまでのところパソコン業界はUltrabookの認知度向上に成功しておらず、消費者需要を喚起できていない。価格帯も依然として1000ドル近辺で推移しており、まだ本格的な普及には至っていないという。 IHS iSuppliが考えるUltrabookの普及価格帯は600~700ドル。Windows 8を搭載し、価格がこの水準にまで下がり、さらにタッチスクリーンディスプレイなど消費者を引きつける機能を搭載するUltrabookが市場に出回れば、2013年には販売拡大のチャンスが広がる。しか
「経営統合を提案しようと腹をくくったのは『テザリングやりましょう』と言った、その瞬間だった」──イー・アクセスの完全子会社化を発表したソフトバンクの孫正義社長は、大型買収が十数日という電撃的スピードで進んだことを示唆した。イー・アクセスが持つ1.7GHz帯のLTEネットワークは、先月発売したばかりのiPhone 5でも利用でき、自前の2.1GHz帯サービスと合わせた「LTEのダブルエンジン」でNTTドコモ、KDDIへの対抗をさらに強化する計画だ。 買収は株式交換で行う。イー・アクセス株式を1株当たり5万2000円と評価し、ソフトバンク株式(1株当たり3108円)16.74株を割り当てる。イー・アクセスは年内にもソフトバンクの完全子会社になる見通し。イー・アクセスの東証1部上場は2月25日付けで廃止となる予定。 直近のイー・アクセス株価は1万4000円~1万5000円。今回の評価額から3倍以
米Googleは9月28日(現地時間)、Google MapsおよびGoogle Earthの更新状況を発表した。45度の角度から見た鳥かん写真の対応都市を増やし、一部地域の航空写真・衛星写真を高解像度に更新した。今回の更新で、日本の衛星写真も新しくなった。 同社は、米Appleが新しいマップアプリ搭載のモバイルOS「iOS 6」をリリースした前後に、Googleマップの新機能を頻繁に発表している。AppleはiOS 6からマップアプリのエンジンをGoogleマップから独自のものに切り替えたが、正確な地名が表示されないなどの問題が多く、28日には同社のティム・クックCEOがユーザーに謝罪した。 鳥かん写真を表示できる都市として、ピサの斜塔で有名なイタリアのピサ市やカナダのウィニペグなど、米国内の37地域と米国外の14地域が追加された。
米Appleのティム・クックCEOは9月28日(現地時間)、19日にリリースしたモバイルOS「iOS 6」のマップアプリについて説明するユーザー宛ての書簡を公開した。日本語版も公開されている。 クック氏は、「お客様に最高の体験をお届けする、世界で最高レベルの製品」というAppleの基準にマップアプリが達していないことを認めて謝罪し、「マップをより良いものにするために最善を尽くしています」と書いている。 そして、Appleがマップの改良に取り組んでいる間の代用ツールとして、アプリの「地図マピオン」と「地図 Yahoo!ロコ」(日本語書簡の場合)、そしてWebアプリ版の「Googleマップ」を紹介した。Googleマップはホームへのアイコン作成方法へのリンク付きの紹介になっている。英語の書簡では、アプリは米MicrosoftのBing他2本、WebアプリはGoogle MapsとNokia M
オリンパスとソニーは9月28日、業務・資本提携を結んだと正式発表した。オリンパスが実施する第三者割当増資をソニーが引き受け、ソニーはオリンパスの筆頭株主になる。メディカル事業での協力に加え、コンパクトデジタルカメラで基幹部品の取り引きやソニー製イメージセンサーのオリンパス製カメラへの供給などで協業を検討していく。 オリンパスは巨額の損失隠し問題で悪化した財務基盤を強化。ソニーは新規事業として医療事業の強化を図っており、内視鏡で世界的に強いオリンパスの技術やノウハウを活用していく。 オリンパスは2回にわたり、総額約500億円の第三者割当増資を実施し、発行済み株式総数の11.28%に当たる新株式を発行。ソニーは全額を引き受ける。 医療事業では12月中に合弁会社を設立。資本金5000万円のうちソニーが51%、オリンパスが49%を出資する。両社のノウハウや技術を融合、「既存事業の枠組みを超えた画期
ゼンリンは9月28日、スマートフォン向け「ゼンリン住宅地図」を10月1日から順次提供すると発表した。ビジネス用途別に月額制で提供。まずは配送業、建設業向けに「配送パック」「建設パック」を、それぞれ月額2100円(キャリア決済)で提供する。 ゼンリン住宅地図は、建物名称や居住者名まで掲載している詳細な地図。スマートフォン版は、スクロールや拡大・縮小など直感的に利用できるユーザーインタフェースや、ビル名称での検索機能、テナント情報を階数ごとに表示する機能などを備えた。 配送パックでは、現在地から500メートル以内の表札情報を検索して地図に表示する機能、建設パックでは、建設現場の資材置場や重機車両の停車場所などを地図上にアイコンで表示し、取引先や社内で共有できる「指定場所共有機能」を提供する。 AndroidとiOSに対応。ドコモ向けは10月1日から、au、ソフトバンクは11月からサービスをスタ
当サイトは最新ブラウザでの閲覧を推奨します。 Copyright (c) 2024 ASAHI INTERACTIVE, Inc. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. CNET Japanは、Ziff Davisからのライセンスに基づき朝日インタラクティブが運営しています。 CNET Japan is operated by Asahi Interactive under license from Ziff Davis. 個人情報保護方針 利用規約 運営会社 クッキーについて 広告について
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く